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《黒の毎日》  作者: 主s.s
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ラテン王とザンヌとサキ

6月19日㈬異世界学園編

今日は歴史の授業があるようだ。基本的に異世界は世界史しかないのである

「歴史かぁ、俺苦手なんだよな」

「すげーわかる。なんか体力使うんだな」

そんなとき、歴史の先生が入ってきた。先生の名前はハンター・アレキスター。考古学者だ。異世界の教師は、教師をしながら学者というのが一般的である

「早く席に着けー」

生徒は席に着いた

「今日は古代時代よをやる」

「えー古代?長いから嫌いなんだよ」

「サキ、今日もよろしく」

「…はい」

サキはノートを二枚取りだし、黒板に書いた文字を日本語に翻訳しながら書いた。先生は教科書を片手に解説をした

「この絵は女性初革命であり、女帝ラテン王となった際の絵画だ」

「…どっかで」

「ラテン王には五人の弟子がいた。だが、始まりの帝国が消滅する際に、ラテン王の子供と一緒に樹木に取り込まれたんだ。次のページだな」

生徒は教科書のページをめくった。サキは驚愕した。教科書の挿絵に、ラテン王の子供を中心にその五人の弟子が囲んでいるような構図だが、そのひとりにサキがこの前戦った、トゥエリという男がいた

「…ま、まさか」

「あ、言い忘れていたが、古代時代に生まれた人を古代人と呼ぶ。ちなみに人魚などの人間ではない生物は古代人魚など、名前の前に古代が付くぞ」

サキは他の挿絵も見た。とある、ひとつの挿絵が気になったサキ。色が着いた、ラテン王の成長した子供と思える絵画

「これどこかで…」

サキは記憶を巡らせた

「あ、アリアの城に飾ってあったやつだ…」

サキはますます頭を抱えてしまった。そんな時、授業の終わりの鐘がなった

「あ、これで授業は終わりだ。なにか質問があったら言えよ」

そう言って、先生は荷物を持って出て行った

「サキ、少し質問があるから来て欲しい」

「…わしも」

ふたりは廊下を歩いているハンター先生を呼び止めた

「先生、少しよろしいですか?」

「…どうした?」

「あの、ラテン王の子供は今はどうなっているのですか?」

「今は棺に封印されているよ。一か月前、私はその棺ある宮殿の地下に行ったんだ。その棺に、この手紙が置いてあったんだ。読んでみろ」

ハンター先生はその手紙をサキに渡した

「…私の愛する子供よ。これを読んでいるということは私はこの世界にいないことを表します。どうか、平和に暮らしていることを祈ります…この手紙が何か?」

「最後のふたつの名前を呼んでみろ」

下の方にある、ふたつの名前を見た

「ザンヌ…ロリール!…!ミルジェ・ロリール!この名前って…わしの名前!なんで!」

「ラテン王の娘、ザンヌ。お前はそいつの子供なんだ」

「そんなこと言われても…」

「あと、ザンヌは周りのプレッシャーによって、悪魔とかした。お前…そのことを隠して、この学園にいるな」

「…!なんで…どうして!」

先生は言葉を発しず、サキに背中を向けてその場を離れていったのだった。

To Be Continued(つづく)

登場人物

サキ

ハルト王子

ファルファー

アンデイル

ハンター・アレキスター

天気:晴れのち曇り

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