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異世界に来たら召 喚スキルがありました  作者: ふぅみ


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64話

 森の中の錬金術師の家からセルセラの街に戻ったのは、初心者講習を終えた日から4日後、しかも夜だった。夜目スキルのおかげで夜間飛行も平気ではあったが、うっかりすると門を潜れなくなるところだった。


 あと10分で門を閉めるところだったぞと門番に注意されてしまったのだ。門限があると知らなかったため、冷や汗をかいた。


 もし帰りが遅くなってしまって門が閉まってしまったらどうすればいいですか? と確認してみたら、門の近くで野宿だなと笑いながら言われた。帰りが遅くなって間に合わなさそうだと思ったら、どこかひと目につかないところでステルステントでも出せばいいけれど、今後は気をつけようと思った。


「おはようございます」

 やや遅めの朝にギルドに向かうと、セルビナさんに睨まれた。

「ビギナーズを卒業出来たからと言って、のんびりしすぎじゃないの?」

「…すみません」


 色々忙しかったのだが、言えば言い訳になるだろう。


「ヒロヤ君、悪かったわ。何日も姿が見えなくて、少し心配しただけなの」

 キツイ言い方を反省しているセルビナさんに、こちらも反省。

「…はい。心配してもらってありがとうございます」

 森の家に帰る前にはきちんと不在予定を伝えることにしよう。


「それで、今日はどうするの? クエストを受ける? それとも、相談でもあるかしら?」

「とりあえず、常設の納品をお願いします」


 以前、余分に収穫していた薬草とピアッシュの訓練がてら森で獲ってきたウズラに似た鳥を2羽納品することにする。

「あら、休んでいたわけじゃなく森に行っていたのね」


 このウズラっぽい鳥は小さいので肩掛けカバンから取り出してもおかしくはない。小さいためとれる肉の量は少ないが味がいいらしく、そこそこ人気が高い鳥だった。しかも生息範囲は広いからどこで捕ってきたものなのかバレにくい、ハズ。


「助かるわ。前にも言ったけど、鳥類は品薄なのよ」


 薬草も含めささっと査定して、セルビナさんは買取表を作ってくれた。

「確認してくれる?」

「はい、これでお願いします」

 サイン欄に名前を書いて返却すると、その場で支払いをどうするか尋ねられる。全てカードに預けることにして、冒険者カードを渡す。


「はい、入金しました。確認してください」

 返却された冒険者カードで残高を確認して頷く。しばらく薬草と鳥メインでいくつもりだが、何かいい依頼がないかどうか確認しようとボードの方へ向かおうとしたら、セルビナさんに呼び止めた。


「ヒロヤ君…」

 内緒話でもあるのか、小声になった彼女にカウンター越しに近付く。

「お祝いの話…今夜はどうかしら?」


 セルビナさんのおごりで食事に行こうと誘われていたあれだ。

「分かりました。時間と待ち合わせ場所を決めてもらっていいですか? 合わせます」

「ありがとう。じゃあ今夜8時にレーレルの前で。…遅くなってごめんね」

「いえ、大丈夫です。…では、8時に」


 借りている部屋の下の店舗で待ち合わせるなら、麦味噌料理のマニムニ食堂にも近い。

 依頼ボードを一通り確認してみるが、赤銅ランクで受けられるいい仕事なんてないわけで…仕事の依頼とは別に今森で何か異変は起きていないかといった情報収集のためだけにランク上のボードもチェックしておく。


…特にナシ、か。


 異世界物テンプレのスタンピートの兆候なんてあるはずもなく、明日からも常設の依頼でいいなと思っただけだった。

 ギルドを後にして、市場へ向かう。以前にも購入した牛乳と卵のお姉さんを発見。運よく残っていた卵と牛乳を全て買わせてもらう。午前中なら残っているかもしれないんだな。定期的に市場をチェックしよ。


 今はまだ在庫として多くをため込んでいる状態だが、そのうち大量消費する日が来るはず。プリンの他に、アイスとか生クリームとかホイップクリームとかいろいろ作りたいと思っている。自家製バターやチーズとかも時間があれば作ってみたい。


 牛乳をそのまま飲むのももちろんいいが、チーズが出来れば色々な料理に使える。パンに練りこむだけでもいいし、スライスしてパンに挟んでもいい。パンに乗せてから焙って、チーズがとろとろの熱々状態になったところで齧り付くのも最高だ。もちろんそのまま食べるのも好きだ。


 グラタンやカレーのように食べたくてもレシピを知らない料理は多い。もともと母親に作ってもらうことを当たり前のように思っていて、自分で作ることもなければレシピを知ろうとしたこともなかったから、食べたくても再現できないのはある意味自業自得かもしれない。

 それでもこの世界にはない、簡単なものであれば元の世界の料理や菓子をいくつか再現できるようになった。料理スキルを獲得したおかげで、なんとなくで作れるものがあるのは素直に嬉しい。


 あれこれ望んだところで失ったものすべてを取り戻すことなど不可能で、不可能なりに可能性を広げていければ…それはそれで頑張ったと胸を張っていいんじゃないだろうか。


 こねくり回したようなことを言ってるけど、飾らず言うと「あれ食べたーい! これ食べたーい! でも、無理だからあきらめるー! あきらめるけど、ソレっぽいものは作ってみるぜ!」ということだったりする。


 あーお腹減ったー! 


