結局お前はうんこマン
6月25日㈫異世界学園編
休み時間、マサキはファルファーと廊下を歩いていた
「自分の母親が教科書に乗るって、なんだか恥ずかしい」
「えー誇らしいの間違いじゃないか?」
「なんか…恥ずかしい。母親の裸見てる気分」
「へー…」
そんな時、前から人が走ってきた。手には何かを持ちながら
「あ、あんなに走って…ずるいな」
「なんか、こっちに来てないか?」
「あらほんと」
「…ね!死ねぇぇ!!悪魔ァァ!!俺の家族を返せぇ!」
そいつはナイフを持ちながら突進してきた。ナイフには何か、文字が書かれた布が巻かれていた
「お、おい!危ないぞ!」
ファルファーがそう言った時、マサキはもう刺されていた
「マ…サキ!!」
「たかがナイフでこのわしを殺せると思うかァ!」
そいつは急に呪文を唱え始めた。すると、布に書かれている文字が光出した
「悪魔よ!この世界から!消えたまえェェ!」
「フッ!呪文ごときでっ…ちょっ!」
そいつはナイフを刺しては抜いてを繰り返した
「ちょっと待ってよッ!ちょっ!痛い!痛い!」
「黙れぇ!悪魔のくせにぃ!」
「わしが何したって言うんだよ!」
ファルファーはそいつを取り押さえた
「マサキ!今のうちに逃げろ!」
「離せぇぇ!」
「離すものか!人を刺しておいて!」
そいつは抵抗していた。そいつはマサキの視線に気がついたようだ
「なんだ…はっ!(まるで、この俺を虫けらみたいに見る目…ゆ、許せねぇ!どんだけ人間を見下す気だ!)」
マサキは全くもってそんなことを思っていないのである。ただ、こんなことを思っている。「便所に行きたい」と
「(はぁ、早く終わって欲しいな…異世界の便所は快適さがないし、早く寮に戻りたい…お願いだから早く!今にでもあの茶色い妖精さんがおしりからこんにちはしてんのに!)」
マサキはとても、危機的状況であったのである。そんな時、そいつはファルファーを振りほどいて、マサキに突進してきたのである。そいつにタックルをされ、マサキは便意を我慢するように唇を噛みしめた。そのせいで唇からは血が滴り落ちていた
「マサキ!大丈夫かァ!」
「う、うん…ギリ…ふぅ」
マサキは肛門を締めながら、そいつの顎に膝蹴りを食らわせた。そいつは後ろに倒れ、失神した
「…あ、あとは頼んだ。ちょっと、やんなきゃ行けねえことがあんだよ」
「え?あ、うん」
マサキは急いでトイレへ向かった
「ふぅ…間に合ったぜ。危うく、あだ名がうんこマンになるところだった」
そう言って、トイレから出てきたマサキ。さっきのことが脳裏に浮かび、現場に戻った。もう野次馬は居なく、後片付けをしている先生たちがいた
「あ、マサキ!大丈夫だったか?」
「え?何がだ?」
「ガッツリナイフで刺されたじゃないか?」
「あーそんだったな。服が破れたぐらいだから、後で着替えるよ」
そう言って、歩こうとした時、向こうからハルト王子が歩いてきた。そして、耳元で言ったのだ
「うんこマン…」
登場人物
マサキ
ハルト王子
ファルファー
ナイフを持った男子生徒
先生
天気:晴れ




