プールサイドは熱い!
7月8日㈪暴連高校編
七月に入り二週目である。今日の暴連高校は、プールの授業がある。この学校のプールは屋外プールであり、プールサイドはとても高温となっていた。サキは、水アレルギーと吸血鬼の弱点である日光のせいで、プールにすら近づけなかった。サキは双眼鏡でプール方面を覗いていた
「うんうん。最高だね!ボンと弾けるお胸に、くっきりと出るおしり…うんうん!いいね!」
教室に自分しかいないのか、とても下心が丸出しのようだ。場面は変わり、プールにて。今からシャワーを浴びるようだ
「じゃあ、順番に入れよ。場所によっては滑るから気をつけろよ」
生徒たちは列を作り、シャワーを浴びた。最初のゾーンは腰洗い槽である。現在はただの水であるが、昔は塩素濃度の非常に高い水が使われていた。次に本題のシャワーであるが、真上から降ってくるタイプであり、とても痛いのである
「冷てぇ!痛いし!ふざけんな!」
「あーあ、俺のヘアセットが台無しだ」
「なぁに言ってんだい涼介。元から変な髪型してるからだろう?」
「おいおい、俺の髪型を馬鹿にするんじゃぁないよ。セットに二時間もかかってんだ」
「髪型ごときに二時間って、イカれてやがるな」
「イカしているの間違いじゃぁないか?」
そんな会話をしていた男子二人。
「じゃ、まずは水に慣れてもらう。足からゆっくりと入るんだぞ」
生徒たちはやっとプールの中に入ることができた
「…おらよっ!」
「あ、やめろよぉ!ほーら仕返しだ!いや、倍返しだ!」
「えッ!」
男子は下から水をすくい上げ、でっかい水しぶきをあげた
「やったなぁ!」
「お前らうるさいぞ!」
先生の話を聞かず、遊んでしまい怒られてしまった
「じゃ一度水分補給だ上がれ」
そうして、生徒はプールサイドに上がってきた。だが、ひとりの生徒がなかなか上がってこなかった。彼女は足がつってしまい、溺れかけていた
「あ!」
サキは教室からその出来事を見ていた
「あらあら、プールの授業は水難事故防止のためにおこなっているけど、現在進行形の実践授業じゃん」
先生たちはあまりこういうことに慣れていなく、みんなパニックになっていた。そして女子生徒は力が尽き、プールの底へ沈んで行った。サキは、教室でファントムのクロック・シャドウを出し、そいつをプールまで伸ばした
「ん?なんだあの黒い人影は!」
クロック・シャドウはプールに飛び込み、その生徒を引き上げた。クロック・シャドウはサキが居る、教室に戻って行った
「だ、大丈夫かぁ!」
「ゴホッ!ゴホッ…何が…」
女子生徒は先生に連れられ、保健室に来た。そこに、サキが横たわっていた
「サキちゃん?どうしたの?」
「…なんでも…ないよ」
「教室にいたのにどうして、気分が悪そうなの?」
「…エアコンにあたりすぎたかな…」
実際は、久しぶりにクロック・シャドウを出したことによって、体力消耗したことが原因である
「…おえ…オロロロロロロ!!」
「えぇ!サキちゃん!」
サキは吐いた。そう!吐いたのだった…
登場人物
サキ
先生
男子生徒1
男子生徒2(涼介)
男子生徒3
女子生徒
天気:晴れ時々曇り