 昼時なのでおっちゃんの屋台へ行く。今日も行列のできる屋台になっていた。少し離れたところで様子を見ていたけど、ひとりでもなんとか回っている。ずっと手伝うわけにはいかないのだから『頑張って』と陰からエールを送るだけでその場を後にした。


 この時間に混み合っている店は美味しいだろうと期待して入ってみた食堂は、残念ながらハズレだった。俺にとってはハズレだったが、常連っぽい男連中にとってはアタリなのだろう。そう、この店はカワイイ女給さんが三人もいる店だった。

 マズくもないが、美味しくもない定食を食べ終えたらさっさと店を後にする。カワイイ女の子が嫌いなわけじゃないけど、媚びを売るのに慣れた女の子はあまり好きじゃない。

 彼女たちも生活がかかっているのかもしれないが、飯屋で落ち着いて食事が出来ないのは嫌だ。来る場所を間違えたという気になる。


 広場は屋台や露店が並ぶ場所でもあるが、市民の憩いの場になっている。誰でも座ることのできるベンチに座って、ホッと一息ついた。お年寄りや子供連れがいたら席を立とうと辺りを見回してみたが、ベンチに座りたそうにしている人はいなかったからしばらく休憩させてもらうことにした。


 ボーッと周囲を見回していると、見慣れたお婆さんの姿を見かけた。エミナルおばあちゃんだ。買い物に来たのか、両手に篭を下げて重そうに歩いている。


「エミナルおばあちゃん」

 駆け寄って声を掛けるとお婆ちゃんは足を止め、不機嫌そうにギロリと睨んでから「ああ」という表情を浮かべた。良かった。覚えていてくれたみたいだ。


「買い物? 重そうだからうちまで運ぶよ?」

 いきなり荷物に手を出すことはしない、ちょっとだけ手を差し伸べる感じた。


「近寄るんじゃないよ! お節介なんていらないよ!」

 籠の中身は牛乳や油などの液体いりなのか壺が4つ並んでいる。この世界は量り売りが主流だから、自宅から壺を持っていくのだ。俺はいつも樽や壺ごと買うけど、マジックバックを持たない人にはそんな買い方は出来ない。


「重そうだね。俺、エミナルお婆ちゃんの家の近くまで行く用事があるから、ついでに運ぶよ?」

「そんなこと言って、盗むつもりだろ。分かっているんだよ!」

「そんなことしないよ。ついでなんだよ、ホントに。どうせそこまで行く用事があるんだし、ね?」

「煩いよ!」


「ね、お願いだから信じて。ついでに運ぶだけだから。お使いクエストの練習をさせてもらえると嬉しいな」

 お使いクエストと言ったからか、反発力が弱くなった気がする。

「…金は払わないよ」

「うん、お金はいらないよ。仕事じゃないんだから」


 エミナルおばあちゃんはまじまじと俺の顔を見た。

「本当に金は払わないからね!」

「うん、貰わないよ」

「絶対、払わないよ!」

「うん、お手伝いしたいだけ。お金はいらない」


 どうしようと迷っている様子を見て、ここは強気にいく。

「その籠、両方とも運んでもいい?」

 そう言いながら籠に手を掛けると、実際に重くて大変だったのだろう。おばあちゃんは「絶対に落とすんじゃないよ!」と叫びながら、手の力を緩めた。


「家に帰るだけ? このあと、どこか寄り道する?」

 話し掛ける言葉は出来るだけ柔らかく。そして笑顔で話しかける。


「…ついてきな」

「うん、分かった」

 確認しておいてよかった。まだ寄り道したいところがあったみたいだ。


 お節介な子だと顔には書いてあるが、お婆ちゃんはふんっというように鼻息荒く顔の向きを変えただけで歩き出した。

「さっさとついてきな」

「うん。ついていくね」

 お婆ちゃんに俺がいることを感じてもらえるほど近く、やや後ろをついて歩く。離れすぎて荷物を盗まれると思われても困るし、べったりだとうっとおしいと困惑される。君江お婆ちゃんと過ごした経験を生かして、つかず離れずでついていくと、お婆ちゃんが立ち寄ったのは生地や糸を扱う店だった。


