第28話 マジかよW 天使アミムラのめちゃめちゃ展開⑭
チン毛大根は店内時計を見る。
午後12時を少し過ぎてる。
『24時間超絶ブラック労働(しかも無給)』終了まで、残りあと4時間。
ここからは、ランチのピークの時間だ!!
1番忙しくなる!!
「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」
チン毛大根は、このお決まりの言葉と共に、次から次へと客を出迎えていく!!
そして、口が勝手に動いて、乱暴で下品な言葉を浴びせまくる!!
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、クソ野郎」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、生ゴミ野郎」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、チン〇ス野郎」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、ムッツリスケベな女生徒会長。俺はわかってるぜ!! 気持ちいいことが大好きなんだろ? あとで連絡先交換しようぜ。ヘヘヘッ」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、超ドSカップル。これはマジやべぇー!! どっちも攻めまくりで止まらねぇー!! オラッオラッオラッ!! 席へ案内するぜ!! ついてこい!!」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、超ドM純情カップル。30年間付き合って、やっと手をつなげたな。お互い超ドMだから仕方ないか。キスする頃には、寿命で人生終わってそうだな。これは泣ける話だぜ。芥川賞受賞間違いなし!!」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、田舎のイモ野郎。もちろん注文はイモでいいよな? イモ以外は注文受け付けねぇぞ!!」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、都会の夢破れた者達。田舎帰って畑でも耕すか? トラックにひかれて異世界転生するか? どちらにしてもクソ笑えるぜ!!」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、のび太以下野郎」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、団体様ですね? 大学の男女混合サークルですか? 表向きは真面目で、裏ではヤリチンとヤリマンが、発情した猿みたいに交尾しまくってるんですよね? よくあるスケベ猿サークルですよね? 俺、来年入るつもりだぜ!! アソコをぶち込む準備はできてるぜ!! よろしくな、先輩!! オラ、ワクワクしてきたぞ!! ヘヘヘッ」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、前世がダニ、来世もダニで確定してる者よ」
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ、チン毛以下野郎。俺の名前はチン毛大根だ!! 文句あるかぁー?」
チン毛大根が、乱暴で下品な言葉を吐くと同時に、春奈がすぐにやってきて、
「不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません。教育を徹底させますので、どうかお許しください」
と、言って、頭を下げて、フォローしていく。
チン毛大根は、次から次へと出迎えた客を席へと案内する!!
「今日のおススメは、〇〇(料理名)になります」
チン毛大根は、このお決まりの言葉と共に、次から次へとメニューの説明をしていく!!
そして、またしても、口が勝手に動いて、乱暴で下品な言葉を浴びせまくる!!
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、クソ野郎定食になります。おまえにぴったりだろ?」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、生ゴミパスタになります。パスタの上に、生ゴミを綺麗に乗せました。生ゴミ野郎のあなたに、ぴったりですね」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、チン〇ス丼になります。チ〇カス野郎の君には、ぴったりだと思わないかね?」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、ムッツリスケベドリアになります。外見は普通のドリア。でも、ピラフの上にかかっているクリームソースは、俺様が出した白い液体……わかるだろ? まったく、スケベな女生徒会長だぜ。ヘヘヘッ」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、超どSスペシャルランチになります。超特大ボリュームだぜ!! オラッオラッオラッオラッ!! 攻めて攻めて攻めて攻めまくれ!! 食べて食べて食べて食べまくれ!! 割り箸でも紙ナプキンでも、とにかく、なんでも食べまくれ!!」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、超どM激辛キムチランチになります。キムチは、本場の韓国産の激辛地獄キムチ。このドSのような攻めた激辛地獄キムチの辛さは、超ドMなら刺激を受けすぎて、気持ちよすぎるだろ!!」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、田舎のイモになります。イモ野郎のおまえに、ぴったりなイモを用意したぜっ!! よかったな、イモ野郎!!」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、都会の夢破れた者専用、スペシャル・レクイエム・ステーキになります。盛大に祝ってやるよ!! ブザマに夢破れた、おまえのこれからの下降線人生を!! アㇵㇵㇵㇵッ!!」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、特別限定メニューです。その名も、のび太の麺がノビタラーメンです。麺がのびてるから、クソまずいです!! のび太だけに!! おい、コラ、笑えよ。のび太以下野郎」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、スケベ猿サークルのみんなにぴったりな、サクランボバナナパフェですよ。舌でサクランボをペロペロしたり、バナナを口にくわえて音を立てながら、吸うように食べるのが、おススメするイヤラシイ食べ方です!! ヘヘヘッ」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、ダイコンのニモノ(大根の煮物)です。省略して、ダニです!! 前世がダニ、来世もダニ確定のカワイソウなダニ野郎のあなたには、ぴったりですね」
「(口が勝手に動く)今日のおススメは、チン毛入りケーキになります。もちろん、チン毛は俺のチン毛です!!」
また春奈がすぐにやってきて、
「不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません。教育を徹底させますので、どうかお許しください」
と、言って、頭を下げてフォローしていく。
チン毛大根は、次から次へとメニューの注文を受ける!!
チン毛大根は、次から次へと『キッチン』から素早く料理や飲み物を運ぶ!!
チン毛大根は、次から次へと素早く空いた皿を下げていく!!
チン毛大根は、次から次へと追加の注文を受ける!!
チン毛大根は、次から次へと素早くお会計をする!!
チン毛大根は、次から次へと素早くテーブルの後片づけと、席の掃除をする!!
ひと息つく暇もなく、またすぐに客を出迎える!!
とにかく忙しい!!
これが最も忙しいランチのピークタイムかっ!!
これだけ忙しいと余計なことは考えられない!!
ハクマイとの『カツ丼勝負』のことを考えたかったが、そんなこと考えてる余裕はない!!
とにかく、与えられた仕事に集中するしかない!!




