魔の十三階段
7月12日㈮暴連高校編
今日病院から、連絡があった。明日あたりにハルト王子は退院ができるそうだ。サキは喜び、暴連高校のハルト王子の仕事を急いで、終わらせた。そんな時、他の先生から学校の見回りに言って欲しいと頼まれ、現在は懐中電灯を持って校内を回っている
「ここの窓よし。ドアの戸締りよし!あとは…屋上の施錠点検ね」
サキは屋上への扉に行くため。廊下を歩き、その扉への階段の前に来た
「ふぅ、暇だから数えてみよう」
一段目、二段目、三段目と歩き十一段目、十二段目…そして、十三段目に差し掛かった
「ん?十三段目…十三段もあったっけ?」
そんな時!屋上の扉が勢いよく開き、屋上があるはずの場所が黒く、何も見えなかった。すると、そこから無数の手が伸び、サキに襲いかかった
「なッ!なんだ!」
そこから、人の声が重なるような暗い声が聞こえてきた
「今度は、お前の番だァ!」
「あっ!」
その手に引きづられ、その空間へ引き込まれた
「うっ…なんだ?」
サキは真っ暗な暗黒の空間に居た。光も、さっきの扉さえもない。そして、あの声が聞こえた
「お前は、永遠に苦しめ。我々の代わりに苦しむのだ」
「そうだ、我々の苦しみもわからずのうのうと生きている人間風情が!」
「…人間」
「そうだぞ!ゴミ!マヌケ!社会のゴミが!」
「…」
サキは黙り込んでいた。それは、呆れと怒りから来るものであった
「お前、今人間って言ったな」
「なんだよォ!間違ってねぇよな?」
「黙れ!」
サキは大きな鎌を取り出し、言ったのだ
「わしは…人間ではないぞ!小童どもが!魔の十三階段…くだらん事を思いつきやがって!」
その声の持ち主たちは驚いた
「こいつ、くだらん事と言ったぞ!」
「ひでぇ!」
「酷い?へっ!本物の悪魔様を見くびっちゃぁいけないな」
そしてサキは鎌を振り下ろし、空間を切り裂くように鎌を振り下ろした
「な、やめろゥ!」
「オラァ!」
その空間が霧のように晴れ、その場所は屋上になっていた
「なんだ。屋上に霧を纏わせ、暗黒空間を作っていたのか」
屋上の隅で、何かが怯えていた。それは小さな三体の悪魔だった
「ヒィィ!お、お許しを!」
「知らなかったんですぅ!貴方様だなんて!」
「やめてぇ!食べないでぇ!」
サキはため息をついた。そして、悪魔たちに言ったのだ
「魔の十三階段なんて、実際にはないっつーの。てめぇらみたいなのが、やるから噂になるんだよ。二度とやるな。分かったな?」
サキの高圧的な声で、小悪魔たちは言わざるおえなかった。その後小悪魔たちはどこかに消え、サキは屋上の施錠をした。サキは陽気に鼻歌を歌っていた
「ふんふ、ふーん!…てかさ、屋上入れないのにわざわざ開け閉めするの、なんなんだよ」
サキよ。消火器に八つ当たりをするな
登場人物
サキ
悪魔1
悪魔2
悪魔3
天気:曇り時々雨




