吸血鬼アリア
5月23日㈭ボス戦編
放課後、マサキは家に帰るため住宅街を歩いていた。ふと、首を見ると誰かの手が伸びてきた。振り返ろうとした瞬間、首を絞められた。バキバキと骨が砕ける。そして、倒れた。マサキが目覚めると、隣に鉄格子がある。どこかの牢獄だ
「目覚めたか」
マサキは両手を頭の上で拘束されていた
「ここは…」
「私の家…と言ったところだ」
「お前…どこかで…あ!先月の月末頃にあった、シルクハットの白髪男!」
「覚えていたんだ…私は忘れていたけど」
「どういうつもりだ!わしに恨みでもあるのかぁ!」
マサキは自分の怪力で鎖を外そうとしたが、無理であった
「暴れるな。見苦しい…図体でかすぎんだろう」
「うるせぇ!ばぁーかぁ!男のくせに長髪にしやがって」
「まぁいい。私の自己紹介をしょう」
男は自分について語った
「私の名前は吸血鬼アリア。貴様の祖父だ」
「な、なんだと…でも、祖父だったら、歳をとってあるはず…お、お前には皺が一本もないぞ」
「私が吸血鬼になった時は、十八の時だったからな」
「じゃぁ、あのクソ親父のことも知ってるのか!」
「知らん。お前の母が私の娘だ。ま、養女だが…血の契約をしているから、実子か?」
昔、異世界では養子を迎える際は父と母になる者の血を混ぜ、飲ませる儀式があった
「まぁいい、此処で会ったが七百万年ぶり!貴様は処刑されたが!私の恨み!とことん見せてやろう!」
「なにぃ!」
「と言いたいところだが、まだ観客が来てないのでね」
すると、鎖が外れた音がした
「やれやれ、腱鞘炎になるぜ」
マサキは手首を摩り、今度は鉄格子をひん曲げようとした
「これだから筋肉馬鹿は、まずは腹ごしらえをしますか…」
アリアは天に向かって指を指した。すると、やつの周りに無数のナイフが円形状に現れた。そして、アリアはマサキに向かって指を突き刺した。無数のナイフが、マサキ目掛けて飛んできた。そんな時マサキは鉄格子を壊した
「終わりだ!アリア!…!」
ナイフがマサキの全体に突き刺し、後ろに倒れた
「クソ…う…ぶぁはっ!バッ!ゴホ…ゲボッ」
全身から血液が流れ出し、口から血が吹き出してしまう
「な、なぜだ…(こんなナイフごときで…吐血なんか)」
アリアはいつの間にかワインボトルを持っていた。鉄格子の壊れた隙間から牢獄に入り、マサキの頭上からワインを浴びせた
「なんなにナイフに刺されたら、吐血ぐらいはするだろう」
マサキの洋服は自分の血液によって、一部溶けていた
「みすぼらしい傷だ…明日のショーはこのぐらいで済むと思うな」
「まて…」
「まだ、生きているのか?さっさと楽になれ」
「わしは…まだ…」
「死んでおれ」
そう言ってアリアは自室に戻って行った。自室のベットには、誰かが横たわっていた
「すまんすまん、少し手こずってね。二回戦ぐらいはできるよね」
アリアは服を脱ぎ出した。そして、相手の服を剥ぎ取った
「君は本当に美しいよ。ずっと、このままでいてね」
アリアはその人の聖なる穴に突っ込んだ。ベットは揺れ、相手の顔には月明かりが照らされた
「美しいよ…ハル…いや、エルジェ」
登場人物
マサキ
ハルト王子
アリア
天気:曇り時々晴れ




