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《黒の毎日》  作者: 主s.s
34/74

自転車には乗れましぇーん!

5月4日㈯人間界編

今日、ハルト王子は会社にいた。ゴールデンウィークの影響で、仕事時間は短く、お昼頃に会社から出てきた

「(お昼どうしようかな…)」

そんなことを考えていたら、いつの間にか、花坂駅に着いていた

「んー駅の近くで食べるか」

ふと通りかかった、広い公園を見てみたら、日陰に自転車の練習をしている人がいた

「ちょっ、離すなよ!離すなよ!」

「離さないわよ!てか、なんでバイクは乗れて自転車は乗れないのよ!」

「知らないみょん」

ハルト王子はその人たちを見ていた

「サキ?」

「う、うわぁ!痛いよ!」

「我慢しなさい!」

「うるさいなぁ!自転車は人権ないようなものじゃないか!てか、ハン兄も乗れないじゃん」

「ハルト王子はバランスは取れるの!足が痛くて漕げないだけなの!さぁ!分かったらもう一度!」

ハルト王子はふたりに近づいた

「大丈夫そ?」

「あ!ハン兄さん!姉上酷いんだよ。クソほど厳しいよ。それに、お姉ちゃんはただ見守ってるだけだし…」

「お姉ちゃん?」

ベンチにサングラスをかけた女性が座っていた。その女性がこちらに歩いてきた

「さきお疲れ様」

「ねぇ、お姉ちゃん褒めて褒めて!」

「……バッキャロー!なぁにグダグダ言ってる!自転車乗れねえやつは地獄にでも落ちとけ!」

「…お、おう」

ハルト王子は彼女の迫力に少しやられてしまった

「…なんか今日機嫌悪いね」

「うん…自転車の練習始めて一時間は経ってるから、そりゃぁ、怒るよ」

「で、乗るの?乗らないの?」

「…乗らない」

「そこは乗れや!この自転車一応私のやぞ!」

「にひぃ!」

「ちなみにハルト王子は一応乗れるよね?」

ふたりもこちらを向いてきた

「もしかしてあんたも乗れないわけ?!」

「いや…そういう訳じゃ…」

ハルト王子も乗ってみることになった。ハルト王子は自転車を(またが)った。だがしかし…

「ペダルが低い…」

足が長すぎてペダルが低く、漕げないようだった

「…あ、あのー(また)が痛いです」

「ちくしょうめ。足長族共が…」

「ん〜サキはサドルが低いんじゃないのかな?」

「あ〜サドル!サドルかぁ!気づかなかった!じゃぁ、サドルを上げるために家から道具も持ってきますか」

「おい、ちゃっかり帰るな」

「お姉ちゃんもう諦めたら。サキだってやる気ないし…それにこういうのって、幼少期からやってできるものだし…」

「確かに…」

「じゃあ!」

「でも!私たちの時間を奪ったからには、何かしらないとね」

「はい…お昼は奢ります」

三人は公園を後にした。自転車を置いて

「おい、自転車…」

登場人物

サキ

ハルト王子

さき

お姉ちゃん

天気:晴れ

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