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《黒の毎日》  作者: 主s.s
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体力テストは本気で

6月10日㈪暴連高校編

今日は体力テスト。曇りのお陰でサキも参加が出来た

「じゃあ、今から体力テストをする。紙を渡すからそこに記録して、最後に提出な」

最初は五十メートル走である

「位置について…よーいドン!」

グラウンドには走っているふたりの足音が響く

「(うおー早いな…こんなに早く走れる気がしない)」

前の人が次から次へ終わっていき、サキの番になった。隣には、クラス一足が早いと言われる一星 流生という男子が隣に立った。そして、先生の合図で走った。隣の彼はとても余裕そうだった

「(ふっ!今回も俺がいちばっ…)」

後ろからとても早い足音が、そしてそれは彼の横を通り過ぎた

「サキは…三秒ぴったりな」

「(え!三秒!女子で三秒とかただのまぐれだよな…)」

五十メートル走が終わり、今度はハンドボール投げだ。野球部の千速 蒼太郎がみんなの注目の的となっていた

「あ、あいつやばいから離れた方がいいぞ」

どこに飛んでいくか分からないボールを恐れながらみんなは待ち構えた。そして、彼はボールを投げだ

「…四十一メートル!」

「すげぇ!さすが野球部!」

「ちょっと中学の時よりかは落ちたけど、四十超えればいいかな」

そして、サキの順番が来た

「ふぅ…(力加減しなきゃ)」

そして、サキはボールを投げだ。ボールは一直線に進み、向こう側のフェンスに直撃した

「…も、もう一回な」

「(今度こそ!記録が書けるぐらいに!)」

サキは力加減をした

「…六十七メートル!」

「「「六十七!!」」」

「(女のくせに!野球部より記録更新しやがって!)」

「すごいよサキちゃん!」

「あはは、恥ずかしいな…本当に…つ、次は室内だっけ?」

次に、立ち幅跳び、持久走、室内では上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、握力測定と続いた。様々な種目の中で得意なやつがいたが、やはりサキはそれらを圧倒してしまった。最後の握力測定では測定器を壊してしまったほどだ

「あ、あのやろう!本当に女か?!」

「これじゃぁ、来年の高校生の女子の平均が化け物になるぞ」

「あの新品の握力測定器を壊すなんて…これから殺されるんじゃ…」

男子たちはサキに恐れ言った。放課後、何故かサキは職員室に呼ばれた

「なんでしょうか?(もう少し、平均的な数値にしとけばよかったか?)」

「体力テストの記録なんだけどさ…流石にヤバすぎるからさ、少しだけ改竄していい?」

「え?まぁ、いいですけど…なぜ?」

「聞いた話なんだけどさ、ほかの学校に通っているって聞いたんだけどさ。そこでも体力テストあるらしいじゃん」

「まぁ、はい(あっちは本気でやってるから数値が…)」

「流石に女子の平均値が上がりすぎちゃうから改竄という形だけど、数値いじらせてもらうね」

「はい」

「こんなことで呼び出してごめんね。じゃあ、平均的な数値にしとくから」

「はい、よろしくお願いします」

そうして一人の体育教師によって、女子の平均値は守られた

登場人物

サキ

一星 流生

千速 蒼太郎

体育教師

男子生徒1

男子生徒2

女子生徒1

様々な男子生徒たち

天気:曇り時々雨

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