十八話 「魔法の練習」
今回は、一回書いていたものが全て消えてしまったため、急ピッチで書きました。そのため、文が変だと思いますが、ご了承ください
ちなみに、ものすごく短いです。
ごめんなさい。
「……にぃ……お兄ちゃん!」
「なんだ……どうした響。……はっ!そういや、俺ってなんで倒れたんだ!?」
響の声により、俺は目覚めたのは良いのだが、肝心の正体が分からなかったのだ。
「お兄ちゃん。ごめんね。あれは響の魔法なの……」
響が申し訳なさそうな顔をしながら、俺に言ってきた。
「そうじゃのぅ。あんな所で教えてた我も悪いかの」
近くに居たリンシアまでもが謝ってきた。俺の目の前では、少女が2人、頭を下げている。凄い光景だ。
それはともかく、
「ま、大丈夫だ。当たってないしな。そんなに謝らなくていいぞ」
2人は、俺の言葉に安心して頭を上げた。んで、とりあえず俺は事情を聞くことにした。
「んー。事情かの? 響が魔法の訓練をしたいと言ってきたから魔法を教えていたのじゃ。んで、響が、コントロールをミスってお主の横を通ってしまったのじゃぞ」
リンシアはちゃんと俺に説明してくれた。話を聞く限り、今回はしょうがないかな。なんたって、日本人には魔法のコントロールなんて出来ると思わないし。
「そっかー。まぁそうゆうことならしょうがないな。魔法は難しそうだしなぁ……」
今から覚える魔法が、難しそうで俺はとてつもなく嫌だった。とゆうか、めんどくさかった。
「お兄ちゃん! 響ね、強くなってお兄ちゃんを守るから!」
響は俺なことを守るために、魔法を覚えるらしい。やはり響は、お兄ちゃん想いのいい子だな。
「響〜。お前ってやつはなんて良い子なんだ」
俺は、響の頭をめいっぱい撫でてあげた。その後、響とリンシアはテントから出て、魔法の訓練をしに行った。
「んじゃ、俺もぼちぼちやるか!」
俺は身体を伸ばした後に、テントから飛び出した。
「お主もやるかの?」
リンシアは俺を見て、聞いてきた
「おう!俺も魔法覚えなきゃだからな」
俺は一刻も早く強くなって魔王を倒さなければならないのだ。その為には、魔法は不可欠だった。
「お兄ちゃんもやるの!?やった!!一緒に出来るね!」
響は喜びで飛び跳ねている。なんて可愛いやつなんだ。さすが俺の妹だな。
「では、お主にはまず火の初期魔法、フレイムを教えるからの?」
リンシアは先生となり、教えてくれるらしい。リンシアが先生とか似合わないけど、ここは言わないでおこう。
「ふむふむ。とりあえず、詠唱してみなくちゃな」
俺は、リンシアの指示を受けながら詠唱をしてみることにした。
「我が力を持ってして、燃やし尽くすがいい! フレイム!っとこんな感じで良いのか?」
「ば、ばか!お主!」
リンシアの声と共に、俺の魔法は暴発した。
「ゲホッゲホッ……なんだよこれ」
「お主、初心者が集中を切らしたら魔法は暴発するに決まっておるだろう」
そんなこと言われても、魔法を使ったことがほとんどない俺が分かるはずがない。
「ま、まぁいいか。とりあえずもう一回やってみよ」
俺は、もう一度魔法の練習を始めた。今度はしっかりと詠唱を始めた。集中を切らさないように。
「我が力を持ってして、燃やし尽くすがいい! フレイム!!」
今度はバッチリだろう。俺の詠唱が終わった途端、俺の前方が少しだけ燃えた。
「詠唱の割には威力が低いのか」
俺は少しガッカリだった。ここで、響が使っていた魔法について知りたくなった。俺よりも強そうな魔法だからな。
「ん? 私が使ってた魔法? それならね、ファイヤーボールだよ!響はもうフレイムを使えるからさ、リンシアちゃんに教えて貰ったの!」
ふむ。響はもうフレイムが使えるのか。んじゃぁ、ファイヤーボールでも見せてもらうかな
「響ー。俺にさ、ファイヤーボール見せてくれよ!」
「えっ!? お兄ちゃんに? 別に良いけど、普通だよ?」
響は、嫌がりながらも詠唱を始めた。俺は見ていて思ったが、意外と出来ているのに驚きだ。
「炎の精霊よ、貴方の力を今ここに!ファイヤーボール!」
響の詠唱が終わり、火の玉が現れた。ファイヤーボールは自分の飛ばしたい所に飛ばせるらしい。響はとりあえず、何もないところに飛ばしていた。
「おぉ!すごいな響!いやー、まさか俺より先に出来るようになるとは」
「まぁこれも全部、我が育てたお陰だからの!」
リンシアはドヤ顔で俺に言ってきた。とりあえず2人を褒めておくとしよう。
それから、数十分は練習した。
「あ、テント片付けてなきゃな。そろそろ街に向かわなきゃだし」
俺は一人でテントを片付け始めた。すぐにテントは片付き、俺達は出発した。
それから、しばらく街に向かい歩いていた俺達は魔物に遭遇することもなく、平和だった。
俺達は、3人でひたすら会話していた。会話することくらいしかやることもないしな。
「いやー。これで一応俺も魔法が使えるようになったのか」
俺の気分は凄くハッピーだった。やはり、魔法が使えるのと使えないのでは凄く差があるからな。
「なぁ、タクミよ。あんな所に洞窟があるぞ? 入ってみないかの?」
リンシアが指差した方を見ると、ほんとに洞窟があった。
「響も入りたーい!」
響も入りたいようだったので、俺達は寄り道して探索することにした。
こうして、街へと出発するはずだった俺達は、洞窟を探検することになったのだった。
次回は、しっかりと冒険します。ってか、いつ街に着くんだよって感じですよね(笑)
ではよろしくお願いします!




