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《黒の毎日》  作者: 主s.s
68/72

野性的本能

6月7日㈮人間界編

深夜一時、サキは森の中にいた。誰かに追いかけられているようだった

「はぁっはぁっはぁっ…(なんで追いかけられてるの!)木!邪魔ァ!」

サキは木々をなぎ倒して走った

「わぁ!」

泥に足を取られてしまった

「(あ、早くしないと…やばい!)」

大きな足音が近づいてきた

「(やばい!来た!)」

上半身裸の細長い剣レイピアを持った『あの男』が来た

「久しぶりだな」

「吸血鬼…アリア」

「さぁ、終わりだ…」

アリアは剣を前に突き出し、サキの体を貫通させた

「ふっ!フハハハハァ!はぁ?」

サキの体を見ると、真ん中の心臓を突き刺していた

「…っは!あぁ…やってしまった。まずいまずい」

突き刺した傷から煙のようなものが出て、サキが一瞬で人型のドラゴンに変身した

「…なにこれ?」

「うわぁぁ!!」

サキが混乱している中、アリアは叫び、怯えた

「く、来るなぁ!」

「おいおい、何怯え…」

「来るなと言っている!貴様のそうな化け物は近寄るなぁ!」

「はぁ?!なんなんだよ!勝手にやって、勝手に怯えてなんなんだよ!」

アリアは立ち上がり、逃げた

「お、おい!逃げるなんて卑怯だぞ!」

「(あんな化け物と戦ったら、あの時とは比べ物にならん程ボコボコになるぞ。時には逃げるのも戦闘の一部だ)」

アリアは木々の間を通り、サキから遠い場所へ逃げようとした。だが、サキも着いてきていた

「なぜ着いてくる!…っは!」

サキはさっきとは違う目つきとなっていた。まるで、獲物を狙った猛獣のようだ

「(さすが、龍神の子供。面構えが違う)」

アリアは事前にサキの父親、白龍神のユウに聞かされていた。サキの真ん中の心臓を貫くと、龍の姿となり、獣の野性の本能が出てしまうことを

「(もう無理だ。走れん)」

アリアは追い詰められてしまった。追いついたサキの口からは、大量のヨダレが垂れている

「(あぁ…私の人生…一体なんだったのか…)」

すると、サキの後ろで声がした

「さすが私…ここまで獲物を追い詰めるとは」

そいつはマサキと似たような見た目だが、髪の毛先にある、紫のグラデーションがなかった

「…お前は」

「久しぶり…っと言ったところだ。体が暴れていると言われ、少しだけだが開放されただけだ」

奴は後ろから、サキの真ん中の心臓部分に手を突っ込んで、剣を前に押して取り出した。そして、その心臓を握りつぶした

「そんなことしていいのか?」

「あぁ、完全に潰さなければ龍の本能は収まらない」

そうしてそいつは、森の中で姿を消した。サキは倒れ、元の姿へ変化した

「…またやるかもしれないから、今回は撤退だ」

アリアは立ち上がって、森を出ていった。そのあと、サキは目覚めた。何があったのか分からず、家に帰った

登場人物

サキ

アリア

???

天気:曇りのち晴れ

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