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サトシの人生をおもしろくしてくださいっ!!  作者: エロマンガ島の勇者
シーズン2 ファミレス・スカイピーチ編
31/34

弟31話 マジかよW カツ丼決戦!! もう、どうにでもなれ!! ②

 ハクマイは、キャッスル京子を見ながら、

「何を言ってるのか、よくわからん。これで私の『カツ丼』は終わりだ」

 と、言った。


 ハクマイはチン毛大根を見る。


「次はチン毛大根、君の番だ」

 

 ハクマイは言った。

 

「キャッスル京子は、『カツ丼』でイッテしまったんだよ。『絶頂の果ての世界』に!! 俺が『タマゴ焼き』でイッタときと同じだ。また戻ってくるよ」


 チン毛大根は、待機していた中央のテーブル席から、立ち上がる。


 チン毛大根は、『キッチン』へと向かう。


 いよいよか。 


 緊張感が高まる。


 心臓の鼓動が激しくなる。


 チン毛大根は、『キッチン』へと入る!!

 

 『カツ丼』の材料を用意する!!


 あらかじめ揚げておいた、とんかつ。


 タマゴ。


 玉ねぎ。


 ご飯。


 つゆ。


 だしの素。


 醤油。


 みりん。


 砂糖。 


 チン毛大根は、『カツ丼』を作り始める!!

 

 これで『カツ丼』を作るのは2回目。


 1度作ってるから、そんなに時間はかからないだろう。


 どんぶりの中に、ごはんを入れて、その上に作ったカツ煮をのせる!!


 最後に三つ葉を添えて、『カツ丼』が完成した!!


 チン毛大根は、『カツ丼』をおぼんの上にのせる。


 そして、そのまま『キッチン』を出る!!



 チン毛大根は、『カツ丼』をおぼんにのせたまま、中央のテーブル席へと運ぶ。


 キャッスル京子は、『絶頂の果ての世界』から戻ってきていた。


 チン毛大根は、『カツ丼』をテーブルに置く!!


「どうぞ、食べてください」

 

 チン毛大根は言った。


「説明はいいの?」


 キャッスル京子は聞く。


「特にないです。あえて言えば、キャッスル京子さん、あなたの好みには合うんじゃないかなと思ってます」


 チン毛大根は言った。


 ハクマイはため息をつく。


「がっかりだ。それだけとは」

 ハクマイはそう言って、続けて、

「ここでアピールしないで、いつアピールする? 相手に、これは絶対においしいだろうと先入観を持たせること、これはフードバトルでは鉄則だろうが」

 と、言った。


「そうですね。そのとおりだと思います」


 チン毛大根は言った。


「ワシに、勝負を持ち込んできたときの勢いはどうした? 諦めたのか?」


 ハクマイは聞く。


「諦めてはいない。けど、あそこまで、完璧な説明をされれば、諦めたくもなる」


 チン毛大根は言った。


「そうか。どうやら本気でやりすぎたようだ。私の勝ちは決まったようなものだし、素人相手に、大人げなかったことは反省しよう」


 ハクマイは言った。


「とにかく食べてみるね」


 キャッスル京子は、チン毛大根の『カツ丼』を食べ始める!!


「……んっ? これはっ!?」


 キャッスル京子は、ハクマイの『カツ丼』のときと同じように、そのまま一気に勢いよく食べ続けて、あっという間に食べ終えてしまった!!


 こちらも、わずか3分程度で完食!!


 キャッスル京子は、またしても、昇天したかのように、

「あぁぁぁぁぁーーー『カツ丼』と共に天高く昇っていく感覚!! 主演の肉、タマゴ、米、そして、脇役の玉ねぎ、つゆ、だしの素、醤油、みりん、砂糖、みんなが、私を見たこともない世界に連れて行ってくれる!! 私、これから『カツ丼』と共に生きる!!」

 と、言った。


 キャッスル京子は、またしても、『演劇の劇団員』みたいに語り始める!!


