第24話 ダンジョン4
大半の魔力をスキルに回す。ベクトル変化に身体強化、魔法操作に獅子奮迅……あらゆる使えるであろうスキルを総動員し………!
ズドン!
ーーードロップキック……つまり猫キックを奴の胴体目掛けて放った。その際、闇の盾で蹴りをガードしてくるが、盾は耐えきれずにバラバラになる。
「ッ……!何て強引な!?」
「よっしゃ!これはいけるぞ!!」
俺は考えるのが嫌いだ。馬鹿だからなぁ!だからこそ、こういったゴリ押しが一番性に合っている。
「これでトドメぇぇぇ!!!」
「ニャンもやるニャァァ!!」
盾を破壊してもなお勢いは止まらない。少し威力は下がったが、それでもルイの全力攻撃が加わった事で奴の胴体を消し飛ばす事ができた。
ドゴォォォン!!!!
「カッ、ァ!下等な存在に、この私がーー」
流石に胴体がなくなるのは致命傷だったようで、悪魔は地面に膝をつき重力に従って前へ倒れこむ。
「ははは……倒したのか」
極度の疲労と緊張から解放された事で俺は、奴と同じように地面へと崩れ落ちる。
正直……これで奴を倒せなかったら死んでいた。魔力がなくなったせいでもう体動かないし、ルイも俺が死んだらスキル守護(守る対象がいると全能力100%上昇)の効果がなくなる訳だし、本当に賭けだった。
チラッとルイの方を見ると、俺とは違ってまだ元気そうだ。そして倒れている悪魔に対して死体蹴りをしようとしている。確実に倒す為なのだろうが、俺は引いてしまう。
「ニャァァ!!」
ルイは追い討ちに魔力の刃みたいなもので、奴の体をバラバラにした。
「ぁぁ、我が主……」
そうすると悪魔は腕を上へ掲げて消えていく。
ピロン♪
レベルが723に上がった!
スキルポイント15,000を獲得!
ステータスが上昇します。
筋力:360,000→ 370,000
魔力:330,000→ 335,000
防御:340,000→ 355,000
魔防御:180,000→ 185,000
敏捷:390,000→ 410,000
器用:180,000→ 190,000
規定レベル70を超えている為、進化条件を満たしました。
進化……は後でいいか。あぁ、本当に大変だった。
精神的、肉体的な疲労から地面にグデーンとして大きく伸びをする。「眠い……」戦いに必死で結局何も聞き出せなかったけど仕方ない。
心の中で言い訳し、強烈な睡魔に襲われそのまま眠りについていく。申し訳ないが後の事は……ルイに任せるとしよう。
………………
『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方は、よければ感想・ブックマーク登録・広告の下辺りにある☆☆☆☆☆から評価をお願いします。大変励みになります。




