ただのイタリア人シェフ
6月24日㈪人間界編
今日は放課後に教員会議があり、いつもより早く学校が終わった。サキのクラスメイトはその時間の暇つぶしの方法を考えていた
「んー何しよう?」
「めりちは放課後何してるの?」
「スタバよったり、アイス買ったり…なんかお腹すいたな」
「あの…」
サキはそのふたりの女子生徒に話しかけた
「これから、レストランに行くんだけど一緒に行く?」
「レストラン?」
「知り合いのイタリア人シェフの、値段が庶民的なイタリア料理が出てくるレストラン」
「へーなんか面白そうだね」
そうして、三人はそのイタリア人シェフがいるレストランに来た。レストランの名前はフォルトゥーナ。イタリア語で幸福という意味である
「オウ!お久しぶりですネ!」
彼の名前はエラルド・アルベローニ 、独身貴族である
「日本語上手になりましたね!わしより上手いかも…」
「冗談はヨシテクダサイ!では、テーブルで待っテクダサイネ!」
三人は空いてる席に座った。テーブルにはレモンが入ったイタリア産の水ボトルが置いてあった。サキはそれをコップに移して飲んだ
「メニュー…あれないや」
「そういう店なんじゃないの?もしかして初めて来たの?」
「え?そうだけど。ただの知り合いだから」
話していると、まず前菜がやってきた
「マズは、トマトとモッツァレラチーズのブルスケッタデェス!メシアガレ!」
三人はカトラリーを使って食べた
「ん〜美味しぃ!」
「そう?とても庶民的な味って感じで」
「うんうん。この前行った本場の方が美味しかったわ」
暴連高校は大体親の年収などが高い生徒が多いのである
「うん…ソウダネ…(バチボコに美味いのに!)」
次にパスタ料理が運ばれてきた
「ペンネ・アラビアータデェス!少しピリ辛デスヨ」
サキはペンネを食べるのに苦戦した。食べると、とても美味い。次にメインが出てきた
「チキンカチャトーラデェス!制服汚れないように気をつけてクダサイ!」
「わかりました〜」
エラルドさんは知っていた、サキが食べるのが下手くそなことを。サキは赤子よりかはまりだが、よく食べ物を服に落としてしまう。サキが料理を口に運ぶ時、彼は誰にも見えないほど早くサキの膝にナフキンを置いた
「ん〜やばいな。美味しいとしか言えないな…付け合せも美味いし…おかわりってあります?」
「ここはレストランよ。あるわけないじゃッ…」
「ありますよ〜」
「あんのかよ!」
そして、最後にデザートが出てきた。ティラミスだ
「やった!ティラミスだ!」
サキはティラミスをスプーンですくって食べた
「生クリームうま!」
「それはヨカッタデス!デハ、伝票置いときマス」
サキは何気に伝票を見て驚いた。値段なとても安いことに
「や、安ぅ!こんなに安くていいの?!ぼったくりとかじゃないよね」
「大丈夫デス!」
サキは半信半疑ながらもふたりに奢った。とても美味しいレストラン。あなたの地域にもありますか?
登場人物
サキ
桜井 芽理
女子生徒
エラルド・アルベローニ
天気:曇り時々晴れ




