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氷雨の黙示録  作者: 唯野眠子
第15章-分水嶺
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90/93

第15-4話 世界の意見

時刻: 9月15日 午前10時00分

場所: ジュネーブ・国際会議場

IGDEの全体会議が開催された。

加盟167ヶ国の代表が集まっていた。

議題は一つ。

残存氷塊の活用と金星テラフォーミング構想について。

洋子とマリアが、壇上に並んだ。

浩は、壇の手前にあるサポート席に座った。

私は、記録者席で記録端末を構えた。

この会議場に来るのは、今日が初めてではない。

軌道エレベータの建設が始まった頃から、ここで何度も会議を記録してきた。

しかし今日の規模は、その時より大きかった。

サポートスタッフを合わせると、会議場に入っている人間は四百人を超えていた。

壇上の二人を、四百人が見ていた。

記録者として今日の位置を説明する。

記録者席は会議場の右後方にある。

壇上全体が見渡せる角度だ。

代表席も、その表情まで確認できる距離ではないが、全体の動きは見える。

洋子とマリアが壇上に並んだ時、二人の立ち位置が少し違った。

マリアが右、洋子が左。

洋子が少し前に出て立っていた。

最初に話すのが洋子だから、という配置だと私は理解した。

「本日提案する計画の概要を説明します」

洋子が口を開いた。

会場が静まった。洋子が話し始めると、それまで隣席と言葉を交わしていた代表も手を止めた。

最前列から最後列まで、視線が壇上に向いた。

私はこの瞬間を記録した。

全員の視線が一点に向かう場面は、会議の中でそう多くない。

動議の採決直前か、あるいは誰かが予想外のことを言う瞬間か。

今日の会場がその種の静けさになったのは、洋子が口を開いた瞬間だった。

なぜそうなったかを書こうとして、止めた。

理由は分からない。洋子の声か、場の準備か、それとも別の何かか。

静まった、という事実だけを書いた。


時刻: 午前10時00分〜正午

場所: 国際会議場

洋子の説明は、1時間15分続いた。

技術的な内容を、専門家でない出席者にも理解できるよう、段階的に組み立てていた。

金星の現状から始まり、氷塊投入の仕組み、段階的な変化の予測、コストの試算、時間軸へと続いた。

私は説明の全体を記録しながら、洋子が言葉を選ぶ間合いを観察していた。

技術的な部分は速く、数字が多い。

しかし数字の意味を説明する場面では、少し間を置いた。

専門家でない代表に向けて、言葉を噛み砕く時間だった。

「氷雨によって生じた残存氷塊は、現在も宇宙空間に存在しています。その一部は、金星への誘導が最もエネルギー効率の高い軌道にある。使わなければ、それは永遠に宇宙を漂い続ける」

