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転生したので狂信します  作者: 枝無つづく
六章:祀ろわぬ『御使い』

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第156話 ライエル・フォン・クロヌス

side 狂信者


「さて、テーレさん。服装はこれでいいですかね? 一応、最低限の礼儀作法についても確認しましたが」


「今回は『冒険者』として呼ばれたことになってるし、これでいいはずよ。あっちが無礼打ち狙いで呼び出したとかじゃなければ」


 時はキャシーさんとの会食から四日後。

 日は中天に昇り、雲一つない青空を背景に眼前にそびえ立つ『中央都市クロヌス』の中心とも言える領主の居城の壁の白さを際立たせます。


 実用を考慮しながらも美術的にも考えたデザインを持つ城壁。古い部分と新しい部分が見えるのは比較的最近改修されたと見ていいでしょう。良き部分を残し弱き部分を改める、素人目にもわかる立派な城です。


 キャシーさんの話の通り、領地全体の戦力強化にも力を入れているというのはこういった細かい部分からも見て取れますね。

 私は見た目より質というタイプの人間ですが、領主の居城ともなればその見栄えは領主や行政への信頼に関わりますからね。宝飾に力を入れ過ぎて信用を落とすのは論外ですが、実用とデザインのバランスの取れた城はかなり好印象です。


「では、予定の時間に遅れてもいけませんし、入るとしましょうか。門番さん、私たちは先の軍との共同作戦の報酬を受け取りに来た冒険者ですが、入っても?」


 私が声をかけると、門番さんはただの冒険者への態度とは思えないほど深く頭を下げます。

 もしかしたら、『絶対に怒らせるな』というようなことでも言われているのかもしれませんが。


「ようこそお越しいただきました。しかし、いきなりで失礼ながら、これを指にはめていただきたい」


 門番さんが箱に入った素朴な木製の指輪を二つ、こちらに差し出してきました。

 通行証のようなものでしょうか。テーレさんに目を向けると、嘆息しながら指輪の一つを手に取り、右手の中指に装備しました。


「場内で魔法を使わせないためのアイテムよ。非常事態でもないかぎりは外さないで。外したら城の本機に伝わるから」


「なるほど、武装解除の代わり。発信器であり、場内でこれを外すこと自体が無礼というわけですか」


「一応、ナイフフォーク代わりの爪楊枝くらいの力場を作るって機能もあるわよ。世の中には完全に『武装解除』させた方が怖いってのもいるからね」


「理解しました。では、私も右手の中指にしておきましょうか。テーレさんとお揃いですね」


 試しに少し魔力を励起してみると、爪楊枝というには少々長すぎますが確かに戦闘には不向きな針のようなものが出てきました。なるほど、基本的に魔法を使おうとしても魔力が先にこちらに取られてしまって、出力を無理に出せば壊れて本機にそれが伝わる……というところでしょう。誰でも簡単に割れるガラス戸がその破砕音で防犯設備として機能するのと同じ理屈です。

 これ自体を殺傷に使うにしても、しなりのあるこれは柔らかな果物や肉料理などは刺せても、人間にかすり傷より深い傷を負わせるのは難しそうです。

 しかし……


「ところで、もしも持病があって常にマジックアイテムで活動状態を保っている方などもこれを付けるのですか?」


「大丈夫よ。これ、出力調節なしで無意識に常時発動するような術式にはあんまり効果ないから」


 つまり、テーレさんの『周囲に集まった不幸を散らす』という術式に関しては問題ないと。

 なら、大丈夫ですね。


「では、あらためまして、お邪魔するとしましょう」







side テーレ


 石壁に囲われた城内でも常に暗さを感じさせないように、光の角度が計算された天窓。

 配置や光の当たり方を計算して、最も見栄えよく映るように壁に掲げられた有名作家の絵画。

 そこかしこに並ぶ、装飾鎧に見せかけた警備ゴーレム。

 フワフワとしたどこまでも続く絨毯。

 前を案内する使用人(メイド)も、経験豊富な年配のリーダーと若く美しいサポートが二人。


「『ただの冒険者』への対応としては少し過剰かしらね。ボディーチェックもそこそこ厳しかったし」


 さすがに、完全武装したまま領主に会うことはできないから防具以外の武装の類は預けて金庫に入れて、その鍵を受け取っている。まあ、私たちの場合は素手でもそれほど問題なく戦えるし、いざ襲撃でもされたら堂々と指輪を外して魔法を使っても許されるから全くの無力というわけじゃないけど。

