俊介のキャラを変えてみた
今日も暑くなりそうないい天気。
周はそんな空の下で伸びをしていた。
「んあ~~~~~!
今日もいい天気♪」
雲一つない晴天の空に周はご機嫌だった。
そんな周に声をかけてくる男が一人。
幼馴染の俊介である。
「おはよう、周」
「んあ?あ、おはようしゅんくん、今日も暑くなりそ・・・・・・あまねって言った!?今!?」
「ん?どうしたんだ?早く行かないと学校に遅刻するぜ?」
「「するぜ」!?
な、なんかしゅんくん、今日は違くない?」
ビクッと後ろに飛びのく周。
俊介の言動がなにやらおかしい気がする。
「いや、俺は別にいつも通りだぜ?」
「「俺」とか言っちゃってるじゃん!!
いつもは「僕」って言ってなかったっけ!?」
「そうだっけ?まぁ、いいじゃないか。
それより早く行こうぜ」
「あ、うん・・・・・・」
別になんでもないような振る舞いで歩き出す俊介。
それをおかしいと思いつつもついていく周。
今日の俊介はどうしてしまったと言うのか。
(な、なんだろう?今日のしゅんくん、なんかおかしい・・・・・・。
いつもと違うっていうか・・・・・・。
でもなんだろう・・・・・・?
・・・・・・別に嫌じゃないかな・・・・・・こんなしゅんくんも・・・・・・)
「どうした?周?」
「ひゃい!?」
突然声をかけられ、飛びのく周。
まぁ、俊介の事を考えているときにその本人から声をかけられたのだから当然かもしれないが。
「な、ななな何がかな?しゅんくん?」
「顔が赤いじゃないか。
熱でもあるのか?」
「へ?」
俊介はそういうと、周の額に自分のそれをピタッとくっつける。
一瞬後。
「ひゃわあああああああ!!!
しゅ、しゅしゅしゅしゅ!しゅんくん!!
か、顔!顔が!!ち!ちか!ちか!近くに!!」
「ん~、どうやら熱は無いみたいだな。
よかった、俺の周が体調不良かと思ったよ」
「「俺の」!!!!!!!!??
「俺の周」!!!!!!!!???
わ、私!しゅんくんのモノだったの!!??いつの間に!!!」
「でも、具合が悪くなったら無理せず言うんだぞ?
ちゃんと俺が看病してやるからな」
「しゅ、しゅんくんが看病・・・・・・!!
いやいやいや!そんな!も、もしうつったりしたら・・・・・・」
「気にするなよ、そんなこと。
第一そうすれば・・・・・・」
と、俊介は周の肩に手をかけるとグイッと引き寄せた。
「お前を、独り占めできるだろ?」
ボジュウウウウウウウウウウウウウウウ!
周の頭が爆発した。
「いやああああああああああああああ!!!!!!」
ダッシュで駆け抜けていく周。
それを登校中の蓮井君が見ていたのだった。
「あれは・・・・・・斉藤さんか?
林田が一緒じゃないな、どうしたんだ?」
「おはよう、祐二」
「ん?あ、おはよう林田。
今斉藤さんが走ってったみたいだけどどうし・・・・・・今祐二って呼んだか!?」
普通の会話のつもりが突然の気になるワードに驚かされる蓮井君。
「ああ、呼んだけど、どうした?」
そしてやはり当然のように返事をする俊介。
これには中学からの付き合いの蓮井君も驚きを隠せない。
「お、おおおお、おおおおいおいおいおいおいおい!
確かに付き合い長いし「呼び捨てでもいいぜ」って言ったことあるけど!
お前、「祐二くん」も「蓮井」もスッ飛ばしていきなり「祐二」かよ!」
「何言ってるんだ?
俺達もう親友だろ?名前で呼び合うなんて当然じゃないか」
「親友!?
何て熱い響きだ!
お前の口からそんな言葉が聞けるとは思わなかったぜっ!」
「そうだ、祐二。
お前も「林田」なんかじゃなく「俊介」って呼べよ」
「マジか!?
そ、そうか!親友だもんな!
おう!分かったぜ!改めてよろしくな!俊介!」
「おうよ、祐二!」
そして二人は熱い握手を交わすのだった。
それを宇喜多くんが見ているのだった。
「・・・・・・なんだあの熱い二人は・・・・・・」
元は二つだったのを一つにしました。
俊介はこういう方向に壊した方がいいと思ったんだ。