 すでに持っている生地や糸は色鮮やかなものだったり品質が良いものだったりするので、色合いが地味で品質も庶民向けのハギレや糸は俺も欲しい。お婆ちゃんの横で真剣に選んでいると不思議そうに聞かれた。


「なにやっているんだい」

「なにって…ついでに、買い物?」


 まじまじと俺の顔を見て、は? という顔をされた。


「まさかとは思うが、あんたが生地や糸を買ってどうするんだい?」

「えーと、小物づくり?」

「あんたが?」

「うん。他にも、料理をするのも趣味なんだ。知ってるレシピは少ないけど」


 呆れたというように首を振る。

「変わった子だねぇ。なんで冒険者なんて始めたんだい」

「…んー、なりたかったから」


 お婆ちゃんは俺を睨みつけた。

「気に入らないね。冒険者なんてなるもんじゃないよ!」


 荒々しく生地と糸を手にするとお婆ちゃんは店員を呼んで会計をした。俺も急いで会計を済ませると、すたすたと店を出ていくお婆ちゃんの後を追った。

 かなり気分を害しているのが分かる。話し掛けるなオーラに包まれているお婆ちゃんの後に続いて無言で歩を進める。家まで荷物持ちに徹すると、エミナルお婆ちゃんは玄関先でありがと後も言わずに俺から籠をひったくった。


「ふんっ!」


 そう言ってぷいっと顔を背けると、よたよたと籠ふたつを重そうに持って家の中へ入っていく。

 パタン! と荒々しくドアを閉めて、姿を消したお婆ちゃんの後ろ姿を見送り、無事に吹き出し笑いをせずに済んだと身体の向きを変える。


 なんだか、カワイイよ。君江おばちゃんそっくりで。


 機嫌を悪くするとぶいっと顔を背けたり、口元をへの字にしたり。憎々しげに睨んだかと思えば、様子をおずおず伺うようにして見上げたりと…表情の変化が分かりにくいようで分かりやすい。態度もそうだし、雰囲気もそうだし、これから先…俺に慣れてくれたら君江お婆ちゃんみたいに可愛がってくれるのかなぁと思うとわくわくする。


 なかなか懐かない野良猫を懐かせるのは得意みたいだな、と君江お婆ちゃんの幼馴染の源治じいちゃんに言われたっけ。


 さてと、せっかくだから買ったばかりのハギレで何か作ろう。何がいいかなぁと考えながら借りた部屋に戻る。


 この世界にはナイロン袋はないから、クッキーを入れておくのは瓶か缶か袋になる。保存という意味では瓶や缶の方が湿気なくていいが、気軽にプレゼント用にするなら布の袋一択だ。不思議なことに紙の方が高い。


 洋服の値段は高いがハギレは安い。庶民は古着をリメイクすることもあるからハギレはよく利用されているが、パッチワークでベッドカバーを作ることはない。せいぜい縫い合わせてもクッションカバー程度の大きさにするぐらいで、ハギレの用途が限定的であることが値段が安い理由になっていると思う。


 裁縫スキルをオンにして、布だけで袋を作る。巾着袋の絞りの紐も細く切ったハギレで作ってしまう。ミシンはないから、ひたすらチクチクと手縫いだ。無心になれる単純作業は嫌いじゃない。


 1時間ほどで12袋出来た。これにこの前作ったばかりのクッキーを入れるつもりだが、その前に洗浄スキルで綺麗にして…よし。

 5枚ずつクッキーを入れて巾着を絞ってから、再びアイテムボックスに収納する。残りは自分用だから自作の瓶にそれぞれの味ごとに分けて入れておく。


「ああ、オーブンを使わないから飴は作らなかったんだ」

  この部屋で甘い匂いを振りまくわけにはいかない。シェルターに移動して少なくなっていた飴づくりをした。

 コーヒーキャンディも今回は作り置きした。食べるときも匂いが強いからこっそり舐めることになるが、いい感じに出来た。砂糖をかなり消費してしまったけど、仕方がない。


 そういや、キャラメルってどうやって出来るんだっけ? 材料は牛乳と砂糖? 他なんだっけ? んー分からない。プリンのカラメルが砂糖を煮詰めたものなのは知っているが…。お菓子の本が欲しい。自作しないとこの世界にお菓子はほとんどないんだよ。クッキーやパンケーキはあるみたいだけど、クオリティが低いんだよね。簡単に作れる飴でさえ、男爵母娘に喜んでもらえたぐらいだ。


 そもそも、砂糖が高い。高すぎるからスイーツが発展しないのかもしれない。


「そういや…」

 異世界物転生あるあるで、砂糖の代わりに色々なものを利用していたっけ。メープルシロップ。はちみつ。甜菜糖。麦芽糖。

 その中でも、麦芽糖が一番安く簡単にできていたなぁ。


「知っててよかった。読んでいてよかった異世界本」

 教科書代わりにも料理本代わりにもなっているよ。本を読むのって無駄にならないってことだよ。知識の宝庫に万歳だね。

  

