4話 闘いの日々
変身してから数週間。
五人の魔法戦士は、それぞれ学校生活を送りながら、街の平和を守る毎日を過ごしていた。
ある日の放課後。
主人公のステッキが淡く光る。
「反応だ!」
五人は待ち合わせ場所へ集まり、人目のない場所で円陣を組む。
「みんな、準備はいい?」
全員がうなずく。
「パワーオン!」
五色の光が舞い上がり、五人は魔法戦士へと変身した。
公園では黒い霧から魔物が現れ、人々は逃げていく。
「私たちが引き受ける!」
青の戦士が水のバリアで避難する人々を守る。
赤の戦士が炎の一撃で魔物の動きを止める。
緑の戦士が風で敵の体勢を崩し、黄色の戦士が光の閃光で隙を作る。
最後は主人公が小さい光を放ちひょろひょろって飛んでいき命中し、魔物は悲鳴を上げ死んでいった。
「今日も無事だね。」
「連携がどんどん良くなってる。」
数日後。
今度は商店街に二体の魔物が現れる。
「二手に分かれよう!」
主人公と青の戦士が一体を引きつけ、赤・緑・黄色の三人がもう一体へ向かう。
お互いに声を掛け合いながら連携し、二体とも短時間で殺すことに成功した。
商店街には特撮の撮影していると勘違いされた。
「サインください!」
みんなにサインし、五人は少し照れくさそうに笑った。有名人気取りだった。
その後も、森や駅前、河川敷など、街のあちこちで敵が現れた。
しかし、五人は日々の特訓の成果で、落ち着いて対処していく。
「左をお願い!」
「任せて!」
「今だ!」
息の合った動きで敵を包囲し、次々と殺していった。
戦いが終わるたびに、小さな女の子は嬉しそうに拍手する。
「みんな、本当にあなた強くなったね。」
主人公も笑顔で答えた。
「最初は戦うのが精一杯だった。でも今は、特訓し努力したから戦える」
夕暮れの街。
五人は並んで歩きながら穏やかな時間を過ごしていた。
しかし、その様子を遠くの高い塔から見つめる影があった。
「下級の魔物では歯が立たないか……。」
黒いマントをまとった敵の指揮官は静かに立ち上がる。
「ならば次は、精鋭部隊を送り込もう。」
新たな試練は、すぐそこまで迫っていた。




