表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『扇風機を持って異世界転移!? もふもふ達と共に扇風機を操り俺はこの世界を生き延びる!!  作者: ありぽん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

37/75

37話 新しい扇風機攻撃魔法『ウインドカッター』

「やるぞ!!」


『うん!!』


「よし、シルフ!! 風を羽に纏わせてくれ!!」


『ほい!!』


 ほいって、なんか力の抜ける返事だな。まぁ、今は良いか。こっちに集中しないと。


 返事をしたシルフ。するとすぐにシルフの体全体が光って、その後扇風機の羽全体が、良く見ないと分からないけれど、とてもとても薄い黄緑色の何かに包まれた。

 それから今までは、ブ~ンと聞こえていた羽の回転音が、シュルシュルと。こう、力が羽に集まって鋭くなった? 感じの音に変わったんだ。


『よし。バッチリだよ!!』


「俺は魔力の流れは見えないんだが、今は微かに黄緑色の何かが、羽の周りに見える。あれがシルフの風か?」


『うん、人にはそう見えるかも。僕もリョウの話してくれた事を考えて、風でスパっと切る感じを思い浮かべて、回ってる羽に合わせるように、風を纏わせたよ!!』


「ありがとうシルフ。じゃあ、呪文を唱えるぞ!!」


『うん!!』


 俺は大きく息を吸い込んだ後、大きな声で呪文を唱えた。


「ウインドカッター!!」


 唱えてすぐだった。さっきの『カットブーメラン』のように、勝手にガードが開いたかと思うと。羽も勝手に外れ、俺の『カットブーメラン』よりも凄い勢いで、丸太の方へ飛んでいき。真横にスパッと簡単に丸太を切ると。


 これまたブーメランのように戻ってきて、しっかりと扇風機本体に戻り、ガードも自動で元に戻ると。その後はいつも通りの、強の風を出す扇風機に戻った。


『おおおおおお!! できたよリョウ!! 僕の風とリョウの魔法を合わせた攻撃ができたよ!!』


『シルフ、待ちなさい。ますは確認が先です!! ああ、魔力は良い具合に混ざっていましたよ。センプウキ全体に2人の交わった魔力が流れて、その後は羽の部分にはリョウとシルフの魔力が、周りにシルフに風魔法が、綺麗に纏っていました』


『おいコロン、話しは後でで良いから、先に見に行こうぜ』


『フルール、これも大切な事ですよ』


『先行くぞ!』


『ま、待って!!』


『はぁ、まったく』


『うむ、リョウとシルフ、新技凄い!!』


『リョウパパ、スパッて!! スパッて!!』


 興奮しているみんなと丸太まで移動。すると丸太は切られた段面がツルツルな程、スパッと綺麗に切断されていた。


『おおおおおお!! やっぱり成功だよ!! リョウやったね!! 新しい魔法おめでとう!!』


『『『『おめでとう!!』』』』


『リョウパパすごい!! リョウパパすごい!!』


「みんなありがとう! それとミルフィー、今の魔法はシルフと一緒の魔法だから、シルフも凄いんだぞ」


『おにいちゃんもいっしょにすごい!! すごい、すごい!!』


『へへへ、ありがとう!! そうだ、リョウ。ステータスの確認!! 2つ魔法が増えてるはずだよ!!』


「そうだな!」


 俺はすぐにステータスを確認した。すると『エリアバリア』のときは、後から記載されていた魔法の解説が。今度は初めから記載された状態で、新しい攻撃魔法が2つ表示されていた。


*カットブーメラン(飛んでいって鋭く切りつける)


*ウインドカッター(羽根に風を纏わせ、風の刃のようにして攻撃する)


「しっかり表示されてるぞ!」


『やったぁ!! ふぅー!!』


『凄いな! 一気に2つだぞ!!』


『威力も強くなっていて、さすが2人の攻撃って感じですね』


 まさか1日で2つも、新しい攻撃魔法を覚えられるなんて。いろいろ考えてくれたみんなには、本当感謝しかないよ。俺1人だったら、今頃まだ何も思いついていなかっただろうし。俺は扇風機を1度止めて、しっかりとみんなにお礼を言った。


「みんな、ありがとう。今回のこと、みんながいなかったら、今頃俺は、まだ何もできていなかった」


『リョウパパ、ありがとう?』


「ああ、ミルフィーもありがとうだぞ。ミルフィーが言ってくれたことが、最初の攻撃魔法に繋がったんだから」


『ふ~ん? そか!! えへへ、ぼくありがとう。ふふふ』


 これは、あの時ぼそっと言った事を忘れてるな。


“ぼくやおにいちゃんたちのはねと、かたちがちがうし、うごきもちがう。センプウキのはねもとんでくれたら、むこうにとんでいって、っておねがいして、こうげきできるのにねぇ”


 これがあったから、俺は思いついたのに。まぁ、ミルフィーらしいな。


「みんな、本当にありがとうな」


『みんなで考えるのは当たり前だよ。だって僕達は家族なんだから。ねぇ』


『そうそう、家族だからな!!』


『う、うん!』


『当たり前の事です』


『うむ、ボクも契約していなけど家族。むむ、防御に続いて攻撃もできない可能性。無念』


 とても残念そうなトール。どうにかトールと一緒にできる何かを考えないとな。


『だけど良いよなぁ。リョウとシルフの攻撃カッコよかったぞ。なぁなぁ、リョウ。俺のも考えてくれよ。シルフができたなら、俺のもできるはずだからさ』


『あ、ぼ、僕も、やってみたい』


『私もです。シルフだけはダメです』


 ずずいと俺の顔の前に飛んできた3匹。


「も、もちろんみんなの分も考えるよ。だけど、ちょっと今日は。『エリアバリア』のことについても、攻撃についても、いろいろ進展しただろう? それにできたばかりの魔法の練習もしなくちゃだし。だからちょっとだけ休……」


『俺の魔法はどんなかなぁ。シルフによりカッコいいのが良いぞ!』


『僕が1番に決まってるでしょう。もう』


『ぼ、僕は可愛いカッコいいの』


『それ、どんなの?』


『私ははやり、技よりもしっかり攻撃できるかが大事ですね』


「……」


 これはもしかして、このまま考える流れなのか? 少しだけ休憩やせてくれないかな? 初体験だらけで、頭が少し疲れてるんだけど。……やっぱりダメか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