真っ暗な毎日
男の子目線で小説を書いたこと無いので自信はありませんが…(´・ω・`)
今日も僕の上靴は汚いです。
そして今日も僕は汚いです。
今日も僕は【独り】です。
今日もみんなは僕を嫌います。
今日も僕は【嫌われ者】です。
――僕にとっては、これが普通の毎日です。
僕、畠中 陸斗は、中学にあがってからいじめられるようになった。
何が原因かは分からない。
僕自信も、いじめられるようなことをした覚えは無い。
教室に入り、落書きされた机の横に鞄をかけ席に座る。
「うわキモい奴が来たよ~」
教室にいる人達がそう言ってクスクスと笑った。
――大丈夫。こんなの慣れっこ。
すると、いきなり後ろから僕の後頭部に何かが飛んできた。
「いたっ……」
「あ、わりぃ。いたの?気づかなかった~」
男子がワザとらしく言った。
そいつが持っていたのはゴムボールだった。
「ちょっと、そんなこと言ったら可哀想だよ~」
近くにいた女子もクスクス笑う。
「あ、そうだ。畠中、キャッチボールの相手しろよ」
その男子が、思いついたかのように言った。
「え……?」
「ほら早く!そこに立てよ!」
言われた通り、男子の前に立つ。
「よし、ちゃんと取れよ~!」
そして、男子が投げたボールが僕の顔に向かって飛んできた。
「っ!!」
僕は顔を横に向け、よけた。
「おいおい。ちゃんと取れよ~」
「畠中はドジだからな~」
「ダッサ~い」
周りで観戦している人達がドッと笑った。
それからもその男子は、僕の顔目掛けてボールを投げ続けた。
「チッ。全然面白くねぇの」
男子はそう言って、窓の外にボールを投げた。
「おっと手がすべった~。畠中、拾ってこいよ」
「えっ……。で、でも、もうすこしでホームルームが――」
「あ?文句あっかよ?」
男子がハサミを取り出した。――僕の髪を切るつもりだ。
「わ……、わかったよ……」
僕が教室を出て行くと、教室から笑い声が聞こえた。
僕の教室は3階。ボールを探すのに時間は結構かかるだろう。
――ホームルームまであと約5分。絶対に間に合わない。
でも、ここでボールを見つけなかったら、絶対に何か言われるに違いない。
外に出て、ボールが落ちたところ辺りを探す。
すると、ホームルーム開始のチャイムが鳴った。
――もうどうでも良かった。
こんな僕でも、昔から想いを寄せている人がいる。
気が強くて、明るくて、みんなに人気者な彼女――桐渓 藍蘭。
彼女とは幼稚園の頃からの知り合い。いつも僕を守ってくれたんだ。
でも、小学校にあがるとき、彼女はどこかへ引っ越してしまった。
小学校で上手く友達を作れなかった僕は【一人ぼっち】なり、嫌がらせをされるようになり、現在に至る。
自分でも情けないとは思うが、何も出来ないのが現実で、『藍蘭がいてくれたら』と毎日のように思っていた。
そんなある日。僕の毎日に光が差した。
「――桐渓 藍蘭です。分からないことが多いですが、よろしくお願いします」
――彼女が転校してきたのだ!