会場に動きがあった。数人の代表が隣席と言葉を交わした。

「永遠に漂い続ける」という言葉が、何かを動かしたように見えた。

「金星を変えることは、百年以内に意味のある成果を生みます。大気圧の低下と温度の低下が、観測可能なレベルで進む」

「そして、この計画は人類が単独の目的のために宇宙に働きかける最初の大規模プロジェクトになります。ケフィリアンへのひとつの答えにもなる」

「ケフィリアン」という言葉が出た時、会場が少し静かになった。

この会議場にいる全員が、6年間の出来事を知っている。

氷雨を知っている。

解読を知っている。

その言葉が今日、金星の話の中に置かれた。

洋子の説明が終わった時点で、正午を少し過ぎていた。

1時間15分という時間が、私には体感として短く感じられた。

説明が密度を持っていたからかもしれない。

あるいは、私が内容を知っていたからかもしれない。

どちらが原因かは判断できないので、書かない。

説明が終わると、質問の時間になった。

最初の質問は、コストの分担についてだった。

次は、月への供給削減の影響について。

三番目は、将来世代への義務についてだった。

洋子は、準備していた回答をすべて正確に使った。

言葉を変えることなく、図らずも訓練されたように見えた。

訓練された、という言い方は正確ではない。

準備された言葉が、そのまま使えた、ということだ。

浩が補足した場面は、軌道計算の精度に関する部分だった。

「精度は月への誘導以上です。誤差2km以内」

「それは本当か」

「計算書があります。確認できます」

「後で提出してほしい」

「提出します」

浩の補足は短く、正確だった。

余分な言葉がなかった。

質問の時間は、午後1時まで続いた。

50分ほどの間に、17カ国の代表が発言した。

私はその全員の発言を記録した。長い質問も短い質問も、同じ記録端末に収まっている。

質問の中に一つ、洋子が少し間を置いた場面があった。

「この計画によって、金星は人類のものになるのか」という問いだった。

洋子は2秒ほど考えてから答えた。

「金星が人類のものになる、という考え方は正確ではありません。環境を変える行為が、所有を意味するわけではない。地球を人類が所有しているとは言わない。同じことです」

代表は頷いたが、満足した様子ではなかった。

それ以上の質問は出なかった。

私は記録者席から、会場全体を見ていた。

代表たちが洋子の説明を聞く姿勢を観察していた。

前のめりになる者。

資料に目を落とす者。

隣席と言葉を交わす者。

静かに聞く者。

反応はさまざまだった。

しかし質問の時間になると、誰もが口を開いた。

どんな立場であっても、この計画を無視した者はいなかった。

それが今日の会場の性質だった、と私は記録した。


時刻: 午後の討議

場所: 国際会議場

討議に移ると、意見が分かれた。

支持の発言が続いた。

「資源があり、技術があり、目的がある。始めない理由がない」

「ケフィリアンの教訓を活かすなら、協力してこそだ。一国でなく、全人類で挑む」

「三百年後の成果は私たちには見えないが、始める世代になることには意味がある」

「地球と月を越えた目標が生まれた。それ自体が、人類の歴史の転換点だ」

それぞれの発言の後、会場に応答があった。

拍手ではない。

ざわめきと、静けさの繰り返しだ。

賛意は音になりにくい。

反論の方が、声が出やすい。

反対の発言も続いた。

「地球上には、まだ解決されていない問題がある。飢餓、貧困、疾病。なぜ宇宙に資源を使うのか」

「三百年以上の計画を、今の世代が承認することは越権行為ではないか」

「未来の世代は、この決定を拒否できるのか」

この二つは、昨日の準備段階でも洋子が予測していた問いだった。

三つ目は、想定外だったかもしれない。

洋子は少し間を置いてから答えた。

「百年後の観測結果を見て、計画の継続か停止かを判断する仕組みを組み込む予定です」と。

回答は準備されていたが、問いの角度が少し違っていた。

私はその違いを書いた。

「ケフィリアンが宇宙進出の先に滅んだことを、忘れてはならない」

最後の発言の後、会場がざわついた。

ここまでマリアは黙って聞いていた。

しかしこの発言で、立ち上がった。

「ケフィリアンが滅んだのは、宇宙進出の結果ではありません。対立の結果です。彼らの滅亡は、存在の形が分裂したことに起因する。今日この場にいる全員が、同じ種類の存在として同じ問いに向き合っている。その事実が、彼らとの最大の違いになります」

会場が静まった。

「地球の未解決問題と宇宙開発は、二項対立ではありません。この計画のコストは、GDPに占める割合として過去最低水準です。同時に両方を進める余力は、今の人類にはある」

それで全員が納得したわけではない。

しかし、それ以上の反論は出なかった。

討議が一段落した後、議長が休憩を宣言した。

会場から人が動き始めた。

廊下に出る者、隣席と話し込む者、壇上の三人に近づこうとする者。

私はその動きを記録した。

特に目を引いたのは、「ケフィリアンが宇宙進出の先に滅んだ」と発言した代表が、休憩後にマリアのそばに来た場面だ。二人は短く言葉を交わした。

内容は聞こえなかった。しかし代表の表情が、発言の時より穏やかだった、という事実を書いた。

表情の変化がどういう意味を持つかは書かなかった。

マリアは休憩の間、一度も座らなかった。

立ったまま、次々と代表の声を受けた。

その立ち方を、私は観察した。

背筋が変わらなかった。

疲れを外に出さない立ち方だった。

私は討議の発言をすべて記録していた。

支持の言葉と反対の言葉を、同じ温度で記録した。

どちらに価値があるかを判断するのは、記録者の仕事ではない。

マリアの発言が、ケフィリアンの滅亡の構造を正確に整理していた。

解読会議での記録を読み込んでいなければ、あの言葉は出てこなかった。

私はそれを確認として書いた。

討議が終わった後、会場の空気が少し変わった。

賛否が明確になりきらない、中間の緊張感だった。

決定は明日以降に持ち越された。

今日で全部が決まるわけではない、ということを、会場全体が理解していた。

それでも今日の会議が持つ意味を、私はどう書くか。

洋子の1時間15分の説明が、167ヶ国の代表の前で行われた、という事実を書いた。

マリアがケフィリアンの名前を使って反論した、という事実を書いた。

それだけで十分だった。

今日起きたことは、今日の記録として残る。

判断は後の記録が担う。


時刻: 9月16日 午前

場所: 国際会議場・ロビー

会議の翌日、各国の代表が個別にマリアや洋子と話した。

私はその動きを観察した。廊下、ロビー、会議場の外での立ち話。それぞれの内容が断片的に記録されていった。

マリアは午前中の大半を代表との個別面談に費やしていた。私は廊下から、その入退室の回数を数えた。10時から12時の間に、7人の代表がマリアのブリーフィングルームに出入りした。それが今日の午前の事実だ。

