閑話 ルイ視点
ピロン♪
レベルが763に上がった!
スキルポイント15,000獲得!
ステータスが上昇します。
力:210,000→ 220,000
魔力:380,000→ 395,000
防御:170,000→ 175,000
魔防御:390,000→ 405,000
敏捷:370,000→ 400,000
器用:190,000→ 195,000
規定レベル70を超えている為、進化条件を満たしました。
「これで安心ニャ」
悪魔をバラバラにするとやっと一息つく。主は寝てしまったようだし、進化するのは後回しにすることに決め、先に封印を解こうと思い周囲を見渡す。
「これニャ?」
そして、明らか他とは雰囲気の違う金色の指輪を見つけた。
鑑定を使う。
ーーーーーーーーーー
名称:運命神の指輪 レア度:ex
説明:運命の神アランが封印されている金色の指輪。
かつてアランは、未来視を使い悪魔大戦で大いに活躍したが、尽思い通りにいかないのが悪魔軍からすると大層うざかったようで、七天の一柱ルシファーにより直々に封印された。
効果:装備者に未来視の能力を与える。代償として魂を消費し、消費量によって見られる未来の長さが変わる。基準として、10000の魂を消費すれば100秒先の未来を見通す事ができる。
ーーーーーーーーーー
やっぱり、となれば……残りの魔力を注入すればいいニャ!
封印を解くには大量の魔力が必要。だから、残りのありったけの魔力を指輪にぶち込む。その量は凄まじく、指輪がプルプルと震えて破裂しそうになっている。少しやりすぎたかもしれない。
ピカァァァァァ!!
指輪が前の時と比べると速攻で輝き始める。
「ふぅ……出来れば、もう少し優しく起こして欲しかったな」
そうして出てきたのはオールバックの白髪で痩せこけた中年、白衣を着ている研究者っぽい感じの人だ。
「早くスキルをよこすニャ」
「ん?あぁ、スキルは後で与えるつもりだから安心してくれ。さてと、未来通りだとそろそろ奴らが来る頃合いだ。逃げようか」
ガバッ
オッサンに手を繋がれると、視界が光に覆われる。そして気づくと森の中にいた。
!?
「何でここに……」
「転移だよ。一瞬にして記憶している場所に移動できる神専用の最強逃げスキルだ。奴ら悪魔は転移が出来ない。
だから我々神は、これを使ってここまで生き抜く事ができた。まぁ、イタチゴッコで延命にしかならないのだがね」
そう言いながらオッサンは何かの道具を取り出す。
「神は基本、自由の神以外は一人につき一つしかスキルを授ける事ができない。だから最適解の、君に必要なスキルを調べさせてもらう」
金属質の変な道具が頭に装着される。必要なことなんだろうけど邪魔だ。
「……成る程、こんなモノが役に立つのかは分からないが、君にはこれを授けよう」
ピロン♪
スキル:追跡者を獲得!
説明:指定した相手に魔力をくっつける事により、相手がどんなに離れていても場所を把握する事ができる。
「これ、力にならないニャ」
「諜報に使えるさ。……それ以外ではあんまりだけど。ーーッ!」
「どうしたのニャ?」
突然オッサンは眼を押さえ、険しい顔をし始めている。
「状況が変わった。これからは、君たちと一緒に行動させてもらうよ」
「それはいいけど……どういう事ニャ?」
「説明は彼を起こしてからだね。ぐっすり寝ているようだけど、どうする?」
「こうするニャ」
ドゴォン!
ルイの尻尾がネコメの腹を襲う!
「カハッ!」
目をカッ開き空気を吐く主。少し不憫だが体は丈夫な為、全く問題はない。
「お、おぉう…何とバイオレンスな……」
オッサンは苦笑いしながら一歩ルイから後ずさる。
ーーそして当の本人、ネコメの意識は目覚めた。
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