 案内されたとおりに長い廊下を歩いて、装飾が彫られた大きな扉の前に立つ。

 メイドたちが左右に分かれて道を開ける。


「いい、マスター。基本的に私が話すから。あんたは黙ってていいから」


「了解しました」


 最後にマスターに対して釘を刺しておき、メイドに目で扉を開けるように合図して、接客用の広間に足を踏み入れる。

 すると、そこには円形の広間に立ち並ぶ兵士に、家臣に、そして何段かの階段の上、玉座に座る特別豪奢な服を着た大領主の姿。絵に描いたような『玉座の間』だ。


 私とマスターが事前に確認しておいた現世での一般的な礼儀作法に従って、部屋の中央へ出て膝を付くと、大領主ライエル・フォン・クロヌスは手元の文書を読み上げる。


「冒険者『テーレ』、並びに冒険者『狂信者』。汝らの、以下の功績に対する褒美を与えよう」


 列挙される細々とした功績。

 まあ、依頼の要点だった盗賊の討伐だけじゃなく、見逃していれば多大な被害が出た鎧悪魔の軍勢を事前に止めたとか横領を働いていた貴族の摘発に協力したとかそういう要素を切り取って行けばそれなりの数になるだろう。

 細々としたそれらを、身に覚えのないものがないかを一応注意しながら聞き終えると、大領主が文書から目を移してこちらに向ける。


「以上で、間違いはないか?」


「……ないわ。強いて言うなら、特別工作員からは詳しい事情を聞いたわけじゃなかった。ただ、『言えない事情があるらしい』ってことは聞いてたけど」


「はい、テーレさんの言う通り、明確に間違ったものはなかったかと」


 私たちは『冒険者』であり来客だ。元から礼儀作法がなっていないのが普通の荒くれ者集団の一員として呼ばれたんだから、多少の生意気や無礼な口調くらいなら無礼打ちされることもない。

 むしろあんまりへりくだってあっちに『与し易し』と思われる方が困るから舐められないように強気に答える。マスターの態度が基本あれだから特に。

 あちらも無礼打ちをするつもりはないらしく、咎めるような反応はない。

 大領主は私たちの返事を聞いて鷹揚に頷く。


「よろしい……ギルドからの依頼報酬に褒賞としての金貨を五百枚追加しよう。また、金貨以外の報酬として宝石、武具、土地の権利書。別室に用意してある中からそれぞれ、好きなものを選んで持ち帰るといい」


 ここまでは、『ただの冒険者』への依頼として然るべき報酬。

 そして、本題はここから。例の『転生者』への勧誘……ここでの表向きは、特別雇用の勧誘か大領主直々の依頼という形になるだろう。


「さて……男の方、『狂信者』と言ったな。汝は『敬虔なディーレ教徒』を自称しているそうだな」


 だけど……予想外の問いかけ。

 私じゃなくて、マスターを名指しで言葉をかけてくるなんて、聞いていない。

 交渉ごとは全部私を通すようにって言ってあったのに、なんで……


「やや訂正が必要かと。私は確かに女神ディーレを信仰する者ですが、あくまで一信徒。確かに敬虔でありたいとは思っていますが、まだ自らそれを称するほどの者とは思っていません。『狂信者』というのもあくまで称号として賜っただけであり、私の信仰などまだまだでしょう」


「そうか……では、その一信徒であるという汝に問おう。なに、気を張ることはない。単なる例え話だ。汝の言う『敬虔であるべきディーレ教徒』、『善なる者』がいかなる行動を選ぶかというな」


