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調和の王〜影から継がれたもの〜  作者: 俐月
5章

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リーベ誕生日番外「もう一度、春へ」

 


 春がやってきて、しばらく経つ。

 アプロニア(四月)も、もう中旬だ。


 たまに、思い出したように朝夜は冷え込む日もとあるが、それは逆にルシウスに冬を思い出させてくれたりもした。



「そろそろ半袖でもいいかもねぇ」


「まだ早くないですか?」


「動くとほら、暑いじゃん?」


「それはそうですけど。服買いにいかないといけませんね」



 あと少しすると彼は、暑いと文句を言い出すんだろうな。

 シュトルツと共に、日用品を買いに出かけていたルシウスは、そんなことを思いながら頷く。


 どうせなら、今ついでに服を買った方があとで面倒じゃない。


 手ごろな雑貨や服飾を取り扱う店はすでに通り過ぎてしまっていたため、引き返すか悩んで足を止め――振り返った時だった。天啓を得たような衝撃がルシウスの頭を突き抜ける。



「……リーベ!」


「え? あいつの気配なんてしないけど……いないじゃん」


「いや、そうじゃなくて!」



 同じように後ろを見たシュトルツに、ルシウスは暦を浮かべて訴えた。



「たしかリーベって、二十八の日に誕生日でしたよね?」


「あ~、そうだったっけなぁ。どうだったかなぁ。覚えてないなぁ」



 空を仰いで、本当に考えている様子の彼に、思わず口を引きつった。



「何年一緒にいて、仲間の誕生日覚えてないんですか……」


「エーレさんの誕生日はしっかり覚えてるから」


「すっかり忘れてました。貴方はそういう人でしたね」



 少しも悪びれた様子のないシュトルツに、ルシウスは嘆息を吐き出す。

 リーベの誕生日……どうしよう。









「ああ、直に私の誕生日か」



 予想通り、彼も、自分の誕生日をすっかり失念していたような声をあげた。


 シュトルツの時はリーベに相談したし、エーレの時は報されすらしなかった。なので、今回ルシウスは直接本人に尋ねることにした。



「リーベもやっぱり、祝われたくない人ですか?」



 彼に配りにきた日用品を、テーブルに置いて尋ねる。彼は感謝を挟んで言った。



「そういうわけでもないんだが。それほど重要視する日でもなかっただけなんだ」


「何か欲しいものとかってないんですか?」



 控えめに聞いてみると、数瞬、彼は考えるような沈黙を置き、窓の外を見た。



「欲しいもの……はないが、そういうことなら、少し我が儘を言っても許されるだろうか?」


「わがまま?」



 意外だった。あまりにも意外で、ルシウスは彼を凝視していた。

 静かな拒絶と共に「気持ちだけ受け取る」という返答を予想していたからだった。



「ここより北の地に、山や丘に囲まれた場所があるんだ。いつかまた行きたいと思っていた」



 外を眺めたままの彼の声色には、郷愁が滲みだしていた。

 ルシウスはその背とテーブルの上を見て、一階にまだいるだろう仲間を思浮かべると、即座に踵を返す。



「エーレたちに言ってきます! ここにいてくださいね!」



 勢いあまって廊下に飛び出した途端、後ろで思ったより大きな音で扉がしまった。

 その音にすらも急かされるように、ルシウスは階段を駆け下りる。


 リーベがこうして、何かしらの望みを口にすることはあまりにも少ない。

 何が何でも、彼の誕生日を良い日にしよう。


 一階に降りると、運よくレギオンに留まっていた二人の姿を見つけた。










「却下だ」



 ルシウスが全てを言い終えるよりも早く、エーレがそう遮った。



「話は最後まで――」


「どこか知らんが、北に上るなら小旅行になるだろ。そんな時間はない」


「霊奏があるじゃないですか!」



 思わずテーブルを叩きそうになりながら、大声を出してしまったルシウスは、咄嗟に口を閉じて、周りを見た。

 テーブルの先では、椅子にかけたエーレが、心底面倒くさそうに脚を組み替えた。



「あのなぁ。お前、行ったこともない場所に、霊奏で飛べる自信あるか?

