地獄温泉へ
7月27日㈯人間界編
とある山奥の温泉、地獄八丸温泉。地獄のように熱く、八つの天然温泉がある。そこに、とある三人の男が出向いていた
「行くぞ!」
男たちは旅館の暖簾をくぐった。その男たちとは…吸血鬼アリア、吸血鬼キュウ!そして、白龍神ことユウであった
「よしっ!」
アリアとキュウは土足で上がろうとした
「おい!ちょっと待てアリア!キュウ!靴を脱げ!そして、その靴をこの下駄箱に入れろ」
そう言って、ユウは誘導するように、木製の靴箱に指を何度も差していた
「…もし、断ると言ったら?」
「ぶっ殺す!」
突然の暴言により、ふたりは従った。そして、受付にて
「次の方どうぞ」
「えっと…なんていえばいいのだ?」
「知らない。私に聞くな」
「大人三人で」
「…本当に、大人三人でよろしいのですか?」
「わしが…わしがァ子供に見えるのかァ?!」
「ユウ!落ち着け!お願いします!大人!大人三人!」
そうして、大人料金でお金を払い…いざ、温泉へ
「おぉ、広いな…この入口にあるお湯?水?はなんだ?」
キュウは取っ手付きの桶でその水をすくい、体にかけた
「トゥメテ…」
「…あ、おいアリア!走るなッ!」
「えっ?」
アリアは少し速度を上げて歩いており、濡れた床によって足が滑ってしまったが、耐えた
「おっ…とと…ほらッ!大丈夫だッ…」
だが、やはり滑ってしまい、頭を地面に打ち付けてしまった
「うっ!」
「アリア!」
「うるさぞ!ここは公共施設なんだぞッ!」
「あ、あぁ。すまんユウ」
「さっさと体洗って入れ」
三人は静かに体や頭を洗い、そうして、湯船に浸かることにした
「あっ!ちょっと待て。髪を結べみんな」
「なぜだ?」
「汚いからだろう。ありがとうユウ」
髪を結び、白く濁った露天風呂の天然温泉に浸かった
「ふぅー生き返るゥ!」
「生き返りはしないが、確かに気持ちいな」
「比喩表現だよ。比喩表現」
キュウは温泉を楽しんでいる二人をよそに、なにか悩んでいた
「どうした?キュウ」
「…思ってたんだ。こんな温泉なんか入ってていいのかって」
「楽しければなんだっていいだろう」
「もし、私たちが温泉に入っている間に…息子達が強くなっていたらどうする?」
「その時はその時で考えればいいんじゃほら見ろよキュウね?」
そう言って、アリアは空を差した
「綺麗な星空だ。何年ぶりに見るだろうか」
「確かに…綺麗だ」
そうして、三人は綺麗な夜空の下で温泉に浸かっているのだった
「…ここがサウナか。キツすぎる!」
「甘ちゃんめ」
To Be Continued…
登場人物
吸血鬼アリア
吸血鬼キュウ
白龍神/ユウ
受付の女性
天気:曇り時々晴れ