 予定にない言葉、しかも名指しでの問いかけに私が代わりに答えることはできない。

 大領主は、にやりと口角を上げて玉座の上から問いを投げる。


「『汝は砂漠を彷徨っている。汝の他には九人の旅人がいる。だが、砂漠を抜けるまでの道のりは遠く、汝ら十人の手持ちを合わせても、水や糧食は十人で道を行くのに必要な量の半分しかない』。さあ、汝が彼らを導くのなら、如何にして旅人を生かす?」


 これは……まずい。

 『不条理な二択』……この質問の肝は『半分を見捨てるしかない』という部分。

 そして、次に問われるのは『自分はどちらの半分に入るかを自分で決めろ』ということだ。


 『食料を持って生き延びる側』に入ると答えるのなら、それは『我が身可愛さに他人を見捨てる』という答えになる。

 『食料を渡して死ぬ側』に入ると答えるのなら、『彼らを導く』と言っている以上それは『責任を放棄して逃げる』という答えになる。


 つまり、どちらを答えても大領主は『お前のような自己中心的な者は信用できない』と言うことができる。『ただの冒険者』なら、『生き延びる』にしても『導く者として残った者を護らなければならない』と答えることもできるけど、この問いかけは『善なる者』として与えられたもの。


 ディーレ様は飢えながら自分自身の食料を他人に分け与えたという逸話から神格化された存在だ。『他人を犠牲に生き延びる』という答えをすれば『貴様はディーレ教徒を名乗るのに相応しくない』と言われる……いや、場合によっては『狂信者』の称号を受けた者がそう答えるのであれば女神ディーレの語る『善』こそが見返りを期待しての偽善だと言われる可能性すらある。


 かといって、『自分は食糧を渡して死ぬ』と言い切れば、それは『自ら貧乏くじを引く覚悟がある』という答えになる。それは、この後の『研究施設』への対抗作戦で不当に危険な役回りを与えられる。


 つまり、この質問は貧乏くじを引かせるための前振り。

 ディーレ教徒として口にできない『他人の食糧を奪って生き延びる』という答えを避けてもう一方を選べば、この先に続く会話で不利になる。

 しかも、よりにもよって回答者はより『ディーレ教徒』らしいマスター限定で私には助言を与える隙もない。


 この貴族……不意討ちでこんなキラーパスをしてくるなんて。


 マスターも自分に振られた話の深い意味がわかっているかどうかはわからないけど、安易に答えるべきではないことであることは察したのか、ほんの僅かな時間だけ沈黙した。

 そして……



「そうですねえ……では、十人で揃って砂漠を抜けるため、歩き始めましょう」



 対するマスターの答えは……考えられる中で、最も馬鹿な答え。

 馬鹿過ぎて、逆に大領主が表情を変えるほどに。


「……質問の意味がわかっていないようだな。私はこう問うたのだ。『如何にして生かす』と、その答えがそれか」


「はい、『生きる』というのは何も森や海、人里の中だけではありません。時間が限られていようと、砂漠の只中だろうと、その意志を貫くのならば死ぬ瞬間までは『生きている』ということでしょう。『自分たちは他人から奪うことを選ばなかった』『最期まで誇り高く人としての尊厳を守り抜いた』、それでこそ『生きる』というのなら、それはもはや信仰の問題でしょう。自ら食糧を手放す者や他人から奪う者がいないのなら、わざわざそれを強要することはできませんよ」


「……ならば、さらに問おう。汝らに、重要な役目があったらどうする。汝らが送り届けた者のように、砂漠を越えて辿り着かなければより多くのものが犠牲になるような、重要な役目があったとしたら」


