第4話 高宮亮
「ねぇ、悠君」
友紀子がやった来て言った。
「何だよ」
「亮君と恵美ちゃんなんかあった?」
亮と恵美はクラスの中で一番いいカップルである。
そのことは、みんなが知っている。
知らないのはよっぽど情報網が少ない人だけ。
悠助と広貴はクラスの中でも知っている情報量が多い。
なので、みな何かあると悠助か広貴に聞く。
「わかんねーな。調べるか?」
「えっ、いいよ。別に」
「そっか。ま、もし何か分かったら教えるわ」
「ありがとう」
悠助は亮になにがあったのか気になった。
自分にできることはしたかった。
自分も亮に助けてもらっているんだから。
-放課後-
「悠助!」
呼んだのは亮だった。
亮が何かいつもと違うかったようなきがした。
「おう、どうした?」
「どうした、じゃないよ。この前の話、ほら貴之の」
「あ〜」
悠助は亮の事が気になって忘れていた。
「どうだった?」
「貴之も悠助が自分のこと嫌いなんだって思ってたって。」
「それで?」
「別に嫌いじゃないって」
「よかった」
悠助は喜んだが、やはり亮に何があったのか気になる。
聞こうか聞かないか迷っているうちに亮はもういなくなっていた。
明日、聞こうと思いながら悠助は帰った。
-次の日-
「ゆ、悠助」
悠助が振り返るとそこにいたのは貴之だった。
「た、貴之。おはよう」
「おはよう。あのさ、メアド交換しない?」
「いいよ。もちろん。」
悠助は無事貴之と友達になる事ができた。
それも、亮のおかげだ。
悠助はますます亮の助けになりたくなった。
しかし、この日亮は学校に来なかった。
「亮君どうしたんだろう。」
友紀子が心配そうに言った。
「わかんね〜。全然わかんね〜。今日本人に聞こうと思ったのに。」
「そうなんだ。恵美もずっとぼーっとしてるんだ。」
「絶対に何かあるな。よし、今日亮の家行ってくる。」
「私も行く!」
2人は学校のあと亮の家へ向かった。




