わしのこれまでの人生とは
6月11日㈫異世界学園編
朝ハルト王子は制服を着て、食堂に来た。サキが先に来ているものだと思ったがいなかった
「(…まだ寝てたか)」
「ねぇ!」
「?!」
誰かに声をかけられ、少し驚いた。ファルファーが声をかけてきた
「なぁ、サキ知らねえか?」
「…うん?あ…えっと…ねぇ」
「なんだよ?ほかのやつに聞くから」
ハルト王子は異世界の言葉がわからず、ファルファーはほかのやつに聞いた
「…(サキがいないと不便だ)」
一時間目の授業が始まったが、サキは最後まで現れなかった。ハルト王子は心配して、学校の隅々を見た。ふと、第二図書室のことを思い出した。第二図書室は、貴重な本や歴史的資料がある。第二図書室の扉の隙間を見ると、サキが何かの資料を見ていた
「サキ…」
「?!…ハ、ハン兄さん」
ハルト王子は扉を開けて、サキに近づいた
「サキ…二時間目から授業出てね」
ハルト王子は第二図書室を出ていこうとした
「待って!」
「…何?」
「…わしは…一体なんなの」
「教室に戻るよっ…」
「…なんで、わしが王族だって知ってたの?おかしいよ!わしは自分が王族だって知らなかったし!それに…異世界とかも知らなかったし…」
「…サキ」
「…それに、なんで幼少期の記憶が無いの…」
「この話はまた今度話そう。授業に出席しないと留年だぞ」
「…ハン兄…君の顔を見ると、手の震えが止まないんだ。記憶が無くても、体が覚えている…わしは君を殺しっ…」
「サキ!この話はやめよう」
「…うん」
ハルト王子はサキを連れて図書室から出ていった
「あ!サキ!」
「サキちゃん!」
ファルファーとラベンダーが近寄ってきた
「今までどこにいたんだよ!」
「第二図書室にいた…」
「そこは先生がいないと入っちゃダメじゃなかったか?」
「鍵を…壊して…」
「それはダメじゃないか!職員室に行くぞ」
「え?え?」
ファルファーに連れられ、サキは職員室に来た。これまでのことを話したら、とても叱られてしまった。そのあとは、ちゃんと鍵の代金を支払った……場面は変わり夜。綺麗な満月が牢獄を照らしていた。牢獄にいる者は鼻歌を歌っていた
「おい!歌うなぁ!」
「はいはい」
「…この前はお前の危機だっから、出させてやったが…」
「なぁ、私はいつになったら出れるんだ?おい…無視をするな」
「お前…名前なんだ?」
「……だ」
「なんだ?聞こえんぞ」
「…サキだ。親友が付けてくれたんだ。親友の名前は…ハルだ」
月明かりによってそいつの顔が見えた。マサキにそっくりな化け物だ
登場人物
サキ
ハルト王子
ファルファー
ラベンダー
看守
???
天気:晴れ