 『最悪道半ばで倒れても仕方ない』とも取れるマスターの答えを封じるための『大義』という前提の追加。たとえ話の命題をさらに『仕事』の話に寄せてくる。

 けれど、再度の問いにマスターは迷いなく即答する。


「答えに変わりはありません。『十人皆で進む』、それが答えです。多くの目を持って砂漠を行けば、誰かがオアシスを見つけることもあるかもしれません。獣に襲われた時、五人では無残に食い尽くされてしまうとしても十人いれば逆かもしれません。多様性や各々にできる役割を軽視しては、未来を狭めてしまうことになります」


「……それが本意だというのなら、汝は愚かだと言わざるを得ない。導くべき立場でありながら、そのような賭けに他人の命を費やすなど」


「私が愚かなことは否定できません。だからこそ、敢えてそのような立場を避けている部分もあります。しかし……他人の命を費やすという表現は適切ではないかもしれません。十人で行けば、途中何もなくとも上手く行けば九人、少なくとも七人程度は生きて砂漠を抜けられるでしょう?」


「……なんだと?」


 不意を突かれたような大領主に対して、マスターは『当然のこと』を語るように言葉を続ける。


「まあ、その中に私が残っているかはわかりませんが、十人の内半数でも砂漠を抜けられればいいというのなら、おそらく問題はないでしょう。それだけの大義があるのならば、きっと生き延びられることでしょう」


「な……なにを、言っている?」


「そうですねえ……大領主様。もしも、この問いかけがご自身の選択の参考にというのであれば、一つだけ注意を。あなたは、風に聞くほどの名君です。故に、あなたがその十人の導き手であるのなら、あなただけは絶対に死んではなりません。あなたの死は、より大きな混乱と多くの死に繋がります。信仰を貫くために死ねるような、私と同じ立場ではないでしょう」


「何が言いたいのだ……?」


 これは……不条理な二択に対する反撃だ。

 動揺する大領主に、マスターはニッコリと笑みを見せながら告げる。


「あなたの死は民の死、あなたの命は民の命。であればこそ、あなたの血肉は民の血肉、民の血肉はあなたの血肉と思い、何としてでも生き延びなければなりません。たとえ、食料が一割にすら届かなかったとしても、誰よりも高潔で堂々と生きなければならないあなたがその手を赤黒く汚さなければならないとしても、自らの愛す臣民に『私のために死んでくれ』と命じなければならないとしても」


 『民の血肉はあなたの血肉』。

 その言葉で、大領主はハッと息を呑む。

 私も、何が言いたいのか分かった。こんなところでなんてことを言うんだこいつは。


「な、貴様は! 本気でそんなことを……!」


「私は最初に言いました。それが『生きる』ということにならないのであれば、誇りを貫いて死ねばいいのです。しかし、そうできないほどの大義があるという前提ならば、そうするべきでしょう。ましてや、あなたがその立場であったなら、あなたがどんなにそれをしたくないとしても、しなければならない。前提条件を与えたのは大領主様です」


「わ、私は、そこまでは……いや……ぐっ、そう……だな。『人としての尊厳』か……貴様は、最初からそのつもりで……」


 反論できずに項垂れる大領主。

 それは……当然と言えば当然だ。

 領主というのは、領民を統治して導き、生かすための地位。そのために、有事となればその領主を生かすために領民を盾にすることも肯定しなければならない立場だ。

 それを許容するのなら……たとえ、『食人』というような禁忌に手を出しててでも、生き延びなければならない。責任ある立場として、誰もが嫌がることでもしなければならない。それを否定すれば、今回の盗賊討伐で死んだ軍人たちの家族や友人に見せる顔がない。


 そして、その『責任』は『信仰』と同じ。

 その大きさによっては、一般的な倫理や常識を踏み倒す必要すらある。

 ……その上で、マスターは質問に対しての答えを『自分の場合』と『領主の場合』で切り分けることで、自分の上にいるのは『信仰の対象(ディーレ様)』であり『権力者(あなた)』ではないと。そう言ったのだ。


