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起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下に残した遺産ーTrue Story~  作者: じょん-ドゥ


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48/60

第48話:果てない美への追及あるいはケモ耳しっぽ

おじいちゃんの経歴が暴露され

何ともいえない気持ちになった私…

 

「じゃあ、九条さんは何の研究をしてたんですか~」

 

今度はサキが九条さんに問いかける。

ってか本当にサキはすぐに仲良くなるな…

 

「私もマルチに研究していたけど、得意分野は、

 美容系の研究かしらね。

 例えば…」

 

九条さんがそう言って棚から薬瓶を1つ取り出して

私たちの前に置いた。

 

「これはその時に研究していた薬で

 別人のような美を探求するための薬よ」

 

「へ~、面白そう~これ試してもいいですか~?」

 

「ええ、一粒飲めば別人のような美を経験できるはずよ」

 

サキが早速薬瓶から三粒出し、

私とチカの前に一粒ずつおいて行った。

えっ?私達も飲むの?

「え~一緒にためそうよ~」なんて言っているが、

好奇心の虜になったサキには拒否という選択肢は

無駄なあがきだろう。

 

仕方なく、薬を口に入れお茶で流し込み、

サキとチカがそれに続けと薬を飲もうとしたところで

 

「あっ、注意事項として、薬を飲んだ後は、副作用が…」

 

と、九条さんが薬の注意事項をいまさら言った。

もう一度言おう、いまさら言ったのである。

私、飲んじゃったんだけど…

 

九条さんの注意を聞いてサキとチカは薬を飲むことを

止めた。ちょっとずるくない?…

飲もうって言ったのサキなのに…これじゃ

人体実験じゃないの…

と、その時私の体に強烈な違和感が、

何か頭と腰あたりがむずむずする

これが副作用?

 

ポンッ!

 

突如軽快な音が聞こえてむずむず感が消えた。

ふむ、今のが副作用なのかな?

 

「う、うらら…はぁ、はぁ、…」

 

なにやらサキとチカが私の方を見ながら

興奮気味に鼻息を荒くしている。

 

「うらら!かわいい~!なでさせて!」

「サキずるいわよ!、私にも触らせなさい!」

 

えっ!? なになに?何をなでさせるの?触らせるの?

動揺する私に九条さんが大きめの鏡を貸してくれた。

鏡をのぞきこんで…

 

「なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!!

 なんで頭から動物の耳がはえてるのぉぉぉ???」

 

私の頭の横に犬かキツネか分からないが

動物の耳がはえていた。

自前の耳もあるのにその上に動物の耳、

つまり耳が4つ?意味の分からない状態になっていた。

 

「うらら、とっても可愛いよ~ちょっと…

 ちょっとでいいから、触らせてよ~はぁはぁ」

 

「サキ、落ち着いて、少しだけまって!」

 

「うらら、私は尻尾を触らせて欲しい」

 

「しっぽ?」

 

チカに言われて体をひねりおしりの方に

目線をおしりに向けた。そこにあった物は…

 

「しっぽがはえてるぅぅぅぅ!なんでぇぇぇ!」

 

「うらら、もう我慢できないよ~」

「私も同意、もう自分を抑えきれない…」

 

「サキ、チカ、ちょっと落ち着いて、

 なんで、にじり寄ってくるの?目が怖いんだけど」

 

次の瞬間サキとチカはとびかかってきて

ほとばしる欲望を思い切り私にぶつけてきた。

 

「ぎゃぁぁぁ~サキ!耳を触らないで!、だめぇぇぇ

 口で耳をはむはむしないで!食べられないからその耳!

 チカもちょっと待ちなさいぃぃ!

 そんな強く尻尾を握らないでぇぇぇ!痛覚!

 そのしっぽ、痛覚あるからぁぁぁ!」

 

私の懇願もむなしく、

サキとチカの動物愛護精神が満足するまで

ケモ耳としっぽを蹂躙し続けた。

 

サキ!今、どさくさに紛れておっぱい揉んだでしょ?

チカ!しっぽだけじゃなくおしり撫でないでよ!

 

バロでも誰でもいいからこの状況

なんとかしてぇぇぇ!!!


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