決闘罪ニ関スル件
5月7日㈫異世界学園編
朝、ふたりは授業に行くため、渡り廊下を歩いていた
「ねえねえ知ってる?」
「何が?」
「うんちとうんこの違い」
「はぁ?何だ急に」
すると、誰かがマサキを呼んだ
「おい!貴様!」
「ん?誰?」
「六限目が終わったあと、決闘だ!」
「はぁ?なんで?意味わかんないけど」
「お前みたいな女たらしは許せんから!決闘だ!」
「酷い!わしがそんな奴に見えるわけ!」
「見える!お前みたいな、女を誑かす男は私が成敗しなくては」
「サキ…やめといたほうが…」
「いいよ、やってやろうじゃないか!」
「おう!六限目の終わり、決闘場で勝負だ!」
そう言って彼は、教室に戻ってきた
「人間には手加減してよな」
「嫌に…決まってるだろおお!!」
そして、六限目が終わりマサキは決闘場に向かった
「遅かったなぁ」
「あぁ、腹ごしらえをしてな」
決闘場の観覧席にはたくさんの生徒が居た。何人かがどちらかに賭けていた
「…え?これどうやって始めっ…」
「まずは!私からだ!ファイアー!ショット・ボール!」
奴が出した火球が、マサキ目掛けて飛んできた
「あ!避けろ!」
ファルファーが言ってきたが、マサキは避けなかった。そして、火球を直に受けてしまった
「あ…ハル!どうにかしろよ!友達だろう!」
ハルト王子は首を横に振った。すると、煙の中から無傷のマサキが出てきた
「貴様の実力はこんなもんか。お子ちゃまのお遊びといったところか」
「…な!無傷だと!」
「今度はわしの番だ」
マサキが指を鳴らすと、奴の頭上から大きな時計の針のような物が出てきた
「…サキ。おじい様に顔向け出来ないぞ…」
「別にいい、怒られたっていいもん。それがわしだから」
そして、マサキはその物体を奴の頭上から落とそうとした。だがしかし、一匹のカラスによって防がれた
「おい!クソガラス邪魔だ!焼き鳥にしてやろうか!」
すると、カラスが喋りだした
「もうやめろ。恥ずかしくないのか?このことは、後でたっぷり叱ってやろう」
そう言って、カラスは飛び去った
「え?クソッ…いいところだったのに…」
「…おじい様」
奴は怯えていた
「なんでこんなとこを…」
「いつもいつも!貴様は!両手に女を置いて!」
「はぁ?女?女は一人しか…え?ハン兄のこと?」
「…え?ハン…え?」
「あの金髪は男だお。制服で分かるでしょ」
「いつも、上着を来てなかったから分からなかった…」
奴は顔を赤らめ、俯いた
「へ!勘違いは誰にだってあるよ。わしだってあるもん」
「あ、ありがとう…」
ふたりは握手をして、和解した。ハルト王子は悟った、後日自分たちが死ぬほど怒られることを
登場人物
マサキ
ハルト王子
ファルファー
アクスター
天気:曇り




