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魔法の世界へ転移招来!   作者: ねぎとろ
一章 『魔法の強さ』
20/50

二十話 「洞窟の中の戦い」

二十話達成しました!

これからもよろしくお願いします!!

 扉を開けた先には、所々に骸骨が転がっている以外は何も無かった。


「えっ、何も居なくね?」

 広い空間だけが広がっているので、俺は唖然とした。

「おかしいのぅ。我の鑑定だと5体の敵がいるはずなんじゃが……」

 リンシアは首を傾げている。もしや、魔法にも不具合といのがあるのだろうか。

「なんでだろうな。まぁでも、戦わなくて良かったんだし良いんじゃね?」

 結果的に危険に合わずに済んだので、俺は安堵した。


「お兄ちゃん。響戦わなくていいの?」

 俺の後ろに隠れていた響が俺に聞いてきた。

「ん、あぁ。多分、大丈夫だと思うが……」

 アニメとかだと、こうゆう展開の時は唐突にモンスターが現れるはずだから、俺は一応警戒しといた。

「うーむ。どうしてじゃろうか。まさか我の魔法が失敗するなんて有り得ないと思うしのぅ……」

 困惑しているリンシアの前に、宝箱が唐突に現れた。


「お!これは、良い物入ってるんじゃね!?」

 宝物が現れた瞬間、俺は歓喜した。

「お主、少しは警戒くらい……な、なんじゃ!?」

 周りの骸骨が宙に浮き出し、形を作り出した。

「お、お兄ちゃん!これは何!?」

 戦わなくて安堵していた響は、急な展開に驚いていた。


 骸骨達は、形を完全に整えた。俺の前には、剣と盾を持ったデカイスケルトンと、取り巻きが2体。リンシアの前には、杖を持ったスケルトンが現れた。


「うぉ!嘘だろ。まさか本当に出てくるなんて」

 もしかしたらの可能性が的中してしまい、軽く絶望てしまったと同時に、勝てない可能性も考え出してしまった。

「お主ら!我がこっちの敵を相手にする。お主たちは、そっちの3人を頼む」

 リンシアは、杖を持ったスケルトンの方を自分の方に引き寄せた。ちなみに、さっきリンシアから名前を聞いたのだが、剣と盾の方が、スケルトンソルジャーとスケルトンナイト達で、杖の方が、スケルトンソーサラーらしい。


「よし、了解した! リンシア、死ぬなよ!!」

 俺と響は、スケルトンソルジャー達を自分たちの方に引き寄せて、さっそく詠唱を始めた。

「我が力を持ってして……ガハッ……」

 俺の詠唱を何かが邪魔してきた。俺の腹にめり込み、相手の方に戻っていったのは、なんと盾だった。スケルトンソルジャーは妨害のために、盾を飛ばし、スケルトンナイト達を俺たちに近づけさせたのだ。


