三十二話 「一日目の始まり」
今回は、短いかもです。すいません。
ちなみに、進みが遅いのはご了承下さい。
では、よろしくお願いします!
太陽が昇り、宿屋の窓から朝日が差した。陽の光が俺の目に丁度当たり、俺は目覚めてしまった。
「ふぁー。俺がこんな早起きするなんて珍しいなぁ」
ベッドから立ち上がり、周りを見てみると、まだ響もアビスも寝ていた。ってか、いつの間にかアビスが隣で寝ていることに気づきビックリした。
「えーっと、今の時間はと」
周りを見渡すと、まるで日本と同じかのように時計がぶら下がっていた。やはり、こうゆう所はどこも変わらないんだな。
「ふむふむ。7時だと!?」
あまりにも早く起きすぎた。今まで俺がこんなに早く起きたことは無い。
「なんか、早起きっていい気分になるな!」
一人で背伸びをしたりしていると、別室から声が聞こえてきた。
「ったく、まだ起きないのかこのサーヴァントは。俺の下僕だと言うのに、俺より遅く起きるとは許されるべきではないのに」
なんかラースさんの枕元でボソボソ言ってる……亡霊かよ……俺ならこわすきて、失神するわ。
「うるせぇな。誰がサーヴァントだコラ!いつから俺がお前の下僕になったんだ馬鹿野郎」
ラースさんが寝言のように呟いた。カルマさんはちょっとビクッとしてた。なんか面白いな。ちなみに、俺はこっそりとドアの隙間から覗いています。
「ったく!なんなんだよ。起きないなら先に俺ご飯食べるからな!!」
カルマさんが勢い良く立ち上がり、歩きだそうとした瞬間、ラースさんに引っ掛かって転んでいた。ついつい笑ってしまった。俺の笑い声が聴こえたのか、カルマさんがドアの方を見つめてきた。
「やべっ!バレたかも。とりあえず、ベッドに戻ろーっと」
こっそりとベッドに戻ろうとした瞬間、ドアが大きい音を立てて開いた。
「君!!今の見てたでしょ!!この事は他言したら怒るからね。俺のサーヴァントが怒るからね!!」
お前が怒るんじゃないんかーい。カルマさん意外と弱いのかな? ラースさんの仲間だから強いと思ったのに。
「あ、はい。すいません。誰にも言わないのでご安心を。あ、あと、カルマさん的には、あと5日間どうします?」
とりあえず、皆の意見を聞かないとな。まぁぶっちゃけ、俺的には強くなりたいから戦闘をしたいんだけど。
「あー。僕は普通に、サーヴァントについて行くんです、何でもいいですよ。サーヴァントが休むと言うなら休みますし」
ふむふむ。こやつ、ラースさんに依存してるな。まぁいいか。ってことは、ラースさんさえ決まれば良いって事だしな。
「あ、言っときますね。俺達は、一応4日間戦闘訓練などをして、最後の1日を休む予定です」
俺たちの予定だけ伝えておいた。カルマさんは何故か頷いているが今わからんな。
「ふむふむ。了解した。では、もう一度サーヴァントを起こすので、また10時頃お会いしましょう」
俺もベッドに戻り、二度寝した。気づいた時は、12時を下回っていた。
「うぉ!やべぇ!!これじゃ早起きした意味ねえやん!!」
はぁ。二度寝なんてするんじゃなかった……
「お兄ちゃん!遅い!!!」
皆が集まっている所に行ったら、響に怒られてしまった。
「お兄さん……起きるの遅くない?」
まさかのアビスにまで言われるなんて。ぐぬぬ。
「ようやく起きたか。とにかく座ってくれ。今から予定を決める」
ラースさんの隣に俺は腰を下ろした。
その後、皆で話し合いをして、ようやく予定が決まった。結局、初めに俺が思っていた予通りになった。
「はぁーーーー。ようやく決まったぁぁぁぁ。なんでこんなに時間掛かってんだよ」
気づいた時は、もう既に3時。俺達は3時間も話していたのだ。なのに、結局一番最初の案に決まった。全く無駄な時間だったわ。
「よし!んじゃ狩りにでも行くか!!」
ラースさんが立ち上がり、宿屋を出ていった。それに続くように俺達も宿屋を出て、外へと向かっていった。
「グルルルルルルルルル……」
道無き道を歩いてすぐに、モンスターと出会った。まるで、狼とワニを混ぜたような姿をしている。大きな口を開けていて、俺なんかじゃ人飲みだろう。
「うっしゃ!殺るか!!」
ラースさんは魔法が使えないらしい。しかも生まれつき。その代わり、生まれつき剣の才能があり、剣だけならノースさんすら上回ると話していた。
「グルルル……」
いつの間にか、モンスターに囲まれており、明らかにラースさん一人じゃ勝てない状況だ。
「んじゃやりますか!」
俺も、マジックバッグに入れたあったミスリルソードを取り出し、構えた。響には、黄金石の杖を渡しておいた。魔法を打つのに杖があった方が便利らしい。
「はぁ、はぁ、はぁ。こいつら減らねえなぁ」
倒しても倒しても、どんどん出てくる。しかも増えているような気さえする。そして、何気に、カルマさんが強かった。あんまり目立って居ないが、闇の上級魔法。ダークネスを唱えていた。普通に俺たちよりは強いらしい。まさか強いとは思わなかったから驚きだ。
ラースさんが俺達に対して、話し掛けてきた。
「おまえら、がんばれ。多分そろそろ終わるはずだ……って嘘だろ……!?」
ラースさんが止まって何かを見ている。その視線の先には、ふつうのモンスターよりも三倍ほど大きいモンスターが涎を垂らしながらこっちを見ていた。
文が短くても許してください。
何回も言いますが、ストーリーの進みは遅いです!!許せ……