 俺とシュトルツの霊奏移動は自分の身しかできない。リーベに関しては三人までだ」



 リーベが往復する手もある。霊奏の長距離移動はただでさえ、生命力の消費が激しい。

 行って帰るまで、リーベに四往復させる羽目になる。


 ルシウスは押し黙った。順当に荷馬車で行くとしても、北側は高低問わず、山岳地帯が多い。



「別に今すぐじゃなくても、そっち側にいくことがあれば、ついでに寄ればいいし。どうしても行きたきゃ、あいつがひとりで勝手にいくだろ」


「でも、リーベが珍しく言ってるんですよ?それに誕生日なんだから、全員で行かないと意味ないじゃないですか!」



 引き下がらないルシウスに、エーレは大きなため息と共に肩を沈めた。



「お前にとって誕生日が、価値のある日ってのはわかってる。だけど、それとこれとは別だ」



 ルシウスは彼の隣に座るシュトルツに、助けを求めるような眼差しを送ってみた。



「まぁ」 彼は天井を仰いで、首を捻る。 「手だてがないこともないけど」


「なんですか!」



 前のめりになった時、エーレが激しく眉を寄せてシュトルツを睨んだ。

 シュトルツは一度そちらを一瞥し、そろりとその視線を逃れて言った。



「その日までに俺とエーレさんが、リーベに座標を教えてもらって、飛んでみて……当日はリーベが、お子ちゃまを連れて行けばいいんじゃない?」


「お前、余計なこと――」 「シュトルツって天才ですね!」



 エーレの反駁よりも早く、ルシウスが両腕をテーブルに体重を乗せて声が上げる。



「そらぁ、俺は天才だから……」



 シュトルツは、賞賛と得たとは思えない小さな声で答えながら、気まずそうにエーレから首を背けた。

 しかし、思い直したように、彼はエーレをそっと見ると、


「ほら、春だし?いいじゃん、たまにはえーと……遠足?ね?」と、宥めるような声をかけた。


 ルシウスも何度も頷きながら、エーレへと強い視線で訴えた。

 彼は二人を遠ざけるように何度も手を払うと、うんざりしたように言った。



「ああ、ああ、わかった。行きゃあいいんだろ。今回だけだからな」



 咄嗟に拳を握ったルシウスは、すぐさまテーブルを離れた。



「二言はありませんからね!」



 立ち去る寸前で足を止めて、釘を刺した彼は、降りてきた時よりも早く、階段を駆け上がった。







 ◇◇◇






 柔らかな風が吹き抜ける。そこは山と丘に囲まれた広大な土地だった。


 首都よりも更に北、小さな山岳地帯を超えた先の町から、徒歩一刻半のところにある、この地域ではそれなりに名の通った観光名所らしい。

 春には色とりどりの花を咲かせ、秋には季節の花と紅葉を見せてくれる。夏には貴族が避暑地に使う別荘が近くにあり、大きくない町ではないが、豊かな地域である。


 そう説明してくれたリーベが先導し、目的地にたどり着いた途端、ルシウスは広大に広がる幻想的な風景に、息を詰めた。



「すごい……」



 一面に広がったのは、空を同じ色の花畑だった。

 町の人の手入れが行き渡っているのだろう、花畑を囲む煉瓦が、周りに低く積み上げられている。

 それだけではない。奥には、今にも淡い桃色の花を咲かす木々が、ずらりと横並びに整列していた。



「すごいねぇ、これは絶景だ」



 一歩進み出たシュトルツがぐるりと辺りを見渡す。

 その更に前方で、しゃがみ込んだエーレが青い花へと手を伸ばしていた。



「これだけの瑠璃草は初めて見たな」


「瑠璃草っていうんですね」



 ルシウスはその隣にいくと、花を近くで見るべく、両膝を折った。


 五つの花弁が同じ方向に、端を重ねながら綺麗な円を描いている。小ぶりで可憐な花だ。中央にある白の模様は青の花の中に、もう一輪花が咲いているようにすら見える。


 絵本に出てきそうな淡い青、はっきりと色を主張する鮮やか青、同じ花でも近くで見ると少しずる違う色をしていた。その中に紛れて、真っ白な瑠璃草もある。


 口から、思わず感嘆の吐息が漏れ出る。

 視線をあげると、桃色が天と地の青に囲まれていた。



「あの木は、なんていうんですか?」



 問うたルシウスの隣にリーベが並んだ。彼は遥か遠くを見つめて答える。



「あれは夢見花という。ひと昔のこの土地の豪商が、外の大陸で気に入り、輸入してきたらしい」


「外来の木なんですね」


「ああ」 彼はこちらへと手を差し伸べてくた。 「近くに行ってみよう」









 その並木道の、裏側には小川が流れていた。

