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第3話  森野貴之

あれから秋は仲良くやっているようだった。

もうすぐ文化祭の時期だ。


「今日のHRは文化祭の打ち合わせに使ってくれ」


担任はそういってどこかへ行った。


「何したい?」


学級委員の宗次が言った。


「今年は教室でなんかやるんだよね?」

「そうだよ」


この学校では

1年生:合唱

2年生:教室での催し

3年生:舞台発表

と学年ごとに決められている。


「何か意見ある人いますか?」

「何がいいかな〜」


なかなか意見は出なかった。

10分間進展はなかった。


「お化け屋敷!」


亮が言った。


「お化け屋敷か!いいんじゃないか?みんなどう?」

「ま、いいんじゃないか」


みんな賛成で、お化け屋敷に決まった。


「どうやってやる?」


その後、どのようにするかの話し合いでHRは終わった。

文化祭は2週間後。


「なぁ、亮」


悠助は言った。


「どうしたんだよ?」

「俺ってさ、貴之たかゆきに嫌われてんのかな。」

「どうしたんだよ、いきなり」


少し戸惑いながら亮は答えた。


「俺さ、貴之ともっと仲良くなりたいんだ。

 でもさ、貴之が俺のこと嫌いならそんなの無理だろ。」

「ま、そうだな。っていうか、おまえ、貴之のこと嫌いなんじゃなかったか?」

「そんなわけないだろ。」


亮は驚いた。悠助は貴之のことを嫌いなんだと思っていた。

そう思っていたのは自分だけではなかったし。


「そうだったんだ」

「なぁ、亮。」

「何?」

「貴之に聞いてくれないか?」

「いいけど」

「ありがとな」


そういって悠助は広貴と勇気と共に帰っていった。

亮にはまだ信じられなかった。

悠助が貴之と仲良くなりたかったなんて。

本当に嫌っていたと思っていたから。

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