表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《黒の毎日》  作者: 主s.s
90/119

サキと医者

6月29日㈯人間界編

朝、サキは病室で目覚めた。カーテンが締め切っており、日の光は差し込んでこない。サキはたまに入院することがあるが、このようなことは初めてであった。そんな時誰かが入ってきた

「失礼いたします。お体の調子はいかがでしょうか?」

「え?まぁ、はい」

白衣を着た医者である。サキは過去のトラウマで白衣を見ると、少々警戒してしまう

「えっと…医者?ですかね…えっと…」

「あ、ご紹介が遅れました。私こういうものです」

その人は名刺を差し出してきた

「日本医学…生命財団?ここの病院の医者ないのですか?」

「はい、一王子様のご連絡で、我々一同が貴方様の身の回りのお世話や治療の手助けをします」

「は、はぁ…(おかしい…こんな知り合い居ないし。アルタニスと同じタチか)」

そんなこと思ったサキである

「…(気まずいな)えっと…ハン兄とはどのような関係で?」

「…ただの知り合いですよ」

「(その返答が一番困る!)」

すると、その医者は誰かに呼ばれ病室を出ていった

「ほっ…気まずすぎるって。ハン兄はなにやってんのさ!なかなかお見舞い来てくれないし…はぁ…てかあの財団、たまにニュースで聞くぐらいだけど…ハン兄と知り合いねぇ〜」

サキは真偽を確かめるため、病室を出た

「(あの医者どこに…うっ!昨日の傷かぁ…)」

「あ!何やっているのですか?!」

「(うげぇ!あの医者だ…よく知らないから怖いんだよ)」

サキは介抱されながら病室に戻った

「あまり、動かないでください。あなたそれでも医師免許持っているのですか?」

「あーはいはい…ん?なんで、わしが医師免許持ってること知ってるの?」

「…今の言葉は忘れてください」

サキは医師免許を持ってはいるが、医師ではない。だからこそ、ハルト王子以外の人が知っているのはおかしいのである

「(ぐ、偶然だよね。きっと…きっと)えっと…入院期間はどのぐらい?」

「…明日には退院できますよ」

「早っ!…てか、ハン兄の知り合いならハン兄呼んでよ。なんか知らないけど、わしスマホ持ってないんだよね」

「今はお仕事中とのことでもうそろそろ来ますッ…」

「サキっ…はぁっ…ちょっと…まっ…はぁっ…」

「落ち着け、わしは待っておったぞ」

「あ…あ、お久しぶりです」

「どうも」

医者とハルト王子は挨拶を交わし、ハルト王子はサキの元へ駆けつけた

「ふぅ、すごい回復力だね。あんなにガッポリと穴が空いてたのに」

「うんうん。てか、入院しなくてもよかったんじゃ…」

「うん…それはァ…知ってる。…あ、そろそろ時間だね」

「なんの?」

「サキの検査結果だよ。後で持ってくるね」

「いつの間に検査を…」

そう知って、医者とハルト王子は病室を出た

「検査結果ですが、表面の傷はありませんが、体内出血などが多く…やはり、再生した時は体内まで気が回らないのですかね…」

「うん。さすがにあんな大怪我だったんだ。冷静になれないよ」

そうしてサキは一日だけだが、病院生活を満喫しようとしたが、医師に見張られ自由に行動が出来なったのである

登場人物

サキ

ハルト王子

医者

天気:曇りのち晴れ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