表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結済】ウソつき賢者の領地再建  作者: 秋月心文


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/62

大神官がやってきた

 大神官がやってきた。

 ドドソソ・ララソの親戚らしい。2人一緒に、領主館タワマンにやってきた。


 大神官に相応しいキラキラの衣装に身を包んでいる。

 背丈は140cmくらいだろうか。

 背が小さいのがコンプレックスなのか、

 見るからに20cmほどの上げ底シューズを履いている。

 無理やり背伸びしてる子供っていう印象だ。

 顔立ちはとてもきれいだ。

 女性かな?


 服は、とにかくキラキラだ。名前まで……

 ファファミミ・レレド大神官という名前らしい。

 きらきら星だったら「お空の星よ」のあたりかな?

 まぁ、神官らしい名前かもしれない。

 ドドソソ・ララソの次がファファミミ・レレドなら、今度はソソファファ・ミミレが来るのだろうか?

 もしも、3人揃ったら、本当にきらきら星だな。


 フルネームで呼ぶのも失礼かもしれないので、今後はレレド大神官とお呼びしよう。


「お前、改宗したがってたし……」

 ドドソソ・ララソがドヤ顔でいう。

「いやいや、違うぞ」

 ネコにモテてた理由がわかったから、改宗するつもりはない。


「教会を建ててくれるそうだ」

「え?」

「さっき、一緒に下見してきたんだ」

「おい!」

 一体どこを下見?

「この領主館の近くに建ててくれることになった」

 この近くかよ!

「いつの間に!?」

「だから、さっき」

「俺に断りもなく?」

 勝手に進めないで欲しい。


「いいじゃん。教会はいいぞ」

「はぁ……」

 なんで、俺の周りは、言うこと聞かないやつばかりなんだ。


「ところで……」

 レレド大神官は、かわいい声で口を開いた。

「この領は、魔王領に下ったのですか?」

 なんだか、怖いことを言いやがる。


「いえ、そんなことありませんよ」

 はいって言ったら、敵認定じゃねぇか。


「本当に? 何だか魔王領の建物に似てるんですが……」

 そりゃ、魔王軍幹部のローラが建てたからな。


「そうなんですか、魔王領は行ったことないので、わかりませんが」

 事実だよ。ウソは言ってないよ。


「絶対、魔王領の技術で作られてますね?」

「そんなところに依頼したことはありませんが」

 勝手に建てられたけどね。


「おかしいですね。こんな建物、建てられるとは思えないのですが」

 しつこいな……


「うちの職人は優秀なのですよ」

 俺は領主館の外に連れ出し、自慢の馬車を見せた。

「こんなのも作ってるんです」

「ほぉこれは、なかなかに変態的なすごさですね」


 褒めてるのか? けなしてるのか?


「でしょう」


「なるほど、確かにふつうではない技術をお持ちらしい」

「とりあえずは信じましょう。今のところは……」

 怖っ……

 早く話を終わらせて帰ってもらいたいな……


「教会は、あそこに建てましょう!」

 いや、勝手に決められても困るのだが……。

 だが、こじれるのも嫌だ。

 何より、早く帰って欲しい。


「そうですか……」

 やめてくれ。


「神官も派遣しましょう。ボクやドドソソの親戚です」

「お名前は」

「ソソファファ・ミミレ神官です」

 やっぱりか。

 っていうか、次に来る神官も「きらきら星」か!

 「2回繰り返す部分」か


「ボクは男の娘ですけど、ミミレ神官は女性です」

 その情報必要?

 てか、お前、男の娘だったの?


「あ、新しいグッズができました。記念にどうぞ」

 最後にレレド大神官は新しい推しグッズ(うちわ)を渡していった。

――ウルス復活、神術修行中!――

 と書かれたうちわだ。

 もう、手足が戻ってるじゃん。

 えぇ、何これ。

 なんか怖い

……嫌な予感しかしない。

--------------------------------------------

・・ 次回 毎日 20:00 公開 ・・

--------------------------------------------

 お読みいただき、ありがとうございます!


 少しでも楽しんでいただけましたら、

 ★や【ブックマーク】で応援していただけると、

 今後の創作活動の励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