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魔法の世界へ転移招来!   作者: ねぎとろ
一章 『魔法の強さ』
23/50

梨花の旅 一話 「平和すぎる日常」

書いてみました!

よろしくお願いします!


正直梨花編は本編とは関係無いので、飛ばしてくれても構いません。

「はぁ、今日も学校かぁ。めんどくさいなぁ」

 朝日を浴びて、欄城(らんじょう) 梨花(りんか)こと私は目覚めた。自分の設定した目覚ましよりもだいぶ遅く起きてしまい、今も目覚まし時計は鳴り響いている。


「うるさいっつーの!!」

 目覚ましがうるさすぎて、私はつい目覚まし時計を思いっきり叩いてしまった。叩かれた衝撃により、目覚まし時計の音は止まってしまった。

「……また壊しちゃったよ」

 寝起きはついイライラしていて叩いてしまう。壊してしまうのは自業自得だ。まぁもう壊れてしまったのはしょうがない、諦めよう。


 その後、ようやく目が覚め、私は1階にあるリビングに向かった。リビングに行く前に時間を見たが、まだ7時半。学校には余裕で間に合う時間だ。


「お母さんーー。今日の朝ごはんはーー?」

 私の朝ごはんは毎朝お母さんが用意してくれている。

「今日ねーお母さんも寝坊しちゃって作れなかったのよ。だからさ、そこのパン食べてってー」

 お母さんに言われて、机の上を見てみると、コンビニに売っているパンが並べられていた。


「うーむ。どのパンにしようか迷うな。よし!とりあえずサンドイッチ食べよっと」

 私は悩んだ末に、机の上のパンではなく、冷蔵庫の中のサンドイッチを食べることにしたのだ。

「やっぱり、サンドイッチ美味いなぁ……ってやば!もうこんな時間じゃん!行かなきゃ!!」

 時刻は7時50分。私は急いでサンドイッチを口に詰め込み、着替えをしに部屋に向かった。


「よし!着替え完了。さて行くか!」

 机の横に立て掛けてある通学用カバンを手に持ち、私は部屋を飛び出した。


「お母さんー行ってくるね〜」

 リビングに居るお母さんに向かって、割と大きめな声で言っておいた。扉を閉める時に、お母さんの言葉が聞こえたので、私は安心して学校に向かった。




「ふぅ。余裕で着いちゃったな。やっぱ、まだ匠は来てないか」

 時計を見てみると、時刻は8時15分。まだ余裕な時間帯だ。友達の匠が来てるか期待したが、案の定来てなかったので、少しショックだった。


 それから少し経ったあと、ドアを思いっきり開ける音が教室中に響いた。

「はぁはぁ。危なかった。ギリギリだ」

 デカイ物音をたてながら入ってきたのは、友達の匠だった。

「おーす。今日も遅刻ギリギリだな。また寝坊かー?」

 私は、匠向かい笑いながら喋りかけた。

「うるせー。こっち見ながら笑うな馬鹿!……まぁ寝坊だけどさぁ」

 最後らへんすっごい小声だったけど、私には聞こえた。

「へぇー。やっぱり寝坊だったのかぁ。どうせ夜までアニメ観てたんでしょ?」

 今の私の顔は他人から見たら超ニヤニヤしていると思う。

「新作のアニメを観たら止まらなかったんだよ」

 こんな事を話していたら、授業の始まりのチャイムが鳴り響いた。私たちは、急に黙って、先生が来るのを待っていた。




「はぁ。ようやく終わった。また明日も学校とかめんどくさいなぁ」

 平日は毎日学校があるのがめんどくさい。私的には、3日に一回とかで良いのに。

「お前、学校の事めんどくさがりすぎだろ」

 帰りの準備をしている匠が話しかけてきた。

「うるさいなぁ。別にいいじゃんか、学校だとアニメも観れないし、めんどくさいんだよ」


「まぁアニメが観れないのは俺も嫌だわ。でさ、梨花。最近やってるアニメ観たか? マジックガールレイヴンズっていうアニメが中々良かったぞ」

 放課後になって、匠と話すことが私にとっての学校の楽しみだった。アニメの情報を教えてくれるし。

「えっ、そうなの? 今日帰ったら観てみるわ。教えてくれてありがとー」


「あ、ごめん梨花。妹の迎えがあるから帰るわ。じゃあな!」


「あ、そうなのか。お前も大変だな。んじゃ私も帰るわ、じゃあねー」

 匠は足早に帰って行ってしまった。

「あー。もう帰っちゃったかぁ」

 あんまり今日は話せずショックだったが、良いアニメを教えもらったので許すとしよう。


 私は、イヤホンを付けながら歩き出した。

 学校への帰り道、私はコンビニに立ち寄った。唐突にアイスが食べたくなったからだ。

 コンビニを出て、アイスを片手に歩き出す。ふと電柱を見てみると、不審者の貼り紙が貼られていた。

「ふーん。全身真っ黒の不審者ね。ま、私には関係ないかな。どうせ襲われないだろうし」

 貼り紙のことなんて気にも止めず、私は大通りを歩きだした。大通りからは家まで一本道で帰れるからだ。イヤホンの音量を少し上げ、大好きな歌ということもあってか、私はテンションが上がっていた。


 ノリノリになりながら歩いていたのと、イヤホンをつけていたせいで音も聞こえず、さらに周りの音が大きいのもあり、後ろから来る足音に私は一切気付けなかった。


 最も足音が大きくなった時にはもう遅かった。何かの薬で眠らされ、私の意識は朦朧としてしまった。

「……たく……み……けて……」

 何故ここで、この名前が出たかは分からないが、もう私には考える余裕すら無かった。眠る直前、最後に見たのは、全身真っ黒な服を着た怪しい人だった。

明日にはとりあえず外伝二話書こうと思います。本編の続きを楽しみな方申し訳ないです。

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