 観光客の姿も多く、皆珍しいものでも見るように、木を彩る小さな花に釘付けになっている。


 近くまで行ってみると、思った以上に花弁の桃色は薄く、更に儚さを感じた。



「サクラだったか?」



 エーレはひとり先に、並木道を奥側へと歩いていきながら、ぽつりとこぼした。

 彼に倣ったリーベは、「ああ」と、少し後ろまで追い付くと答えた。



「あちらではそう呼ばれているらしい」


「俺の知ってる限り、この時期には散ってるはずなんだがな」


「その豪商という男は余程商才があったようだ」


「この土地の気候だからこそ、開花が瑠璃草と被たってことか」


「もともとは完全にその男の個人的な趣味だったようだが」



 美しさについてよりも先に、この絶景を用意した豪商の話を始めた二人。

 ルシウスは苦笑しながらも、一度足を止めて、ゆっくり辺りへ視線を巡らせた。



 左側には、一面の青が、上下問わずに続いている。

 右上に目をやると、桃色の花が空の中に揺れていて、足元にはあらゆる春の草と花の姿もあった。そして耳には、小川のせせらぎ。


 全てが全て、あまりにも美しく、見れば見るほど、現実感から遠のいていく感覚がする。

 数刻前まで首都の喧騒の中にいたのが、嘘だったみたいだった。



「そういえば――」



 リーベはこの土地になんの思い出があるんだろう?

 彼が誕生日に()()()を言ってまで、来たがったのだ。



「リーベはここに来たことがあるって言ってましたけど」



 ルシウスの問いに足を止めて一度は振り返った彼が、ふと並木道の奥側を仰いだ。



「もう少し先に、私の行きたい場所があるんだ」



 再び歩を進め始めた彼。そこに大荷物を持ったシュトルツが、小走りで追い付いた。



「じゃあ、そこで昼ご飯にしない?」



 彼の大荷物はやはり昼食だったらしい。

 いつも以上に大きな鞄と、どこから借りてきたのか、網籠を持った彼は途端、ご機嫌になって二人を追い越していく。



「お前、今何時だと思ってんだ。昼飯にはまだ早えだろ」


「いいじゃんいいじゃん。酒持ってきたんだよ。エーレさんが好きなお菓子も持ってきた。俺、えらくない?」


「てめぇが楽しみたいだけだろうが」


「せっかくの遠足なんだから、当然でしょ」



 前を歩く仲間三人。二人は手ぶらで、一人は大荷物。その全員が腰から剣を下げながら、遠足という子供じみた名目で目的地に向かっている様子に、ルシウスは突然おかしくなって、笑いをあげた。



「なんだか全然似合いませんね」


「似合ってたまるか。男四人で花見なんて、何が楽しいんだよ」



 不満を口にしたエーレの背は、それほど不機嫌そうには見えなかった。











 並木道の先には、ゆるやかな丘があった。

 少し上った先には、大きな木だけが一本だけ聳え立ち、若葉を芽吹かせている。


 先に根本へ辿り着いたリーベは、幹に手をあてながら上を仰いだ。



「さすがに、散っていたか」


「ここが、リーベの来たかった場所なんですか?」



 彼に追い付いたルシウスが問う。後ろからはシュトルツが鞄から、何やらせっせと取り出している音がした。


 彼は地面に敷物が敷かれるのを待っているエーレを一瞥する素振りと共に、「ああ」と頷いた。



「遥か昔のことだ。視察の名目のもと、一度だけ王妃殿下とアイリスと共に小旅行にきたことがある。今思えば、私の誕生日頃だったから、同行にはその意味合いもあったのかもしれないが」



 再び木を見上げた彼に、ルシウスもそうした。

 小さな若葉が、裸の枝から姿を見せ始めたばかりだった。



「白霊花は、彼女が一番好きな花なんだ。自分の部屋から、見える場所に植えてほしいと頼まれて困ったこともある。こうしてあまりにも大きくなるから、結局叶えてやることは出来なかったが」



 珍しく過去を語る彼に、ルシウスはそろりと尋ねる。



「その時は、一緒にこの花を見れたんですか?」


「いや――」 彼は再びエーレを見た。そこには、すでに料理と飲み物が用意されていた。


「遠慮して話さないか、気にせず話すかどっちかにしろ。鬱陶しい」



 エーレのその声で、初めてリーベが彼に遠慮していたことにルシウスは気づいた。

 リーベは苦笑を一つ、開き直った風に続けた。



「私が成人してしばらくだったから、アイリスが七つか八つの時だろうか。もう散っているだろうと言い聞かせておいたんだが……散ったこの木を見た途端、不機嫌になってしまった」