反対していた代表が、洋子に近づいた。昨日、地球の貧困問題について強く発言した代表だ。

「一つ聞きたい」

「どうぞ」

「あなた自身は、なぜこの計画が必要だと思っている? 科学的な理由ではなく」

洋子は少し間を置いた。

「ケフィリアンの量子メモリーの中に、こんな言葉がありました」

代表は黙って聞いた。

「『数億年先の未来にいる、まだ見ぬ友人よ。君の顔も名前も知らない。だが、私は君が生まれるその日のために、今このレバーを固定する』」

「……彼らの言葉か」

「そうです。4億年前、彼らは地球にいなかった私たちのために氷を送った。名前も知らない、まだ生まれてもいない存在のために」

「それが今回の計画と関係するのか」

「私たちが金星に氷を送るのは、三百年後にそこで生きる誰かのためです。その人の顔も名前も知らない。でも、その人が生まれる日のために」

洋子は少し間を置いた。

「……私は、あの青い花を見た時のことを忘れられないのです」

代表は黙って聞いていた。

「ケフィリアンは、自分たちの世界を壊した後でも、名前も姿も知らぬ私たちの未来のために氷を残しました。それを知った時、胸の奥が痛くなりました」

洋子は視線を落とした。

「だから私は、未来の誰かに対して、同じことをしたい。名前も知らない誰かのために、今できることを置いていきたい。それが、私がこの計画を必要だと思う私の理由です」

代表は少し考えた。

「ケフィリアンと同じことをすると言っているのか」

「続きを書く、ということです。彼らが4億年前に始めたことの、次の章を」

洋子はまた言葉を切った。

「……あの時、私は思ったのです。惑星の運命を決めるあのレバーを握っているのが、自分だったらどうするか、と」

「そして今、私たちの番が来たのだと思ったのです。金星を変えることは、その最初の一歩だ、と」

代表はもう少し考えた。

「私は反対票を入れます。しかし、あなたの言葉は必ず覚えておく」

洋子は頷いた。

「ありがとうございます」

代表が去った後、洋子はしばらく立ったままでいた。私は少し離れた場所から見ていた。洋子が次に動くまでの数秒を、書くかどうか迷った。

洋子が“胸の奥が痛くなった”と言ったのは、私が知る限り初めてだった。

その言葉を聞いた代表は、反対票を入れると言いながらも、しばらく黙っていた。

反対票を入れると言った代表が、洋子の言葉を覚えておくと言った。その二文を並べて書くことが今日の私の仕事だった。二つは矛盾しない。反対票と、言葉を覚えること。それが同時に成立する。

私はロビーをしばらく観察し続けた。洋子に声をかける代表がいる一方で、遠巻きに見ている代表もいた。どちらの動きも記録した。近づいた者と、近づかなかった者の両方を。洋子はどちらの代表にも同じ表情で向き合っていた。変わっていないのか、変えないでいるのかは、私には分からない。どちらであっても、記録者として書けるのは表情が変わらなかった、という事実だけだ。


