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二つの悲劇

極無双と化した一刀は蓮華達を狙う卑劣な才蔵相手に苦戦しつつも、それが逆に一刀の逆鱗に触れてしまい、最期は封じていた忍達の反乱もあり、一刀の攻撃を食らって才蔵は爆発した。


極無双一刀「はぁはぁ… 」


才蔵との戦いに勝利した一刀


それと同時に


シュパンッ!!


一刀「はぁはぁ… 」


極無双が解けてしまった。


蓮華「大丈夫か一刀!? 」


ガシッ!


今にもよろけそうな一刀を支える蓮華


無理もない。一刀はついさっきまで死にかけていたのである。


それが突然復活し、未知の力を引き出したのだ。


疲労に次ぐ疲労が重なっているのである。


だがそんな一刀の元へ


桃香「あの〜、疲れているところで申し訳ないんですけど 」


スッ!


桃香達が一刀の前に現れると


桃香「一緒に爆発しちゃった葵ちゃんは大丈夫なんですか!? 」


華琳「ジュンを殺したら大陸の恩人とはいえ容赦しないわよ!! 」


月「玲さんは乱暴な人ですが少しはいいところはあるんです!? 」


白蓮「吹音がいなくなったら幽州が崩壊するじゃないか!? 」


それぞれ新星達の主君(源治を除く)が一刀に詰め寄ってきた。


確かに葵達忍は才蔵によって結晶へと封印されており、もしそのままならば才蔵と共に爆発してしまった恐れがあるのだが…


一刀「心配無用。あいつらなら大丈夫です 」


桃香達『へっ? 』


桃香達は一刀のいうことがよくわからなかったが、一刀を信じ、才蔵が爆発した場所に向かっていくと


桃香「あれれっ!? 」


バァンッ!!


そこには無傷な結晶が散らばっていた。


一刀「あの術は邪のみを滅ぼす術だ。邪のないものには効果がない 」


成程


一刀「さて、安心したところでみんなを元に戻すとしよう 」


シュッシュッ!!


一刀は印を結ぶと


一刀「忍法・封印解除の術! 」


一刀が術を発動させた瞬間


ババッ!!


一刀の手元から光が放たれ


スッ!


その光が結晶に触れた瞬間


パァッ!!


遥「ぷはぁっ!? 」


零奈「ようやく戻れましたね 」


結晶化されたみんなが元に戻ったのだが


葵「ありがとう一刀!さすがはあたしのおっ… 」


玲「助かったぜ一刀!さすがは俺のだん… 」


茜「ありがとうございます一刀様!私のしゅじ… 」


むぅっ!!


葵「誰があんたらの夫なのよ! 」


玲「テメェだって違うだろうが!! 」


茜「一刀様は私の主人です〜!! 」


戻った瞬間、一刀を取り合う三人であったが


吹音「さすがですね一刀様、さすがは私の旦那様です♪ 」


争っている間に吹音に先を越されてしまった。


茜「あぁーっ!! 」


玲「抜け駆けしやがって!!この泥棒猫!! 」


葵「ってあんた、いま一刀様って!? 」


そう。今まで吹音は一刀さんと呼んでいたのだが


吹音「私の夫なのですから当然です。これからは少しは自分の心に素直になります♪ 」


三人『こらぁーっ!! 』


戻って早々騒がしくなってしまった。


一方


理央「あなた〜!源治さんは何処ですか〜? 」


華琳「そういえばジュンもいないわね 」


この場で見当たらない二人を探してみると


確かに二人は見つかったのだが


ジュン「がっ…!? 」


源治「・・・何でこんな目に…!? 」


ボロリッ…


この二人、心に邪心があったからなのか、一刀の攻撃によって少しダメージを受けた状態で見つかった。


そして驚くべきことに


才蔵「ゲホッ…!? 」


爆発した場所より、ボロボロの真っ黒焦げとなった才蔵が微かなりとも生きていた。


これで結晶化された全員が見つかったのだった。


神楽「ちょっと!?また僕のこと忘れてますよ!! 」


もはや忍版の白蓮と化してしまった神楽


神楽「酷いです!? 」


さて、それから数時間後


スゥッ!!


姫子「待たせたな 」


才蔵を処罰するため、ようやく時空転身の巻物が出来上がったため忍の長である姫子一行がやって来た。


姫子「夏芽、銀錬、才蔵の罪を言うがよい 」


夏芽・銀錬『ハッ! 』


姫子のお付きである二人が才蔵の罪状を読み上げる。


夏芽「如月才蔵、貴様は神宮寺神宮への襲撃及び強奪、更には外史世界での破壊活動を行った。よって貴様は… 」


銀錬『三十年の煉獄封忍の壺送りとします 』


才蔵「なっ…なんだって!? 」


拘束された才蔵は驚いていた。


あれだけやったのに三十年の刑は軽すぎると思う読者もいるだろうがそれは違う。


普通の封忍の壺は封じられても何も害はないのだが


煉獄封忍の壺は封じられてからも壺の中で火遁使いですらも耐えきれない煉獄で燃やされていく


よって三十年は結構長めであった。


五右エ門「さぁ、こっちに来やがれ! 」


権左エ門「大人しくしろよな! 」


当初は強すぎる才蔵に寝返ろうと考えていたが、相手がボロボロな才蔵ならば強気になる鬼達


だがそんな才蔵だから油断したのか


才蔵「嫌だ!!封印なんてされてたまるかぁ!! 」


バァッ!!


