第58話 勉強教える猫村くん
「猫村くん?」
「...ん?どうかしたの?神崎さん...そんな顔して」
「勉強教えて...くれない?」
★
日曜日 図書館にて
「あ、お待たせ!猫村くん!」
「ふぁああ...3秒の遅刻だよ」
「そこまで細かいの!?てか3分ぐらい遅れてると思うけど...」
「とりあえず行こうよ...ふぁああ」
☆
「で、何を教えてもらいふぁああ」
「そうそう...明後日テストじゃん?」
「うん」
「実は...勉強してなくてさ。だから...」
「だからテストでいつも好成績を残してる僕から教えてもらおうと?」
「よ、よく分かったね...」
「...ふぁああ」
「返事してよ!」
「とりあえず寝ていい?」
「ダメだよ...」
「それじゃあ始めようか...ふぁああ」
数学
「数字だけ見て」
「数字だけ?」
「そう...ふぁああ...その後に計算のなんかを見て」
「うん...うん?」
「すると、少しずつ頭に入ってくるでしょ?」
「まあまあ...入ってくるね」
「で、それを2回繰り返せば...」
「繰り返せば?」
「寝れる」
「寝れる方法を知りたいわけじゃないよ!」
そこ~!勉強はとても良いけど大声じゃなくて小声でね~!
「あ、すいません!」「...すいません...ふぁああ」
「で、本当は?」
「さっきのところまで戻って、寝ていい?」
「いや戻りすぎだよ!」ひそひそ
「大声出しても良いんだよ?」
「だからダメでしょ!」ひそひそ
英語
「無理」
「なんで!?テスト結構出来てるじゃん」
「言っとくけど問題を日本語にするだけだよ...簡単じゃん」
「だからその方法を教えてよ...」
「シャーロック・ホームズ」
「え?」
「シャーロック・ホームズって英語じゃん?小説は」
「まあ小説は...うん。原作は英語だね」
「僕小説は読む方なんだ...読んで身に付いた」
「嘘!?」ひそひそ
「ホント...ふぁああ...ここにもシャーロック・ホームズの原作に似た本があるから読んでみなよ...自力で」
「なるほど...」
数時間後
「...ふぁああ」
「むずむず...分からない...」
「...ダメだね」
「ちゃんと教えてよ...」
理科
「簡単。AをBにすればいい」
「なにそれ!?」
「すごく簡単じゃん...ふぁああ...」
「簡単じゃないよ...」
「んじゃあBをAに?」
「これさっきのが逆になっただけだよね!?」
テスト返却日
「ふぁああ...眠い...」
「ねえねえ...猫村くん...」
「ん?なに...ふぁああ」
「テスト...全部80点以上...」
「いつもは?」
「90~70」
「...おめでとう」
(90点取れればいいほうだよね...ふぁああ)
とりあえずテストはバッチリでした
次回の猫村くん!
どうも!神崎です!
ふぁああ...猫村くんと一緒にいると眠くなるね...
なんだか...疲れちゃって...
次回...
「オセロの猫村くん」
...zzz




