『クロックシャドウ』
5月29日㈬異世界学園編
お昼、マサキは教室に居た。足を机の上に置いていた。ファルファーはマサキに声をかけた
「…あっ、えっと…お行儀が悪いですよ…」
「…あっそ」
「…(本当に誰!ここ、サキの席だよ!注意しなきゃ…注意を…無理無理!怖いよ!)」
「おい、頭注意しろ」
「はぁ?」
ファルファーの頭から、缶ビールが落ちてきた
「ぐへ!」
「ごめんごめん」
マサキは缶ビールを取って、蓋を開けて飲んだ
「グビ…グビ…グビ…」
ファルファーは頭を押さえていた
「…一体なんだよ」
「…覚えてねぇのかよ」
マサキは缶ビールを潰した
「昨日の魔獣召喚で、何故がわしだけ魔獣が出ずに自分の心の化身みたいなやつ……ファントムを生み出しちゃったんだ」
「…なんかあったような」
マサキは机に肘に立てて言った
「わしのファントム…クロックシャドウ。能力は影に葬られること…と何故が、わしの全能力使えちゃうんだよね〜」
ファルファーは唾を飲み込んだ
「へー…どういう…意味で…」
「お前…影あるよね。そこから、お前を引きずることができるんだ」
ファルファーは自分の影を見た
「…ここに、いるのか?」
「いるよ、影は全て、クロックシャドウのもの…この教室は、わしの領域内にいる。いつでも、殺せるんだよ」
そう言って、ファルファーの方を見た
「…冗談だよ」
すると、マサキの目の前にオムライスが出てきた
「やっと出てきた。これも、クロックシャドウの能力」
「す、すごい。物を自由自在に出せるんだ」
「少し違うね。わしの能力で、隙間から物を取り出すやつがある。あれは、どんなものでも取り出せる…想像したものでもね。でもファントムの場合は、実際にあるものとその場所を把握しないとできないの…すんごいめんどくさいの」
「へー(もう、よくわかんねぇや)」
マサキは出てきたオムライスを食べた
授業中、マサキは飲食をしながら受けていた
「…本当に食べてる?音がしないんだけど」
「ありがとう」
「褒めてない褒めてない」
マサキはハルト王子のノートを覗き込んだ
「後で見せてね」
「…見せれる字じゃないから無理だよ」
「あらほんと、汚ーい」
すると、マサキが座っている椅子が消え、マサキは地面に尻もちを着いた
「いで!」
「どうした?」
「いえ…なんでもありませんよ」
マサキは地面を見た。どこかしらの影から、クロックシャドウは見ていた
「…(てめぇ!このやろう!本当にわしの分身かぁ?!)」
「サキ、大丈夫?椅子消えたね」
「はぁ、困ったものね」
マサキは机を掴み、空気椅子をした
「これで、大丈夫…うお!」
「お前!うるさいぞ!」
チャンチャン☆
登場人物
マサキ
ハルト王子
ファルファー
先生1
天気:晴のち曇