鬼達『ぎゃいんっ!? 』


才蔵は最後の力を振り絞って鬼達をぶっ飛ばすと


才蔵「まだ私には手がある! 」


キッ!


蓮華「えっ!? 」


蓮華を睨む才蔵


すると


才蔵「新星は主君が戦で亡くなった時、共に死ななければならない!つまり北郷一刀の主君である貴様が死ねば北郷一刀も死ぬ!これでお仕舞いだぁ!! 」


バッ!!


才蔵は蓮華を殺すべく向かうが


すぐにそれが間違いであると知ることになる。


何故ならば…


ゴォッ!!


才蔵「ひぃっ!? 」


そんなことをすれば蓮華の側にいる神をも殺しかねない一刀が襲いかかってくるからだ。


一刀「如月才蔵、どうやら貴様は封忍の壺より死罪がいいようだな 」


才蔵「いやっ!?その…!? 」


スッ!


一刀は気伝丸を抜くと


一刀「なら俺がリボーンパウダーであっても甦れないくらい粉微塵にしてやるよ!! 」


ギロリッ!!


物凄く才蔵を睨み付けた。


そして才蔵は


才蔵「あ…あわわっ…!? 」


じょぼぼ〜っ!!


ぶりぶりっ!!


あまりの恐怖に大と小を失禁しまくった。


※ご飯食べながら読んでいる人はすいません


才蔵「は…早く封印してくれ!?この場で殺されるより遥かにマシだ!? 」


姫子に寄りすがりながら封印を頼む才蔵


そして


姫子「臭いから近よるでない!夏芽! 」


夏芽「ハッ! 」


スッ!


姫子は夏芽に煉獄封忍の壺を用意させると


シュシュシュッ!!


姫子「煉獄封印の術! 」


スゥッ!!


才蔵「さ…去らばだぁ! 」


すぽっ!!


才蔵は封忍の壺へと封印された。


これで全てが終わった…


かと思われたが!


ビューティー華斑「ぎゃあぁーっ!? 」


一刀「何だ? 」


突然華斑が叫び出すと


パアァッ!!


何と!?彼の体がどんどん薄くなっていた。


これは術者である才蔵が封印されたため、リボーンパウダーの効果が薄れてきたためである。


ビューティー華斑「い…嫌だ!?美しい私が死ぬだなんて読者が悲しむぞ!! 」


逆に喜ぶであろう。


ビューティー華斑「頼む!敵だったとはいえ私だって才蔵退治に参戦してやったではないか!助けてくれぇ!? 」


頼み込む華斑に対し


姫子「仕方がない。銀錬! 」


銀錬『ハッ! 』


スッ!


姫子は銀錬に封忍の壺を用意させると


シュシュシュッ!!


姫子「封印の術! 」


スゥッ!!


ビューティー華斑「えっ!?あぁーっ!? 」


すぽっ!!


華斑は封忍の壺へ入れられてしまった。


姫子「案ずるな、この中に入っておればとりあえずは死ななくてすむ。その間に蘇生できる方法を考えてやるからな 」


姫子なりの考えてあった。


だが、リボーンパウダーで華斑が消えたということは…


パアァッ!!


蓮華「母様!? 」


同じくリボーンパウダーで復活した炎蓮も消えることを意味していた。


炎蓮「どうやらあたしも終わりのようだね 」


シャオ「そんな!?母様!? 」


雪蓮「一刀!こうなったら母様も壺に封印を…!! 」


残念ながらそれはできない。


封忍の壺は忍にしか効果はないのだから


炎蓮「いいんだ。どうせあたしは既に亡くなっているんだからな 」


蓮華「そんな!? 」


雪蓮「諦めるだなんて母様らしくないわよ!! 」


炎蓮「ともかく、あたしからの最期の言葉をよく覚えとけ… 」


そして炎蓮は娘に向かって言った。


炎蓮「シャオ、お前は好き嫌いするな、でないとあたしのようなスタイルになれないぞ 」


シャオ「ぐずっ!わかったもん! 」


炎蓮「雪蓮、お前は長女なんだから真面目になれ!仕事をサボるなよ 」


雪蓮「わかりたくないけど、わかったわよ! 」


炎蓮「最後に蓮華、お前は王なんだ。婿殿やみんな、孫達と共によい国を作れ! 」


蓮華「はい。わかりました 」


炎蓮「さらばだ… 」


パアァッ!!


三人『母様っ!! 』


最後の言葉を伝え、より一層光り輝く炎蓮


これで彼女はあの世に…


…ではなく


パッ!


