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起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下に残した遺産ーTrue Story~  作者: じょん-ドゥ


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第36話:婚約の拒絶あるいはおっさんの下着姿

安室さんの結婚発言を受けて盛り上がる

安室さん、バロ、サキ、チカ…もう!こいつらは…

 

「安室さん!私結婚なんてまだ考えられないですから!」

 

「いやいや、お嬢ちゃんはまだ高校生だから

 まだ先の話だよ。

 とりあえず婚約って形で…」

 

こいつら…どんどん外堀を埋めにかかってやがる。

サキ達はさっきから「きゃぁぁ♡幸せにね!」なんて

騒ぎやがって…

バロ!こそこそと婚約指輪のカタログを広げないで!

だめだ、こいつらにははっきり言わないと…

 

「安室さん!貴方の息子さんには市役所で会って

 お話もしたことがありますけど、はっきり言って

 私のタイプではないんです!

 だから、息子さんとは結婚できません。

 ごめんなさい!」

 

はぁ、はぁ、ぶちかましてやった…

これであきらめてくれるか?

 

「そ、そうだよな、お嬢ちゃんの気持ちも無視して

 はしゃいじゃってすまない」

 

よし!安室姓との結婚は回避できた!

こら!サキとチカ!

心底残念そうな顔で「え~!?」とか言わないの!

 

「とにかく、今回の件は丸く収まったんですから、

 安室さんも早く制服に着替えてくださいよ!」

 

もうほんとにいつまで制服を着ているのか、

もしかしてそっちの趣味に目覚めてしまったのか?

安室さんは「おっと、これは申し訳ない」と言いながら

立ち上がり、元の服に着替えようとしたその瞬間

 

シュゥゥゥゥン

 

私の目の前で、いや…

私たちの目の前で制服が光と共に分解されていった。

「お、おい、なんだこれ!?」と安室さんも焦っているが

こっちはもっと焦っている。

 

光が収まった時には、安室さんは一糸まとわぬ…

いや違う…

 

「なんで、私の下着をきているんじゃぁぁぁぁ!」

 

そう制服が消えてなくなった後に残った物は、

私の下着…ブラとパンツを身に着けた安室さんだった。

あ、チカが安室さんの姿を見てフリーズしている…

サキ!写メは撮らないであげて!後生だから!

 

「ってかバロ!なんで制服だけじゃなく

 私の下着もつけさせたのよ!

 しかも私が気に入っていた下着じゃない!」

 

「おやおや、粒子変換率3%を

 引き当ててしまいましたね。

 レイ様の下着を着て頂いた理由は

 リアリティを出すためです」

 

こ、このぉぉ!さっきまでは良い執事だと思ったのに!

相続した中で一番大切だと思ったのに!

 

私の感動をかえせぇぇぇぇ‼‼

 

 

安室さんの着替えが終わった後…

 

「すまないお嬢ちゃん。

 この執事?さんに着ろといわれたもんだから…」

 

「わかってます。すべてはこの変態執事が

 全部悪いって事はわかってますから、でもね…」

 

なんだろ、

今回の件を解決するためにバロが行ったことは

ほとんど正解だった。でも、でもだよ…

ほとんど初対面だったおじさんに私が使っていた

下着を着られるのは嫌悪感しかない…

 

いや本当に、安室さんが悪いわけじゃないのは

わかってる、わかってるけど…

というか、制服が粒子になって消えなかったら

安室さんが私の下着を着ていたって気が付かなかった?

その後バロが洗濯をしてそれを私が着る?

 

酷い想像に私はブルブルと顔を青ざめさせる…

おぉ、腕に鳥肌が…

 

安室さんから下着を私が用意したビニール袋に

入れてもらった。なんか、もう、触るのも厳しいかも…

これはこのまま燃えるゴミの日に出そう。

絶対にそうしよう!

 

最後の騒動?が終わって、安室さんは何度も

頭を下げながら帰って行った。

これでこの事件は解決だ…

 

後は、バロ…

バロにはお仕置きを、

お仕置きを絶対するんだから!


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