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プロローグ ~記憶の中の君~

『りくと、いつまでないてるの?』


『だって……っ、ぼくのせいで、あいかちゃんまでイヤなこといわれたんだもん……っ』


『あたしはだいじょうぶだって。あんなの、きにしてないよ』


『でもぉ……っ』


『あたし、なきむしなおとこのこはキライだぞ?』


『うぅ……』


『――りくとはさ、わらってるほうがカッコいいんだから』



――君は、いつもそう言って僕を励ましてくれたね。

小さい頃の僕は単純で、その言葉ですぐに泣き止んでたっけ。


だって、君に好かれたかったから――。


君のいない間に、僕は【嫌われ者】になりました。


君がいれば、僕を励ましてくれるのかな。



僕の真っ暗で真っ黒な世界は、


君が現れたその日から


一筋の光が差しました――。

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