 アイリスは普段、人目を憚らず拗ねることはなかったから、その時は特に困り果ててしまった、と彼は付け足した。


 そうなんですね。ルシウスがそう言おうとした時、後ろから瓶の蓋を開ける音と共にシュトルツの声が飛んできた。



「あー、二人がいなかった時期あったね。小旅行だって。知ってた?エーレさん」


「俺が知るわけねぇだろ」


「まぁ、そのおかげで俺はエーレさんと蜜月を――」


「気持ちわりぃ言い方すんな、殺すぞ」



 一言の断りもなく、さっさと食事を開始しようとしている二人の軽口に、ルシウスは苦笑する。その時、シュトルツが軽く手招きをしてきた。



「とりあえず、飯にしようよ。ほら、ここからの眺めは、また違う意味で絶景だよ」



 彼の差した指に導かれて、初めて後方へと向き直る。

 ここは広大な土地に広がる美しさを、一望できる場所だった。











「いやぁ、依頼先延ばしにきて来た甲斐があったねぇ」



 持ってきた全ての酒を、ほとんど一人で飲み干して、料理の大半も平らげた男が、地面に体を投げ出して声をあげた。

 ルシウスは「え?」とそのシュトルツを見て、目を点にした。



「すまないな、私の我が儘に付き合わせて」


「いや、リーベは悪くないですよ!僕が無理やり押し通したんです」



 リーベの謝罪に、せっかくの楽しみを台無しにしてはいけないと、ルシウスが咄嗟に言う。

 シュトルツが笑いをあげた。



「ごめんごめん、そういう意味じゃないよ。別に依頼を先延ばしにしたところで、何の支障もないし、なんとなく俺も来たかったからねぇ」



 リーベがふと景色を眺めて、口元を緩ませる。ルシウスはその視線を追ったあと、逆側の木を見た。



「今度は、この木の花を見にきましょう」



 白霊花。大きな白い花弁をつけると彼が言っていた。僕もそれを見てみたい。



 風が若葉を揺らしていた。吹き抜ける風の先には、上下の青と、桃色を囲む山々と、遠くにはうっすら町も見える。

 彼らは食事を終えても、大した会話はなく、その場に留まった。

 シュトルツの片付けをルシウスが手伝う短い間だった。



「ああ、忘れてた」 先に立ちあがったエーレが、シュトルツの鞄から何やらを取り出した。


「別に今じゃなくてもよかったんだろうが、ほら」



 彼は、茶色の紙袋をリーベに差し出す。受け取ったリーベはその中身を見て、途端目を丸くした。



「お前、ずっとそれ探してただろ?」


「随分前に廃盤になっていたから、諦めていたんだが……」


「前にお前から魔鉱石もらったからな。その礼だ」



 早速本を開いて、中身を見たリーベは、立ちあがってエーレへ詰め寄り、どこでこれを見つけたのか、内容は知っているのか、という問いを重ね始めた。


 どうやら余程嬉しかったらしい、彼の豹変ぶりに、ルシウスも失笑をこぼして立ちあがる。

 シュトルツが敷物を叩いて、畳み、鞄の中へ戻す。それを見守りながら、ルシウスはぽつりと呟いた。



「僕、結局リーベが欲しがるものわからなくて、用意できてないんですよね」


「俺もなんだかんだ時間なくて、用意できてないんだけど……」



 言いながらシュトルツは、どこかへ隠し持っていたらしい一輪の瑠璃草を取り出した。



「ちょ、ダメじゃないですか」


「いいじゃん、一輪くらい。俺もリーベが喜ぶのってわからないし、これを栞にでもしておくかな」


「栞って……、シュトルツっぽくないですね」



 彼が瑠璃草を押し花にして、栞にする様を想像して、妙な違和感を覚えた。思わず本音をこぼすと、シュトルツは鞄を持ち上げて肩を竦めた。



「瑠璃草の花言葉って知ってる?」



 先に行ってしまった二人の方へと彼は足を向ける。



「瑠璃草自体初めて見るのに、知っているわけないじゃないですか」


「じゃ、内緒。本当は、アイリスから貰うのが一番なんだろうけどねぇ」


「ちょっ、そこまで言うなら、教えてくださいよ!」



 早足で歩きだした彼の後を追ったルシウスは、結局シュトルツから答えを得られないまま、ようやくリーベへと並んだ。

 彼が欲しがるもの?

 どれだけ頭を捻っても、思いつきそうになかった。



「リーベ、何か欲しいものあったら教えてくださいね」



 大切そうに本を抱えた彼は、きょとんとした表情でこちらへ微笑みを向けてきた。



「貴方からはもう貰っただろう? 素晴らしい時間だった」



 今度はルシウスが虚をつかれたように沈黙し――破顔した。


 一陣の風が、後ろから体を追い越していく。不意に白い花弁が視界の端に過ったような気がして、ルシウスはハッと後ろを振り返った。


 木に花はなく、誰の姿もない。



「どうかしたか?」


「あ、いや――」



 リーベの声に、ルシウスは止めた足を進める。首だけで後ろを見るが、景色が変わるわけでもなく。


 ――今、誰かがいたような……


 首を捻って、遅れた分の歩を取り戻そうと前を見た時、ふわりと微かに甘い香りが鼻腔を掠めた。


 後ろで輪郭のない声が聞こえたような気がしたが、ルシウスは、今度は振り返らなかった。

 代わりに追い越した仲間へと、明るい声投げる。



「また、遠足きましょうね!」





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