炎蓮「あれっ? 」


全員『えっ!? 』


逝かずにこの世に残ったままであった。


雪蓮「何で?何で母様が生きたままなの!? 」


冥琳「しかもさっきより顔色がよくなっている!? 」


これはどういうことかというと


炎蓮「あっ!もしかしたらあれが原因かもな! 」


祭「堅殿、あれとは? 」


聞いてみると


炎蓮「実はここに来る前に婿殿と子作りしてな(3話参照)、その時の精気で甦ったかもしれん♪ 」


死人をも甦らせる恐ろしい一刀の精力


ちなみに元が死人なため子供はできない


その一刀はというと…


一刀「(抜き足、差し足、忍びあ…!?) 」


そろそろりっ!


忍の世界に伝わる秘術。『抜き足、差し足、忍び足』この三つをやり遂げればどんな窮地においても逃げられるという伝説があるが


蓮華「か〜ず〜と〜!!♯ 」


一刀「はひっ!? 」


忍び足まで達したものがいないため真実かどうかわからない伝説である。


蓮華「母様と子作りしたんだってな、私は聞いていないが本当なのか?♯ 」


ゴゴォッ!!


一刀「え…えぇと!? 」


今の蓮華には言い訳なんて通用しない


かといって逃げるわけにもいかず


一刀「じ…実は…!? 」


思いきって真実を話す一刀


その結果…


ゴゴォッ!!


蓮華「へぇ♯♯ 」


火に油ならぬ、火事場にガソリンを投げ込む結果となってしまった。


蓮華「フフフッ…、私に黙って子作りするだなんて困った奴だなぁ… 」


スッ!


蓮華はそう言いながら南海覇王を抜くと


蓮華「もう二度と勝手に子作りしないため、あなたのチ〇コを南海覇王で切断してあげるわ!! 」


ジャキィンッ!!


そう言いながら南海覇王を構える蓮華


それを見た一刀は


一刀「ご…ごめんなさぁい!? 」


ダッ!


逃げるしかなかった。


蓮華「待てぇ一刀!!♯ 」


一刀「許してぇ!? 」


忍である一刀と互角なみの早さで追いかける蓮華


思春「蓮華様に加勢すべきなのだろうが 」


祭「権殿だけで勘弁してやるか 」


炎蓮「いやぁ、生きていたらシャオの妹ができてたかもしれぬな 」


シャオ「母様ったらずるい!!シャオだって子作りまだなのに!! 」


他のものが見守るなか


一刀「許してぇ!? 」


蓮華「許すわけないでしょ!!この種馬ぁっ!!♯♯ 」


五胡の地に一刀の悲鳴と蓮華の怒声が響き渡るのだった。


果たして一刀はどうなってしまうのか!?


それは次回までのお楽しみ…


現代風、孫呉の忍


〜二人は一つ〜


記者会見にて一刀との婚約を発表し、子供まで宿したことを話す蓮華


だがその途中、突如煙が発生し、蓮華の姿が消えたのだった。


もちろんその煙を出したのは…


一刀「間に合ってよかった!? 」


蓮華「一刀!? 」


一刀であり、蓮華を連れ出したのも一刀であった。


一刀「まったく、いきなり記者会見するだなんて驚きだ 」


蓮華「だって、あなただけに罪を背負わせるわけには… 」


蓮華は一刀を思っての行動であった。


一刀「おまけに子供までいるだなんてそんな嘘までついて… 」


子作りしたのは事実だが、子供ができたのは蓮華の嘘だと思う一刀


だが


蓮華「嘘ではない! 」


一刀「えっ!? 」


蓮華「今朝からちょっと体の調子がおかしいので知り合いの医者に診てもらったら… 」


蓮華「その…、できていたのだ。あなたとの子供がな/// 」


子作りしてから数日しか経っていないのに!?


恐るべしは一刀の精力!?


あれっ?本編でも似たようなことを言った気が…


一刀「ま…マジなの!? 」


蓮華「マジだ/// 」


本気と書いてマジと読む


蓮華「だから一刀、あなたが退学するというのなら私も退学する!私達二人は一つなのだから 」


一刀「蓮華…/// 」


寿退社は聞いたことがあるがまさか寿退学だなんて聞いたことがない


一刀「あぁ、俺は仕事見つけて頑張るよ!蓮華とこの子のためにもな 」


蓮華「なら私はあなたを支えるわ 」


んーっ…


そして二人の唇が重なろうとしたその時


姫子・貂蝉『こほんっ! 』


一刀・蓮華『!? 』


突然こほんっと聞こえ、思わず二人が体を離すと


姫子「一刀め、我という許嫁がおりながら… 」


貂蝉「イチャイチャ夫婦ねぇ♪ 」


バンッ!!


そこにはフランチェスカ学園と御忍学園の両校学園長と理事長がいた


二人は一刀達に対し


姫子「一刀、さっき渡された退学届けだが、こんなものは無効とする 」


一刀「えっ!? 」


貂蝉「その代わり私達からの提案として、二人は卒業するまで夫婦にならないこと!それが二人が付き合う条件よ 」


蓮華「それって!? 」


何はともあれ付き合うことを許された二人であった。

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