表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《黒の毎日》  作者: 主s.s
88/124

『ゲーム・イズ・ナイン』

6月27日㈭人間界編

放課後、ふたりはパステルカラーカフェで食事をしていた。マサキはクリームソーダを飲んでいた

「…」

「サキ、どうしたの?」

このカフェでは、カードゲームができる。ハルト王子の少し後ろの席では、トランプゲームをして盛り上がっていた

「くぅ!俺の負けだ!金だろうか、なんだろうが持っけて泥棒!」

「えぇ、ありがたく持ってきますよ…あなたの命を」

そう言って、そいつは相手の胸に手を伸ばして、相手の体の中から、心臓を取り出した。心臓を取り出したはずだが、血が一滴も垂れていなかった。そうして、店は混乱に見舞われた。様々な悲鳴、店内から逃げていく人々、そんな光景が広がった。ただ、ふたりを除いて

「おい!」

「…なんでしょうか?」

「何食事の時間邪魔してんの?ふざけんなよォ!」

「それはすまなかったね。お詫びの印になにかしようか」

「…そうだな。そのトランプでなんかゲームしよう」

「それはいいですね。私の得意分野ですので」

ハルト王子は思った

「(な、何!トランプゲームだとォ!ダメだ!ふたりとも辞めるんだ!サキは強運だから、確実にお前は負けるし!サキ!お前は単純にババ抜き以外のトランプゲームのルールを知らない!確実にやばい!)」

そして、彼は言った

「ではポーカーはどうでしょう?」

「いいよ…と言いたいが、ルールを知らんからババ抜きで」

「…あぁ、ババ抜きか」

そして、ふたりはババ抜きをすることに。カードは配られ、まず同じ数字のペアを捨てた

「さあ、先にどうぞ」

「ウイッス!」

マサキは相手のカードを一枚取った

「あ!やりぃ!」

マサキは最初にキングのクローバーとダイヤのペアカードが揃って捨てた。ふたりは交互にやり合い、二人の手札は三、四枚となった。彼はマサキの顔を見て、取るカードを決めた

「(ん!今、眉毛が動いた。今のはジョーカーだな)」

そして、相手はカードを引いた。それは、ジョーカーだった!

「(なんだとォ!ジョーカァー!焦るな…焦ったら負けだ!)」

そいつは持っているカードをシャッフルした

「(フッ!絶対にジョーカーを取れ!そのためにはイカサマだってする!)さぁ、今度は君の番だ」

なんとそいつは、袖に隠していた、二枚目のジョーカーとダイヤの二のカードをすり替えたのだ。そいつの持っている手札は全てジョーカーとなったのだ!

「(さぁ、どう切り抜け…え?)」

マサキの手は、そいつの手首に向かった。マサキは手首を掴んで、隠したダイヤの二のカードを出した

「あ!こんなところにあったんだ!…不思議だなァ?!」

「な、なにぃ!い、イカサマがバレていただとォ!」

「バレバレなんだよォ!バカタレがァ!」

マサキは近くにあったビール瓶でそいつの頭を殴った

「バレなきゃあイカサマじゃぁない?やった時点でイカサマなんだよォ!」

「く、クソォ…」

「お前の名前は?」

「わ、私の名前は…ゴゥレイスト…能力は、ゲーム・イズ・ナイン…負けた相手の臓器を、取り出す…こと」

「フッ!そうか…今度会った時はポーカーやろうぜ」

そう言って、ふたりは食事の代金を払って店を出ていった

To Be Continued(つづく)

登場人物

マサキ

ハルト王子

ゴゥレイスト

男1

天気:晴れ時々曇り

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