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第2話  「A」

あれから3日がたった

秋は顕良とは話していないようだ


「やっぱりお前喧嘩したんだろ?」


悠助は聞いた。

しばらく黙ったあと秋は言った


「あの日ほんとは喧嘩したの」

「やっぱりな、キーホルダーはどうした?」

「・・・捨てた」


悠助は衝撃を受けた。

あんなに大事にしていたものを捨てるなんて。

そこに友紀子がやってきた。


「悠くんちょっといいかな」

「何だよ?」


ちょっとイライラしながら答えた。


「これ。」


友紀子が持ってきたのは「A」のキーホルダーだった。

なんで、友紀子が持っているのか気になって聞いた。



「秋が捨てるの見てたんだ。だから、拾っといたの。」


そう言って友紀子はさって行った。

悠助はまだ渡さないで置こうと思った。

今渡したらまた捨てるような気がしたから。


「で、何で喧嘩したんだよ」

「・・・」


秋は黙っている。


「古島のことか?」

「・・・」


古島とは、最近よく顕良と話していて、とても仲良くしている。

秋はそのことが気にいらないのだ。


「あいつはなんでもないって。顕良に聞いたんだから。

 古島もそんな気さらさらないって言ってるし」

「でも、嫌なの。授業中だって仲良く喋ってるし」

「だから、なんでもないって。もう、そろそろ帰るわ」


そういい残して悠助は帰って行った。

秋はそれからしばらくして一人で帰った。

次の日、秋と顕良は一緒に来た。


「仲直りしたのか?」


悠助は秋に聞いた。


「うん。昨日メールでね。」

「じゃあ、これ。」


そういって「A」のキーホルダーを渡した。

秋は少し驚いた。


「なんで、これ持ってるの?」

「友紀子が拾ってた。」

「そうなんだ。お礼言わないと」


秋は友紀子の元へ行った。

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