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《黒の毎日》  作者: 主s.s
35/73

女と石膏像

5月5日㈰人間界編

「ハン兄!早く早く!」

「はいはい」

ふたりは依頼で山奥に来ていた。森の中、そんなに深くない川が流れている

「川を伝ったら着くんだよね」

「うん。危ないから川側に行くよ」

「ありがとう」

ふたりが川を伝っていたら石が飛んできた

「あ、うんこ」

サキがしゃがんだため、ハルト王子に当たって、顔が川に入ってしまった

「あ、だいじょっ…」

すると、霧のような黒い人影がハルト王子を襲った。黒い影は、ハルト王子の顔面を川の中へ押し当てた

「あ!ハン兄さん!」

サキはその黒い影を触ったが、霧のように消え、サキは転けてしまった

「う…何?」

影はふたりのことを見つめて、森の中へ走っていった。よく分からず、とりあえず依頼人の元へ向かった

「ごめんください!」

「はーい」

古民家から頭にタオルを巻いた男性が出てきた。彼が今日の依頼人、石塚 秋典(あきのり) 三十五歳。彼は石膏像(せっこうぞう)を作る職人だった

「えーと依頼内容は、展示会に持ってく石膏像(せっこうぞう)を持っていけばいいのですね」

「はい。アトリエはもう少し奥なので案内しますね」

ふたりは秋典さんに連れられ、アトリエに来た

「少し待っててください」

そう言って、秋典さんはアトリエの奥へ行った。すると、またあの黒い人影が出てきた

「また、おめぇか…何の用だ?」

黒い人影はなにか言いたげのようだ。秋典さんが戻ってきた。その黒い人影は消えた

「すみませんね。石膏像(せっこうぞう)何処かに行ってしまったようで…」

「な、なんだそれは…」

秋典さんが手に持っていたものは斧だった

「何って、石膏像(せっこうぞう)の型を取るための道具ですよ」

そして、秋典さんはふたりに襲いかかってきた

「ハン兄!逃げて!」

秋典はサキを踏みつけハルト王子の元へ向かった

「な、なんで…あなたの作品は女性が多いはず…」

「こんなに綺麗な人は見たことがない。君の型を取って石膏像にしてみたいんだ!」

秋典が斧を振りかざした時、あの時の黒い人影が秋典を攻撃した

「…行って」

「え?」

「警察に!行って!」

ふたりは山をおり、近くの交番に駆け込んだ。その数時間後、秋典は石膏液(せっこうえき)に埋もれて死んでいた。アトリエから様々な女性の頭が見つかった。警察によると、秋典は女性を殺し、型を取って石膏像にしていたやばい奴と知った。そして、今回のターゲットはハルト王子だった

「…世の中にもこんなやばい奴が居るもんだね」

「お前に言われたくないよ」

警察署を出たふたり、出入口にあの影がいた。でも、その影は白く美しい女性の姿となって消えた

「もしかして、あれは殺された女性の怨念だったのかも…」

「俺たちを攻撃したのは、秋典に近づけさせないために」

「うんうん。あいつみたいにならないようにしないと」

「…」

ハルト王子は知っていた。サキの背後に大量の何かが付いていることを

登場人物

サキ

ハルト王子

黒い人影

依頼人 石塚 秋典

警察

天気:晴れ

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