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『扇風機を持って異世界転移!? もふもふ達と共に扇風機を操り俺はこの世界を生き延びる!!  作者: ありぽん


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58話 フィノから得られた情報

『ねぇ、もっと見せて!!』


『僕も見たいなの!!』


「見たいって、まぁ、良いけど。遊ばなくて良いのか?」


『遊ぶのは後で。あっ! でもみんなにちゃんと聞かなくちゃ』


『ボル君、聞いてくるなの!!』


 ボルクスがミルフィーとトールがいる、ニワットの小屋へ走って行く。


『じゃあ僕は、シルフ達の所に行ってくる!!』


 フィノは花壇の所にいるシルフ達の所へ。フィノとボルクスが家族になってから、1週間が経った。2匹ともすぐに、ここでも生活に慣れてくれて、森のシルフの友達とも、すぐに仲良しになった。


 また、この1週間は慣れてもらうとともに、まずフィノに詳しい話しを聞いた。まったく情報がなかったワイバーンの群れ。それがこの前、街を襲撃したワイバーンの群れかは、しっかりとは判断できないけれど。それでもフィノは、あのワイバーンの群れにいただろう?


 だから何か分かればって事で。俺が聞いた話しを、もう1度父さんにしてもらい。その後は父さんの質問に答えてもらった。そのことからいくつか問題点が分かり。


 もちろん最初の問題点は、フィノ達が暮らしていた場所に、いきなり出現した黒い霧だ。それでワイバーン達は意思疎通ができなくなったからな。もしもその黒い霧が、他でも出現した場合、他の魔獣達も同じ状態になり、魔獣達が暴れ始め、街が襲撃される可能性がある。


 また、黒い霧が自然に発生したものか、それとも誰かが故意に発生させた物か、によっても、対処方法が変わってくるため。すぐにリカードさんに伝える事にしたよ。

 自然に発生するのも問題だが、もしも誰かが故意に発生させた場合は……。その誰かが何を企んでいるかは分からないが、ろくでもないことに決まっているからな。警戒が必要だ。


 次に問題なのは、その意思疎通ができなくなったワイバーンに、指示を出していたと思われる超大型ワイバーンだ。


 フィノは何が起こっているか、分からなかったが。その超大型ワイバーンが何かを叫ぶと、他のワイバーン達が同じ行動をとる。進行方向を右に変えたり左に変えたり、村を一斉に襲ったり、魔獣を狩ったり。乱れることはなかったらしい。


 何とかそれについても、みんなに聞こうとしたが、結局最後まで仲間と話すことはできずに、街への攻撃が始まってしまい。そんな時、俺と話しができて、とても嬉しかったと。


 また超大型ワイバーンは、シルフ達と同じ力を時々使っていたようだ。そう、あのどこへでも簡単に移動できる魔法だ。

 ただ、1回その力を使うと、その後すぐには使っていなかったから、たぶんシルフ達みたいに、何回も連続では使えないらしく。だけど移動する時は、あの大量のワイバーン全員を移動させていたから、力はとっても強いんだと思うと。


 その力でフィノ達は時々、簡単に移動を済ませていたらしい。


『僕達、どれだけ移動させられるか、やった事ないから分からないけど。それって本当に凄い力だと思うよ』


 そうシルフ達が言うほどだから、本当にかなりの力を持っているんだろう。


 それと、その一瞬で移動する力。それのせいで目撃情報がなかったのではないか、という事にもなった。もし目撃者がいて、それを調査しに行っても。その行っている最中に、瞬間移動を使われてはな。

 ワイバーンがどこに行ったか、まったく分からず、その前に食事をしていなければ、その証拠は何も残らない。


 という事で、全ての話しをまとめて、また瞬間移動で、街の近くに現れる可能性あり、と父さんは判断。分かったことについて、リカードさんに報告する事になった。父さんがシルフ達のことを内緒にして、上手く報告してくれると。


 急ぎだったから、トールと同じキャリアバードのキュリに、手紙を運んでもらった。キャリアバードはとても飛ぶのが早く、またしっかりと物を運んでくれる鳥魔獣で。よく連絡の手段として手伝ってもらう。

 トールはまだ子供で、他の大人のキャリアバード程早く飛べないため、この森で1番のスピードを誇るキュリに頼んだんだ。


 こうして手紙を託してから2日。キュリがリカードさんの手紙を持って戻ってきた。しっかりと手紙が届いた事。父さんの報告で、これからどう動けば良いか、決められた事に対する感謝と、これからの事について書いてあった。


 この手紙により、街の方のワイバーンの調査は、リカードさんに任せる事に。俺達は俺達の森、そして周辺を警戒する事になったぞ。


 とは言っても、調査するのは父さんとタイラーで、俺はいつもの生活に戻ったよ。俺にできる事はまだまだ少ないからな。


 そして今日は朝からみんな、扇風機で遊んでいたんだけど。お昼を食べてから、庭に畑仕事に出てきてみれば。ミルフィーとトールは、ニワット師匠達に訓練を受けていて。シルフ達は、次に誰の友達を家に招くかで揉めていた。


 みんなの友達を、一気に呼ばれたら大変だから、呼ぶならみんな別の日に呼んでくれ、と頼んだんだ。一昨日みんなが友達を呼びたいと言ってきて、人数を聞いたら、まぁ多い事多い事。その人数ざっと100。


 そんなに呼ばれちゃ、たまったもんじゃないからな。それで別々にって頼んだもんだから、誰が最初に呼ぶか揉めているらしい。


『魔法見てて良いなの!!』


『僕も、みんなが戻ってくるまでは、見てて良いって。でも遊ぶのはみんな一緒だって』

 

 畑仕事をしながら、フィノとボルクスに攻撃魔法と防御魔法を見せてあげていたら、もっと見せてほしいと。だから遊ばなくて良いか聞いたら、ちゃんとみんなに見てても良いか、確認しに行った2匹。


 ちゃんと聞きに行って偉いと思う。扇風機は大人気だからな。2匹占めしていると、みんなから怒られるかもしれないからな。聞くのは大事だ。


「よし、じゃあ、どっちを見たい?」


『うんとねぇ、攻撃!!』


『それで防御も見て、その後は大きなセンプウキなの!!』

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