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《黒の毎日》  作者: 主s.s
134/185

ゲームマスター高西

8月12日㈪多重人格編

時刻は…不明。とある、コンクリートの建物。一人の男性が目覚めた。

「こ、ここは?」

彼の名前は馬場(ばば) 秋広。今年で二十一歳。彼は友達の家に遊びに行くためにバスに乗ったら、いつの間にかこんなところに来ていた。彼は、周りを見渡した。そこには自分を入れて、十三人の男女がいた。目の前には、ドクロのマークが映し出されたテレビガ壁にあったのだ

「な、なんだあれ?」

「一体ここは…」

「ようこそ!」

「?!」

「選ばれし十三人の生贄たちよ」

みんなは声がした方へ振り向いた。そのテレビから誰かの声がしたからだ

「だ、誰だッ!」

「誰だっていいだろッ!こここら出せよ!」

「そうだぞ!こっちは仕事があるんだぞ!」

「こっちはデートに行こうとしてたのに!」

「…えぇい!うるさい!てか今日祝日なのに、仕事あるとかその会社ブラックすぎるじゃぁないか!えっと…遠藤…幸太郎。その仕事、辞めたらどうだ?代わりに、このゲームマスターの左腕にでもならんか?」

「ならん!そしれに、お前の仕事はこんなくだらないことをしているのか?もし、これがお前の仕事からお前だって祝日で働いていることになっているじゃあないか!」

「確かにそうだ。このゲームマスター高西には、休みがなぁい!」

「お前の名前はゲームマスター高西というのか?」

「なぜ知っている?」

「今、自分で言ってたよな」

「うんうん」

「えぇ?ウソォ…まぁいい。このゲームマスターはッ!君たちのようなバァカァを集めるのに大変苦労したぞ!」

参加者たちの顔が曇った

「この会場…デスゲームでは、私のルールに従ってもらう」

「ルール…だとォ?」

口を挟んだのは、脳筋ゴリラの木村 (ちから)という男であった

「そうだ。それはな…え?…あ、すまんちょっと待っててくれ」

そう言って、ゲームマスター高西は少し席を外したようだ。その間に参加者は作戦会議をしていた。最初に話し出したのは、馬場であった

「ここにいるのは十三人。あいつが言った通りだ」

「男八人、女五人のようだな。ちなみに、誰が知り合いとかあるのか?」

次に気弱そうな女性、有田 アスカがわ言ったのだ

「いや、知らないわ。私はここにいるみんなは見た事はないわ」

「彼女と同じく、私もだ」

「あたしは…あ、そこのお兄さんは見たことあるかも」

「え?俺?」

そんな会話をしていたら、ゲームマスター高西が戻ってきたようだ

「すまぬな。では、ゲームのルールを説明しよう!このボタンか?」

テレビ画面は切り替わり、鍵と南京錠の画像に変わった

「君たちが付けている首輪、それには鍵か南京錠のどちらかが着いている」

参加者たちは自分の首を確認していた

「ほんとだ」

「南京錠の首輪はその鍵でしか取り外しができない。そして、鍵の首輪は壁にある鍵穴でしか解除はできん。鍵は一回使ったら二度と使えなくなるぞ。さぁ、君たちはどう乗り越える?」

十三人の参加者は顔を見合せてひとりの男性が言ったのだ

「俺たちは…このよく分からないデスゲームを!攻略する!今やれることはそれだけだッ!」

そうして始まったデスゲーム。まずはみんなは、その壁の鍵穴へ向かった

「鍵穴は…十二個。片っ端からやろうぜ!」

木村が言った。彼は鍵の首輪をしている。とあるひとつの鍵穴に鍵を差し込んだ。すると、木村は苦しみ出したのだ

「な、なんだ!」

「あ、言い忘れていたが、不正解の穴に鍵を差し込むと首輪が締め付けられるぞ」

「くっ!やはり予想はしていた!」

するとそんな時、アスカが言ったのだ。ちなみに、彼女は南京錠の首輪である

「な、なんかこの首輪…段々と締め付けられていくような」

「まさか、時間制限があるのか?!」

その女は少し苦しそうであった。彼らは適当に鍵を当てはめた。だが、アスカと鍵を自分の鍵をさした遠藤の首輪は締め付けた

「(何がどうなっているのだッ!)」

馬場以外の鍵の首輪をした三人の女性は、鍵を壁の鍵穴に差し込んでいた。出口(でぐち) 理香子(りかこ)という女の首輪が解除されたようだが、愛川 カレンと藤原 美智子という女性たちの首が締め付けられていた

「(や、やばいぞ!どんどんと被害者が増えていく!今、鍵の首輪をしている人はほぼみんな、失敗している!)」

すると、テレビ画面からゲームマスター高西の声がしてきた

「うっ、お前ら…仕方がない。とりあえずヒント…いや、なぞなぞを出そう」

「えぇ!なんでぇ?」

みんなは混乱していた。ゲームマスター高西は続けてクイズを出したのだ

「それではクイズだ。十三といえば不吉な数字。理由は、とある絵画が十三人描かれていたことに由来するが、その絵画とはなんだ」

「は?何を言って」

「…最後の晩餐?」

「その言葉を鍵でもない南京錠でもない男の首輪に入力しろ」

やつの言う通り、ひとりだけ電子機器のような首輪の男がいた。そいつの首輪にパスワードを入力すると、扉が開いたのだ。そして、みんなの首輪は解除されていた

「予想と全くもって違う行動になって、違う結末となったがおめでとう。これにてゲームは終わりだ」

参加者は開かれた扉へ向かった。

場面は変わり、そいつがいるホテルにて

「いやーまさか、ここまで失敗するとは…今の人間はここまでバカなのか?今度はもうちょっと簡単にしないとな。あ、あとこの費用の三十六万はマサキに戻った時にマサキに払わせよう」

そんな時、扉が叩く音がした。ゲームマスター高西は扉へ向かった

「はーい…」

奴は扉を開けたのだ。そこに居たのは…

「え!?!お、お前は!参加者!」

そう、あのデスゲームの十三人の参加者たちであった

「よォ?やっと特定できたぜ!」

「俺たちの時間を無駄にしたことを覚悟しな!」

「私のデートもパァになったことを後悔しなさい!」

「ちょっ!このゲームマスターは暴力反対だ!」

参加者たちによって、奴は殴たれたり、蹴られたりの報復させられたのであった。そして、やつは気を失った

そして時間は経ち、ゲームマスター高西のが着ていたスーツを着たマサキが目覚めた

「なんだここ?…ん?」

服は破られ、汚れていた。マサキは高西が付けていた派手なネクタイが自分の首にあるのを見た

「うっわ!高西じゃん!絶対高西だよ!またかよ!もう!」

多重人格のひとりゲームマスター高西と思ったのである。ゲームマスター高西はマサキの多重人格のひとであったのだ

「はぁ、ふざけるな。後片付けは全部わしがやるってのに!」

机にある請求書を見て驚いた

「さ、さ、三十六万円!ふざけるな!」

その後、請求書はちゃんと払ったマサキであった

登場人物

(マサキ)

ゲームマスター高西

馬場 秋広(B鍵 男 解除)

遠藤 幸太郎(E鍵 男 負傷)

木村 力(C鍵 男 負傷)

有田 アスカ(L南京錠 女負傷)

出口 理香子(D鍵 女 解除)

愛川 カレン(A鍵 女 負傷)

藤原 美智子(F鍵 女 負傷)

以下南京錠の人

男 4人

女1人

男V(パスワードの首輪)

天気:晴れ

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