「大麦ともち米が一番甘いんだったな。米はあるけど、芋の方が安く手に入るし…トウモロコシはまだ見かけてない」

 米は大量にあるが、追加購入できるあてはないから大事に食べたい。アイテムボックスに入れておけば10年でも20年でも品質は悪くならないのだから、砂糖代わりに使うのはもったいない。


 確か、麦芽糖の作り方は…大麦を洗って丸一日水に浸けたままにする。浸けっぱなしではなく、途中で水を入れ替える。水切りした大麦を湿らせた布に包み、陽の光が入らない暗い場所に安置して発芽を待つ。1週間ほどで芽が出てきたら乾燥させて香ばしい香りが立つようになったらOK。

 乾燥させた麦芽をミルで細かく粉にして、後は水を加えて煮るんだっけ。

 温度や時間の細かいことを忘れたから失敗するかもしれない。誰だよ、一番簡単だって言ったのは。コストは安くても、手間はかかる。だが、イチから育てることを思えば…簡単、なのか?


 甜菜糖も甜菜があれば楽かもしれないけど、育つまでに時間がかかる。サトウキビもどこにあるか分からないし、育つまでに時間がかかる。メープルシロップのメープルだって寒い地方じゃなきゃ育たない木のはずだし…そうすると、一番簡単なのってハチミツか? いや、ハチミツといったら蜂の集団だ。危険なうえ、ハチの巣を探すのが大変じゃないか?

 んー。冒険者がハチミツ採取をするのもある意味定番なんだけど…ハチの巣か。


 あれこれ考えていると、世界基本知識さんが見かねたように教えてくれた。


 ※この世界のハチミツ採集は冒険者の仕事になっています。蜂は肉食のキラービーと花蜜食のフラワービーの二種類で、共生関係にあります。


 共生?


 ※蜜を求めるのは人族だけではありません。密に誘われた人や獣を狙って、キラービーが襲い掛かるのです。


 なるほど。ハチミツが欲しかったらキラービーを相手にしないといけないわけだ。


 フラワービーは刺してこない? 毒がある?


 ※フラワービーには毒針はありませんがお尻の小さな針で近寄ってきた人や獣を刺して攻撃、巣を守ります。

 

 やっぱり刺すのか。そのうえ、キラービーの毒針と噛みつき攻撃も加わる、と。怖いな。


 ※森に花が咲きほこる初春からフラワービーの活動が盛んになり、6月頃から巣立ちを始めて新しい巣が増えます。探すのでしたら、これからの時期が狙い目になります。


「なるほど」

 それはいいことを聞いた。麦芽糖にもチャレンジしてみるが、ハチミツ採集にもトライしてみよう。幸い、結界石が手に入ったのだ。これは狙ってみてもいいんじゃないかな。


「まだ5時過ぎか…」

 セルビナさんとの待ち合わせは8時だ。時計スキルのアラームを7時50分に合わせておく。


 小腹が空いてきたので保存食作りを兼ねておにぎりを作ることにする。ご飯は鍋で炊く。炊飯器が欲しいが、コメが主食でないこの国で炊飯器の需要は全くない。土鍋も見たことがない。


「ラップもないから茶碗代わりの小さいスープ皿で1食分を測って…」

 洗浄済みのハキロの葉で包んで軽くにぎにぎ。丸おにぎりにして、そのまま収納。味付けなしをアイテムボックスに収納したら、次は塩むすび用のご飯を炊く。塩むすびが出来たらご飯のおともづくりだ。

 採取したノリを洗浄、念のため浄化。呪い以外に有害な菌を死滅させることも出来るんだと分かったんだよ。森の中の一軒家で良かった、と思ったね。滅菌できると分かったとき、嬉しすぎて大声で叫んでしまったんだよ。これまでサルモネラ菌が怖くてマヨネーズを作るのに二の足を踏んでいたんだから、そりゃ「よっしゃー!」と叫ぶって。



 のりを佃煮にしたら、滅菌済みの瓶に入れておく。まだ熱いままなのでしばらく放置。ほどよく冷めたらアイテムボックスに保管することにして…


 リンゴ、桃、、アンズ、バナナ、オレンジ、ナツメ…元の世界のモノに比べるとちょっと違うがよく似たフルーツは市場でも売っている。そのまま食べるのもいいけど、ドライフルーツにすると甘みが増すんだよ。

 ドライフルーツを作りながらつまみ食い。あれこれ作っている間に7時過ぎているけど、つまみ食いで空腹は抑えられている。


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