時刻: 同日 夕方

場所: ジュネーブ市内・カフェ

浩と洋子は、会議の合間にカフェに入った。

二人だけだった。

珍しい状況だ。

マリアも私も、それぞれの仕事があった。

私は別の代表との立ち話を記録していて、後からこの場面の話を聞いた。

浩から、翌日。

「昨日の会議、どうだった」

浩が言った。問いかけというより、口を開いたという感じだったと浩は言っていた。

「手ごたえはあった。反対票は出るけど、数字は動く」

「俺もそう見た。……昨日後ろで聞いててさ、あれ、否定の根拠が技術的じゃないなって思った」

「政治的・倫理的な懸念だよね。それは交渉で動く」

「マリアの仕事だな」

「そう。あとは任せてる」

二人はしばらくメニューを見た。秋のジュネーブだった。街路樹の葉が色を変え始めていた。

コーヒーが来てから、浩が続けた。

「ロビーで代表に捕まってたね、午前中」

「一人、強く話しかけてきた人がいた。地球の貧困を先に解決すべきだという立場の人で」

「なんと答えた?」

「ケフィリアンの言葉を引いた。まだ見ぬ友人のためにレバーを固定する、という」

浩は少し間を置いた。

「……あれを、使ったのか」

「他に言い方が思いつかなかった。あの言葉が、一番正確だから」

「……そうだな」

浩はコーヒーカップを手に持ったまま、少し考えていた。

「反対票を入れると言われたけど、言葉は覚えておくって言ってくれた」

「それで十分だ」

「そう思う」

浩はコーヒーを一口飲んだ。

「可決されたとして、次は体制の整備になる」

「リーダーの選定も含めて」

「そのリーダーは私たちになる、とマリアから聞いてる」

「私も聞いた」

「引き受けるつもり?」

洋子は即答した。

「もちろん。あなたは?」

「同じ」

浩は少し笑った、と後から教えてくれた。珍しいことで、自分でも気づいたらしい。

「洋子が即答すると思ってた」

「なんで?」

「この計画、最初から洋子が引っ張ってきたから。断る理由がない」

「断る理由がないのはあなたも同じでしょ。6月から計算してたじゃない」

「それはそうだな」

「じゃあ決まりね」

「決まりだ」

二人はしばらく黙ってコーヒーを飲んでいた、と後から浩が教えてくれた。

窓の外のジュネーブを見ながら。

特に何かを言うでもなく、そのままでいた、と。

「引き受ける」と洋子が即答したことを、浩はその後なぜかもう一度話してくれた。

「洋子は即答だった」と。

確認するような言い方だった。

なぜそれを言い直したのかは分からない。

しかし二度聞いた、という事実を私は書いた。

私はこの場面を直接見ていない。

聞いた話として書いた。

直接見た場面と、後から聞いた場面を、私は同じ記録の中に並べる。

見ていなかった、という事実も含めて書く。


時刻: 夜

場所: ジュネーブのホテル

浩はホテルの部屋で、マリアに電話をした。

「今、話せる?」

「いいよ。美咲さっき寝た」

「明日の動向を聞こうと思って」

「三つの反対グループのうち、一つは説得できそう。残り二つは、妥協条件を出してきてる」

「内容は?」

「意思決定プロセスの透明化と、年次レポートの義務化。あと計画の見直し条件の明示。これが全部飲めれば条件つき賛成に変わるって」

「飲めるな」

「飲める。技術的な制約にはならないから」

「通る」

「私もそう見てる。たぶん、大きくは外れない。洋子は?」

「さっきカフェで話した。同じ見立てだった」

「三人とも同じなら、まあ確かね」

少し間があった。マリアが言った。

「あなた、今日ちゃんと食べた?」

「昼はサンドイッチ。夜はカフェでコーヒーだけ」

「それだけじゃ足りないでしょ。ちゃんと食べなさい。ホテルのレストラン使って」

「もう閉まってる時間だ」

「ルームサービスは?」

「考える」

「考えないで頼んで」

「分かった」

「……ところで、美咲がまた立ったよ。今度は5秒」

「5秒か」

「わりとしっかり立ってた。嬉しそうにしてた」

「映像、ある?」

「撮った。後で送る」

「送って」

「送る。……ジュネーブ、どう? 行ったことなかったから」

「寒い。湖がある。秋の色が綺麗だ」

「いいな。いつか来てみたい」

「来ればいい。太一が少し大きくなったら、連れてきてもいいんじゃないか」

「そうだね。——疲れてる?」

「いや。今日は動いてなかったから」

「座って聞いてるだけの一日って、あなたには珍しいね」

「そうだな。落ち着かなかった」

「計算してる方が好きでしょ」

「そうだ」

マリアが少し笑った。

「やっぱりね」

声だけで分かった、と浩は翌朝教えてくれた。

「おやすみ。ちゃんと食べて寝て」

「分かった。おやすみ」

通話が切れた。

私はこのホテルの部屋の外にいたわけではない。

電話記録として、この通話は後から確認した。

浩の音声記録は、公式の記録に含まれていない。

私的なものだ。ただ浩は翌朝、この会話の内容を私に教えてくれた。

美咲が5秒立ったこと、映像を送ってもらったこと、マリアに食事を心配されたこと。

それらを私は書いた。

私はこの日の記録を整理しながら、一日を振り返った。

国際会議での洋子の1時間15分。

討議の声と反論。

マリアがケフィリアンの名前を使って場を動かした瞬間。

ロビーで代表が洋子に近づいた場面。

浩と洋子がカフェで二人だけだった時間。

そして夜の電話。

大きな話と、小さな話が、同じ一日に収まっている。

三百年先の計画と、5秒間立った子供が、同じ日付に並んでいる。

記録者として、その両方を書いた。

8月には2秒だった。

9月には5秒になった。

この成長の速度は、私には計算できない。

しかし記録はできる。

2秒と5秒が同じ記録の中に並んでいる。

どちらの数字が大きいかを、私は判断しない。

洋子が今日のロビーで言っていた言葉が、夜になっても残っていた。

「まだ見ぬ友人のために、今レバーを固定する」というケフィリアンの言葉を、洋子は代表に向けて引いた。

反対票を入れると言った代表が、その言葉を覚えておくと答えた。

4億年前の言葉が、今日のジュネーブのロビーで使われた。

明日、正式に採決の日程が発表される予定だ。

今日の記録は、今日ここで終わる。

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