表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《黒の毎日》  作者: 主s.s
102/127

トイレの花子さん

7月11日㈭暴連高校編

この学校には七不思議がある。学校の七不思議といえばトイレの花子さん。今日はその話である。この学校では、こんな噂がある。三階の女子トイレにひとりで入り、入口から三個目の個室を二回叩くと彼女が現れると…サキは現在、ひとりで三階のトイレにいた。ここのトイレは外開きの扉であり、どの個室が使われているか分からなかった。サキは手当り次第ノックをし、そして三個目の個室を叩いた

「…いない?」

そんな時、全ての個室の使用マークが赤になり、その個室だけ青に変わった

「え?え?なッ…え?」

雰囲気は暗くなり、まるで異空間にいる感じだった。そして、そこの扉が勢いよく開いた

「…な、なんだ?」

サキはそこを覗いたが、何も無かった

「…便器…はっ!」

いつの間にか便器に顔を近づけていたサキ。まるで、引き寄せられるかのように

「うっ…(い、嫌だ。やめっ…)」

そんな時、誰かが入ってきた

「ねぇ」

サキは声がする方を振り向いた

「ねぇ、休み時間終わっちゃうよ」

「…あ、うん」

その異質な空間が消えたような感じがしたサキ。手を洗い、そのトイレを出ていった。次の休み時間、サキは尿意を催してきて、またあのトイレにやって来た。またしても、人がいない

「…(おかしい、いつも鏡を占領している女子たちがいない…)」

瞬きをした瞬間、あの便器に顔を近づけていた。さっきと同じ状況であった

「…(あ、あれ?口が勝手に開いて…)」

自分の口が開き、舌が伸びた。そして、その舌は便器の中へ入っていくのであった

「あ…(嘘だろう…)」

数センチで便器の底を舐めてしまう…そんな時だった。またもや、後ろで声がした

「何やってるの!せっかく助けたのに、またやる気?」

「(だ、誰だ?)」

振り向こうにも、今回は何故が何かしらの力で、振り向くことが出来なかった

「あなた、私の偽物と何やってんだか」

「(な、何が?!)」

何か後ろで打撃音がした。何が起こっているか分からなかった。そして空気が変わり、いつもの古臭いトイレの空気になっていた

「あっ!」

いた場所は便器ではなく、トイレの手洗い場

「(一体…ん?誰だ?)」

トイレの真ん中に女の子が立っていた。赤いスカートを着た

「あ、君!」

「しー…あなたのおかげで退治ができたわ。たまにいるのよね、私を語るモノノ怪が。ありがとう」

「君は一体!」

「私の名前は花子。いわゆるトイレの花子さんよ。学校の七不思議とかでもあるでしょ?あれよ。あれ」

「え?知らない…」

「えぇ!結構有名だと思ったけどな…まあいいわ。ありがとう…神様」

そうして、彼女は姿を消した。サキは七不思議とか知らない人であり、どうも何が起こっていたのか分からなかったのである

To Be Continued(つづく)

登場人物

サキ

トイレの花子さん(女子生徒)

天気:曇り

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