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《黒の毎日》  作者: 主s.s
79/124

肩書きだけの生徒会長

6月18日㈫異世界学園編

休み時間、先生に頼まれて生徒会室へ向かっていたマサキ

「なあなあ、聞いたか?新しい生徒会長」

「あ〜見た見た、眼鏡かけた地味な女だったよ」

「おい!」

「「は、はい!」」

「生徒会室ってどっち?」

「「あっちです!」」

ふたりの男子生徒は全然違う方向を指していた

「どっちだよ…」

マサキは勘で生徒会室に来れた。生徒会室は暗く、まるで物置小屋のようだった

「…おい、そこに誰かいるのか?」

机が動き、中から人が出てきた。男子生徒が言っていた、新しい生徒会長のようだ

「大丈夫か?」

「あ、はい。なぜ、生徒会室に?」

「…先生に頼まれてな。過去の生徒会を調べるとか何とか」

「そうですか」

「この部屋、物置小屋みたいだよな」

「まあ、生徒会も物置小屋みたいなものですよ」

「確かに、アニメや漫画は誇張しすぎなんだよ」

「…よく、分かりませんがまあ、そうですね」

「ふーん。じゃこれで」

「はい」

マサキは生徒会室を出ていき、職員室へ向かった

「はい、これでよろしいですか?」

「うん、ありがとうね」

マサキは職員室を出た。食堂で瓶コーラを飲んでいた時、生徒会長が誰かに絡まれていた

「ねー会長!学校の校則を変えることってできるよね?」

「…い、いえ。そういうことは先生に相談しないといけなくて」

「昔ながらの仲じゃん。あんたの得意な洗脳魔術でさ、校則変えてよ」

「そ、それは…」

「みんなに言っちゃうよ。あんたが、先生を洗脳して生徒会長になったとこをさ…」

マサキはそいつらの近くに座り、瓶コーラの蓋を開けた。その蓋が女子生徒に当たったようだ

「いって!なんだよ!」

「…」

「な、なんだよ。男だからって生意気なっ!」

マサキはそのコーラをその人にかけた

「うわぁー手が滑ったー」

「お、お前!」

マサキは顔面をぶん殴った

「女だからって容赦はしない…特に!お前みたいのはなぁ!」

生徒会長に絡んでいた女子生徒たちは逃げていった

「あ、ありがとうございます」

「フッ!ティータイムを邪魔した罪だ。ガキンチョ共め」

「生徒会長なのに、こんなんじゃダメですよね…」

「そうだな。生徒会長としてじゃなくて、人間としてな」

「…え?」

「最初から聞いてたよ。今度はこんな姑息な真似しないで、正々堂々戦うんだな」

「…!は、はい!今度は自分の力で勝ち取って見せます!」

「うん」

生徒会長は食堂を出て行った

「自分も頑張らねぇとな…色々とね」

マサキも食堂を出て行った

生徒会選挙は来年。彼女は自分の力で勝ち取ることはできるのか…

登場人物

マサキ

生徒会長

男子生徒1

男子生徒2

女子生徒1

先生1

天気:晴れ

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