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19話 帰郷しました

お久し振りです!

今回は少し短いかな?

 聖誕祭とは、建国王の誕生日を祝ったことが起源だ。それが今は王族と建国から今に至るまで続いた国を祝福するものとなっている。



 国を挙げて盛大に祝うため、盛大な舞踏会が開かれる。場内も一部一般開放するため、貴族階級でない者も出席できるため、玉の輿を狙った町娘や商家の娘が殺到するらしい。



 とは言っても、ドレスコードしなければ入れなく、それなりの恰好をしなければ入れない。当たり前と言われればそうだ。貴族どころか王族も出席している席にみすぼらしい恰好で出るわけにもいかないし、出席できる恰好を可能な最低限の財力を持っていることをアピールできなければ、誰の目にもとまることはできない。



 今では聖誕祭の期間限定でドレスの貸し出しで儲けている人もいるというのだから、考えた人は本当に商売上手だと思う。



 とまぁ、現実逃避はここまでとしようかな。後ろにいるアルとかアルとかアルとかミリーの視線が痛いから。



 和也も笑い抑えながら見てないで二人を何とかしてほしい。今日のコーディネートの仕方がどうとか、髪飾りはあっちのほうが良かったのでは? という会話も聞こえてくる。



 確かに普段の私はあまり着飾らないしその気もないが、今の姿は子どもだ。二歳の姿から今は7歳くらいになったが、それでも着飾らせるにはもってこいなのだろう。



 着飾らせれることには結構慣れている。小さい頃がそうだったからだ。



 今の恰好もどこの童話の主人公だというようなかわいらしい格好で、私のイメージはアリス、かな。



 三人の目的はそれぞれだ。アルを私の弟子として紹介するというのもあるが顔を広くするため。とアル本人としては私の護衛としてきたらしい。ミリーは私の侍女としてついていきたいらしい。和也はヤマトの国の証人として顔を広めたいらしく参加。



 初めての社交界だから三人は私の傍につくようだ。



「それじゃあいこうか。わたしのてをにぎって」



 今では最初よりも舌がうまく動くようになり、聞きづらさは大分良くなった。「わたし」を「わたち」と言うこともなくなった。



 私がアルとミリーの手を握り、カズはアルとミリーの手を握り円になる。



 移転の術を発動させる。場所は―――ブラッドフォール公爵邸。



 一瞬視界が歪んだかと思うと、懐かしい城が視界に移る。豪邸ではなくもはや城だ。公爵邸ともなればこのくらいが無難なのだろう。



 我が公爵家がそれだけ栄えているということが示されている。有能な父にこれまた有能な兄がついてるし、将来は安泰だ。だから私がこうして自由奔放にできているわけだしね。



 王城よりは大きくはないし、豪華でもないから体裁もとれている。



「……大きいですね。ここが師匠のご実家ですか」



「さすがディアナ様のご実家です!」



「なんか想定してたのと違うな。なんかもう城だよな」



 少し唖然としながらも驚きを隠さない三人に苦笑が零れる。



「まぁたいていのひとははじめてみたらそういうはんのうはするわね(まぁ大抵の人は初めて見たらそういう反応はするわね)」



 ミリーはなんか違うけど。



「こっちについてきて」



 しばらく歩くと、城の入り口の扉まで近づくと、重厚でありながら品のある豪華な扉がゆっくりと開いていく。



 そこには満面の笑みを浮かべる美形と美女がいた。

おう


 一人は私の兄、シリウス・ブラッドフォール。私の髪に蒼が少しだけ滲んだような襟足の長い艶やかな髪と、母親譲りのアメジストの瞳は宝石のようだ。顔も全体に整っており神秘的で、筋肉も程よくついていて正に理想の貴公子だろう。



 もう一人の美女は、私の母親でアルテミシェ・ブラッドフォール。プラチナブロンドの豊かな髪を緩くカールがついていて、瞳は兄同様宝石のようにきれいなアメジストだ。二児の子どもがいるとは思えないプロポーション。流石王妹として王宮に暮らしていたころ傾国の美姫と呼ばれていたことはある。



「兄様、母様」



 何時もよりもさらに見上げるようにして二人を見ると、満面の笑みがさらに輝いたかと思うと兄様に抱き上げられた。



「ディアナァァアア! なんて君は最高に可愛いんだい?! 何時ものディアナは女神のようだけど今の懐かしい姿はまるで天使のように愛くるしい! 我が妹は私を萌殺したいのかい?!」



「ずるいですわシリウス! わたくしの天使を独占するなんて! わたくしにだっこさせなさい!」



 二人の取り合い、いや、取り愛、が始まった。これに父が加わっていないだけマシなのだろうか。



 懐かしく感じるのだからなんか複雑だ。




ここまでお読みいただきありがとうございます。

20151130ディアナの母親についての説明が欠けていた為加筆しました。

本当にお久し振りです。

約束守れずすみません(汗

実習は最近終わりました。日誌完成させるのが大変でした。はい。卒業研究が大変だったんです。はい。言い訳です。

でも実習楽しかったです。ムーンノベルズでやっている連載でも書いたんですが、子どもって最高に可愛いですよね! 二歳の女の子が、いまテレビに出ているとにかく明るいなんちゃら、って芸人いるじゃないですか? それの真似するんですよ(笑

「はいてますか~?」と聞くと「はいてまちゅよ~」と返ってきて「何履いてるの?」と聞くと「かみぱんちゅ」と返ってきました(笑

最高にかわいかったです。それプラスで「かみぱんね~いっぱいあるんだよ~」と言われて思わず笑いがこぼれてしまいました。毎日一回は聞きました。もう癖になる。

はい、与太話です。

就職の採用試験の筆記試験も合格し、次は面接試験がまってます。一発で決まってくれるといいんですけどね。

更新は今は忙しいため遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いします。

アドバイスや誤字脱字報告があればお気軽にどうぞ!


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