「『カツ丼』が光速で進んでいく。どこを目指すの? 私は問いかける。『カツ丼』は私に告げる。目指すは先は、宇宙の銀河の果て、何億光年の先の先、465億光年より先へ『カツ丼』は進まなければならないと」

 と、語り続けて、

「私は聞いてみた。そんな先に進んで、『カツ丼』は何を求めてるの? 『カツ丼』は答えた。『カツ丼』の進化さ。逆に君は『カツ丼』を食べて何を得ようとしてるんだい? 自分の未来? それとも『カツ丼』の未来? 私は答えられなかった。私は『カツ丼』を食べることしかできなかったから」

 と、語り続けて、

「私は、『カツ丼』を味わうことしかできない!! 『カツ丼』は、まだ私の心の中で生きてるの!! ねぇ、つらいよ。返事してよ!! 私を1人にしないでよ!! 私は『カツ丼』と結ばれない運命なの? 会いたいよ、『カツ丼』!! 私は『カツ丼』を食べ続けることしかできないの? 『カツ丼』の考える進化の先に私はいるの? これは、私と『カツ丼』の非恋物語。私はー」

 と、意味不明な『カツ丼』の『演劇』が続いていく!!


 キャッスル京子は、またしても、『カツ丼』がうますぎて、絶頂に達してしまい、頭がおかしくなってしまったみたいだ!!


「またか。ワシのときと同じリアクションではないか」


 ハクマイはあきれる。


「ーと、いうことは、俺とあんたの『カツ丼』は互角ってことだ」


 チン毛大根は言った。


「何を言ってる? ワシと小僧の『カツ丼』が互角なわけないだろう」


 ハクマイは言った。


「それなら、本人にちゃんと聞いて、確かめてみようぜ」


 チン毛大根は、キャッスル京子の目の前に行く。


「おいっ!! 目を覚ませ!! 帰ってこい!!」


 チン毛大根は、キャッスル京子の肩をゆする!!


 キャッスル京子は「ㇵッ」として、『絶頂の果ての世界』から戻ってくる。


「どうだった? 俺の『カツ丼』は? ハクマイと互角か?」


 チン毛大根は聞く。


「うん。互角だと思う」


 キャッスル京子はうなずく。


「なに!?」


 ハクマイは驚く。


 店内がざわつく!!


「本当に互角なのか!? ちょっと確かめさせてもらうぞ」


 ハクマイは、割り箸を持ち、チン毛大根の『カツ丼』を食べる。


「こ、これはー」


 ハクマイは驚く。


「どうだ? 互角か?」


 チン毛大根は聞く。


「小僧、どういうことか、ちゃんと説明しろ!!」


 ハクマイは聞く。


「私も知りたい。説明して」

 

 キャッスル京子も聞く。


 チン毛大根は、自分が料理した『カツ丼』の説明を始める!!


「肉は、ハクマイの『鹿児島県産の黒豚』と肩を並べる肉で、日本最高峰で最高級、生産頭数がとても少ないことから、『幻の豚と呼ばれる金華豚(きんかとん)』です」

 チン毛大根は続けて、

「タマゴも、ハクマイの『日本1の高級タマゴ夢王』と肩を並べるタマゴで、タマゴ職人の高橋さんが、エサや親鶏までこだわり抜いた、『自称・世界1おいしい・たかはしタマゴ』です」

 チン毛大根は続けて、

「米も、ハクマイの『新潟県魚沼産のコシヒカリ』と肩を並べる米で、日本最高峰で最高級、『山形県産のつや姫』です」

 と、説明した!!

 

「なるほど!! ワシの肉やタマゴや米と、肩を並べる食材をぶつけてきたか!! 肉は『幻の豚の金華豚』、タマゴは『たかはしタマゴ』、米は『山形県産つや姫』の組み合わせか!! やるな、小僧!! もちろん、最後はワシが勝つが、おもしろくなってきたではないか!!」


 ハクマイは感心する。 

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