表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《黒の毎日》  作者: 主s.s
49/71

白龍神と殺し屋

5月19日㈰人間界編

今日は依頼で、東京の山奥の神社の掃除に来ていた

「依頼通りに本殿と摂社(せっしゃ)と鳥居の掃除ですね」

「うん、よろしくね」

「他には何かありますか?」

「得にないかな。あ、本殿の龍神の像を磨いといてね」

「わかりました。あとは報酬は掃除の後で、ですよね」

「うん、それじゃあよろしくね。何かあったら呼んでね」

「はい」

神主は掃除道具を取りに行った

「これ、掃除道具ね。参道(さんどう)(まわ)りやってるから声かけてね」

「俺、鳥居やるね」

「じゃぁ、本殿」

ふたりは掃除道具を持って、持ち場に着いた。サキは鼻歌を歌いながら、畳の掃除をしていた

「痛!あ〜最悪ストッキングの裏に刺さった」

足の裏に畳の(とげ)が刺さってしまった。手袋をしていて中々取れない。すると、誰かがピンセットを渡してきた

「あ、ありがとう。取れた!ありがとうハン兄さ…」

だが、上を見上げてもいない。下を向くと、長髪で白髪(はくはつ)の男児がいた。古めかしい着物を着て、とても綺麗な青色の瞳をしていた

「…あ、ありがとう。君…迷子?」

「…」

子供は驚いたような表情だった

「…どうしたの?あ〜わしは子供でも容赦(ようしゃ)しないから!」

「わしが…子供に見えるのか?」

「子供以外に何があるの?」

「…そうか」

子供はサキに刀を握らせた

「刀…うお!」

子供も刀を持って、サキに襲いかかった。ふたりの刀の音が、森中に響いている。サキは刀を握ったことがないはずなのに、身体(からだ)無意識(むいしき)に動いていた。そして、相手の刀をへし折った。子供は刀を捨てて、(けもの)のような鋭い爪を生やした

「そう来るなら、わしはガトリングガンだ!」

だが、武器を背中から出そうとした隙に、その爪で左の二の腕を刺されてしまった。だが、血は(したた)り落ちてこなかった

「…義手?」

「はぁ…最悪…結構高かったんだぞ☆弁償しろ!!」

その勢いで、後ろに倒されてしまった

「おらぁ!金よこせ!!」

サキの大声でハルト王子はやっと気づいたようだ

「何をして…」

ハルト王子の声で気がついて、子供はサキを押しのけ森の奥へ逃げて行った

「ユウさん!」

「はぁ、一体なんだったんだ…どうした?」

「いや、なんでもない」

そこに神主も来た。神主はサキの服に付いている物に驚いた

「き、君!これをどこで!」

「え?何が?」

「この(うろこ)だよ!貰っていくね!」

普通の(うろこ)より大きな(うろこ)が服に引っかかってた。神主は言った

古文書(こぶんしょ)でしか見たことの無い、白龍神の(うろこ)!金運爆上がりですよ!」

サキはハルト王子の顔を見た

「あの少年が白龍神だったりしてね。また会ったら、七百万請求しなきゃ」

「うん。サキの親父さんだからどうせすぐに会えるよ」

「今すごい大切なこと言ったよね」

「また今度、詳しく教えるよ」

「うん。義手弁償してくれればいいけど」

ふたりは報酬を貰って家に帰って行った

登場人物

サキ

ハルト王子

神主

白龍神(子供の姿)(ユウ)

天気:曇り一時雨

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