「ぐぬぬ……走りながら詠唱するしかないか」

 俺は、円を描くように走り始めた。俺が詠唱を始めた頃に、響の魔法が発動した。

「燃やし尽くせ!ファイヤーボール!」

 ファイヤーボールの威力は凄まじかった。スケルトンナイトに直撃し、粉々に粉砕した。

「良くやったな、響!残りは2体だ。頑張るぞ!!」

 残り2体となり、俺たちに希望が見えた。


「ヤリオルナ、オマエタチ。ダガ、ココデオマエラコロス」

 スケルトンソルジャーが喋りだし、俺たちに突撃してきた。

 すぐさま、俺たちの前に辿り着き、俺に対して剣を振り下ろしてきた。


「タクミ!危ない!!」

 リンシアが俺の前に、魔法障壁を出してくれた。リンシアの方を少し見てみると、既にスケルトンソーサラーは死んでいた。

「おまえ、あいつを倒したのか!?」


「当たり前じゃ!あやつなど、我の雷魔法で瞬殺だったぞ!あと、そろそろその障壁壊れるから逃げるんじゃ!」

 えっ? なんかリンシアから重要な事が聞こえたような……と、その瞬間、障壁にヒビが入りだした。

「マジかよ!?」

 俺は咄嗟に、横に転がった。障壁は壊れ、俺の横にスケルトンソルジャーの剣が振り下ろされた。

「コウゲキカワサレタ」

 攻撃が当たらなかったことが、ソルジャーはショックだったらしい。スケルトンソルジャーは魔法を使おうとしてきた。


「お兄ちゃん!もう一体倒したよ!!でもね、響もう魔法打てないや……ごめんね」

 俺が守ってもらってるうちに、響はスケルトンナイトを倒したらしい。

「響、よく頑張ったな。あとは、俺とリンシアでやるから休んでな」

 響を壁の端で休ませ、俺とリンシアはスケルトンソルジャーと対峙した。

「ごめんねお兄ちゃん。頑張ってね!」

 響からのささやかな応援で俺に力が湧いてきた。


「よっしゃ!ぶっ倒すぞ!リンシア!!」


「しょうがないのぅ。我も手伝ってやろう」


「ハナシハオワッタカ。ナラバコロス」

 ソルジャーは、待っていてくれたらしい。意外と優しいのかな? ……なんてな。

「待っていてくれてありがとな。さてと殺し合うとしよう」

 俺の言葉と共に、リンシアが魔法で剣を作り出し、俺に渡してくれた。剣を持ち、俺とソルジャーは対峙した。


「はぁ、やっぱり強いなぁ」

 俺の剣の腕は、初心者レベルだ。スケルトンソルジャーに勝てるわけがない。だが、こっちは2人だ。リンシアの詠唱が俺の耳に聞こえて、俺は時間がだけを稼いでいた。


「タクミ!離れろ!」

 リンシアの言葉を聞き、俺はソルジャーから離れた。俺が離れた瞬間、上から雷が1発落ちてきて、不意を突かれたソルジャーは直撃した。


「やったか!?」

 やば、これはフラグを立ててしまった。絶対にまだ倒せてないな。

「アブナカッタゾ、マホウガナキャシンデイタ」

 スケルトンソルジャーは、何かを纏っていた。よくよく見ると、それはノースさんと同じような魔法防護だったのだ。まぁ、ノースさんよりは弱いようで、リンシアの魔法が少し効いている。


「ほぅ、まさか耐えられるとは。タクミ、我は次に、氷の上級魔法、ブリザードを使う。それまで耐えるのじゃ!」


 リンシアが話すよりも前に、俺は、ソルジャーに突っ込んでいき、剣を振り下ろした。だが、当然のようにガードされた。

「クソッ!やっぱり届かねえ!」

 スケルトンソルジャーは今も俺に対して、剣を振り回している。防ぐのがやっとの俺は、スケルトンソルジャーの攻撃をよく見て、真似することにした。


「うぉぉぉぉ!!」

 俺は、まず身体を使って突撃し、相手に攻撃を誘発させることにした。

「ジフンカラシニニキタカ。チャントコロシテヤル」

 案の定、スケルトンソルジャーは俺に引っかかってくれて、俺に対して剣を向けてきた。

「終わりだ馬鹿め!!」

 俺は、身体を回転させ相手の剣を躱した。そして、自分の持っている剣を振り下ろした。この攻撃により、スケルトンソルジャーに隙を作ると同時に防護を破壊した。


「タクミ!良くやってくれたの!!我の魔法は準備完了じゃ。響の所まで下がるが良い!」

 響の隣まで俺は走って行った。後ろで激しい音がしたが、振り向かなかった。


 辺りから煙が消え、スケルトンソルジャーはブリザードによって凍っていた。それも、すぐさま砕け散り、粉々になってしまった。周りには、スケルトンソルジャーが持っていたと思われる、剣が無残にも転がっていた。


「よっしゃぁぁぁぁ。ようやく勝った!」

 俺は、嬉しさのあまり、歓喜の声をあげてしまった。

「待てお主!我の鑑定だと5体居るはずじゃ」

 リンシアの鑑定が正しいかどうかは分からないが、警戒することに越したことはない。


 しばらく時間が経った。

 何も起きなかったので静寂が続いていた。静かなせいもあってか、響は疲れて寝てしまっている。俺とリンシアも休もうとした直後……


 今まで何事もなかった空間の中心が光り出した。

 俺達は眩しくて目を閉じたが、最後に見えたのは、魔法陣から何者かが出てきている所だった。

やばいです。戦闘シーンムズすぎます。


話があまり進まなくてごめんなさい……

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