アフタヌーンティーへようこそ
5月8日㈬異世界学園編
お昼過ぎ、サキはなんだかぐったりしているようだ
「う”…お腹空いた。流石にあの量では足りんよ」
すると、ラベンダーがやって来た
「どうしたの?」
「お腹空いてさ、夕飯まで持つかどうか…」
「じゃぁ、アフタヌーンティー行きましょ」
「アフタヌーン…おっけいいいよ。場所は?」
「後で案内するね。時間は三時に始まるから三時前に集合ね」
「うん」
そして、午後三時になる前
「あ、ごめんね待たせちゃった」
「うんん。そんなことないよ。それ何?」
「あ、これ作ったの。初めて参加するから、手土産ぐらいはないとね」
「じゃ、行こっか」
ふたりは移動してた。大きな湖の近くにガゼボと言う洋風休憩スペースに様々な令嬢がいた
「あら、遅かったですわね」
「はい。サキちゃん、こちら、今日のアフタヌーンティーの主催のご令嬢イザベラ・ローリング様よ」
「ご、ご機嫌」
「えぇ、ご機嫌。サキ・ロリール様」
その名前を聞いて、ほかの令嬢も席を立ち、サキにお辞儀した
「え?え?サキちゃんなんかしたの?」
「あなたこの方を知りませんの?この方はこの世界で唯一の帝国を築き上げた女性皇帝の子供であり、次期皇帝陛下なのよ」
「え?ええええ!!!」
「…え?ええええ!!そうなの!!」
「本人自体も知らないのかよ」
「え…皇族かよ…え…聞いてないよ」
すると、サキのお腹の音が鳴り響いた
「あ…お、おん」
「そういえば、三時ですね。始めましょうか」
そして、アフタヌーンティーが始まった
「どうして、この学園に入学を?」
「え…何となく…」
「流石ですわね。天才はすんなりと入れましたよね」
「いや、まぁ…留年たくさんしてるよ…」
「…あ、両親はどのような方ですか?」
「知らないよ。いつの間にか、牢屋みたいな白い部屋にいたんだからさ」
「…す、好きな人はいますの?」
「いるよ」
令嬢たちの目線がサキの方向に向かった
「誰ですの?」
「ママ」
「…そ、そうですか(チッ!マザコンかよ)あ、ご兄妹は?」
「お姉ちゃんがふたり」
「ふたりもいましたっけ?」
「あ!」
「なんですの?」
「…あわわわわ。宿題やってない」
「いつもやってないじゃん」
「明日こそ出さなきゃいけないのに」
「それでは、アフタヌーンティーはやめて、皆さんで課題をやりましょう。皆さんでやれば楽しいでしょう」
「そうですわね」
アフタヌーンティーは中止になり、急遽お勉強会になった。令嬢たちは知らなかった。スイーツの匂いに釣られ、ハルト王子が来ていることに
登場人物
サキ
ハルト王子
ラベンダー
イザベラ・ローリング
令嬢たち
天気:晴れ




