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《黒の毎日》  作者: 主s.s
87/123

魔女と悪魔

6月26日㈬異世界学園編

今日は特別授業があった。講師として、ひとりの魔女が来た

「皆さん、こんにちは。私の名前はウィリッチ、今年で二百歳です」

そういった時、教室にいる生徒は驚いた

「に、二百歳って…どう見たって二十歳ぐらいだぞ」

「だよな」

「冗談だよな…」

魔女は手を叩き、生徒を静かにさせた

「それでは、今回は魔女について教えていきます。まず、魔法使いと魔女の違いについてですが、魔女とは悪魔と契約して、魔力を手に入れた女性のことを言います。基本的に危害を加えます。魔法使いは元から魔力があるものが魔法を使う…名前の通りですね。それが違いです」

「魔女ねぇ…」

「そして、魔女は魔女狩りによって半数は消滅しました」

彼女は黒板に、当時の魔女狩りの風景画を貼った

「現在、生き残っている魔女は様々なところで身を潜めて暮らしています。私たち魔女は差別をさせられました。あなたは差別はしていますか?」

「差別?してないようなしてるような…」

「でも、してないんじゃない?」

教室ではそのような答えが返ってきた

「…まあいいでしょう。あなた達にひとつだけ言っておきましょう。生き物は誰にだって差別をすると言うことを」

そのあと、魔女の歴史や魔法についてなど様々なことを教えて貰い、特別授業は終わりとなった

「「「ありがとうございました」」」

そうして、先生は荷物を持って教室を出ていった。休み時間、サキが廊下を歩いている時、彼女と出会った

「えっと…講師の…ウィリッチさん」

「こんにちは。あなたは…確か、サキ・ロリールさん…でしたっけ?」

「あ、はい」

「私、普段は占い師をしているの。何か占ってあげましょうか?」

「いえ、大丈夫です。間に合ってます」

サキは急いでその場を去ろうとした。彼女の目には、サキの周りにどす黒いオーラが見えていた

「あなた…もしかして、人間…ではない?どこかで見たことがあるオーラね…」

「え?あっ…どうも」

「まるで、悪魔のような…」

「なっ!どうして…なぜ分かった?」

「わかるわよ。こんな歪なオーラを発していたら…」

「みんなには黙っててください…お願いします」

サキの手は震えていた。彼女は思い出した。自分たちが差別され、震えていた日々のことを

「いいわよ。その気持ち、よく分かるわ」

「あっ…ありがとうございます!」

「…少し、質問よろしいかしら?」

「なんですか?」

「あなたの隣の席の…金髪の子」

「ハン兄…ハルですかね?」

「えぇ、その子なんだけど…あの子、何か悪魔と契約しているかしら?」

「え?悪魔ですか?…例えば?」

「授業では言ってなかったけど、人間はひとりひとつしか悪魔と契約できないんだけど…あの子は複数体の悪魔と契約してたわ。数え切れないほどの…一度連れてきて欲しいわ。私の占いの館で待っているわ。夏休みぐらいにはお願い」

サキは、彼女の占いの館がある地図を渡された

「あ、はい」

そうして、彼女は帰って行った

登場人物

サキ

(ハルト王子)

ファルファー

生徒1

生徒2

生徒3

生徒4

天気:晴れのち曇り

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