「ぐ……くっ……」


「そうですねえ……では、私から一つ、十人全員で砂漠を抜けるためのアイデアを一つ」


 マスターは、これまでの言葉が冗談だったかのように、調子を変える。

 そして、笑い話のように明るく『助言(アイデア)』を説く。


「大切なのは、砂漠のど真ん中で食糧が足らず立ち往生などとならぬようにしっかりとした準備をしておくこと。そのような状態で砂漠に入らぬよう、ケチをせず腕利きのガイドを雇っておくことです。ガイドもなく砂漠に踏み入るとは、大領主様が護衛もなく市井を遊び歩くようなもの。歩き慣れていて簡単に通り抜けられるように見えても、それは蜃気楼の向こうの光景かもしれません。そのような振る舞いがどうしても必要なことはありましょうが、厳しい選択を迫られたくなければ、まずは周りの皆さんを心配させないように頼るべき臣下(ガイド)のお小言にも耳を傾けるべきかもしれません」


 最後に、城下を護衛もつけずにお忍びで歩いてよく臣下を困らせるという大領主の振る舞いを嗜めるようなことを言って、問いかけへの答えを終える。

 最後に添えたのは『準備不足による遭難という前提の否定』、つまり暗に『ろくに支援もしない無謀な依頼人からの仕事は受けられない』という意味にもなる注釈だ。これは、無理な仕事を押し付けるなという警告にもなる。

 とにかく変なことを言わずにやり過ごしてくれればと思っていたけれど、予想以上のファインプレーだ。


 そして、不条理な二択をしかけたのに完全にやりこめられてしまった形になった大領主は黙り込んでしまい、沈黙が数十秒続き……その空気を突き破るような豪快な笑い声が響いた。


「ハッハッハッ! これはいい! この手の問いかけにつまらない答えしか返せないようなやつだったらどうしようかと思ったぞ! アッハッハッ! ライアン、降りて良いぞ」


 笑い声の主は家臣の一人だった……いや、家臣の一人に紛れていた。

 付け髭とカツラを外すと、その顔つきは大領主と瓜二つ……いや、違う。

 あの『玉座にいる男』が、この男と瓜二つ。


「はっ、兄上……申し訳ございません」


「構わん、今のに対する答えを用意していなかった俺の落ち度だ。俺もまさか、そんな答えを堂々と言い放つとは思っていなかったからな。しかし、そうか、次からは城下の視察に行くときは今よりも多くの護衛を付けることも検討するべきだろうな。目立つ護衛がいないからと狙いやすいと思われることもまたリスクの一つだ」


 家臣の格好をした男は玉座へと向かっていく。玉座にいた男はマントを外してすれ違いざまに手渡し、家臣の列に空いた穴を埋める。

 そして、先程まで家臣のふりをしていた男は玉座に座り、頬杖をついて不敵な笑みを浮かべた。

 表情のせいか、全く同じ作りをしている先程の男よりずっと精悍に見える顔に、ギラギラと燃えるような瞳を光らせながら。


「さて、俺の『悪戯』に付き合わせて悪かったな。改めて名乗るとしよう……俺こそがこのクロヌスの領主『ライエル・フォン・クロヌス』だ。我が城に歓迎するぞ、狂気の信仰者」





 ちなみに、今回の作中での問いかけは『カルネアデスの板』と呼ばれる日本の法律で言うところの『刑法第37条 緊急避難』に関わる命題ですね。(『自分が溺れそうな時に目の前に一つだけある板を確保するために他の溺れてる人を突き放すのは罪か』というやつです)


 狂信者は『人数分の救命胴衣を用意すればそもそもそんな選択は必要ない』『もしも本当にそんな状況になったのなら理不尽な選択を迫られる側ではなくその状況を許した者が悪い(つまり選ぶ側は自分の可能な最善の選択をすればいい)』と答えたわけですが。


 ニュースとかでよくある『どちらが悪い?』という話題でも、『本当に悪いのはそのどちらかだけなのか』と一度よく考えてみると違うものも見えてくるかもしれませんね。


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― 新着の感想 ―
10人で等分してあとは各々の頑張りに任せる、かな 食神はデフォやね 強要なしもデフォ
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