第27話 マジかよW 天使アミムラのめちゃめちゃ展開⑬
出入り口から、プロ野球チームのユニフォームを着た、男3人組が入ってくる。
プロ野球チームのファンだ。
ユニフォームは、『新大阪タイガース』。
1人目は、10代ぐらいの茶髪の男。
2人目は、20代ぐらいの金髪の男。
3人目は、30代ぐらいの黒髪の男。
『新大阪タイガース』のファンは、ガラが悪い。
血の気も多く、喧嘩が絶えない。
とにかく悪いことしか聞かない。
「(口が勝手に動く)いらっしゃいませ。今日は試合の日ですか? 今、36連敗中だっけ? ぶっちぎり最下位で、おめでとうございます」
チン毛大根は出迎える。
「なんだワレ? 喧嘩売っとるんか?」
『新大阪タイガースファン』の10代茶髪男が言った。
「36連敗じゃなくて、37連敗や」
『新大阪タイガースファン』の20代金髪男が言った。
「アㇵㇵㇵッ、おもろいな、ニーチャン」
『新大阪タイガースファン』の30代黒髪男が言った。
「(口が勝手に動く)こちらの席へどうぞ、童貞3名様」
チン毛大根は席を案内する、
「ワレ、殺すぞ」
『新大阪タイガースファン』の10代茶髪男が言った。
「誰が25年間童貞やねん」
『新大阪タイガースファン』の20代金髪男が言った。
「なんでわかったんや?」
『新大阪タイガースファン』の30代黒髪男が言った。
『新大阪タイガースファン』達はテーブル席に着く。
チン毛大根は。すぐに水とおしぼりを持ってくる。
その後、素早くメニュー表を渡す。
「(口が勝手に動く)全員、マグロの目玉でよろしいですか?」
チン毛大根は言った。
「ワレ、表出ろや。しばいたる」
『新大阪タイガースファン』の10代茶髪男が言った。
「なんでマグロの目玉やねん」
『新大阪タイガースファン』の20代金髪男が言った。
「まだメニュー表すら見とらんわ」
『新大阪タイガースファン』の30代黒髪男が言った。
「(口が勝手に動く)では、メニューを10秒で決めてください」
チン毛大根は言った。
「ワレ、ここで死ぬか、外で死ぬか、決めろや」
『新大阪タイガースファン』の10代茶髪男が言った。
「なんで10秒やねん。早すぎるわ」
『新大阪タイガースファン』の20代金髪男が言った。
「(メニュー表を見ながら)えっと、ところてん、イチゴ汁ハンバーグ……なんでやねん!! そんで、イチゴ汁ハンバーグってなんやねん」
『新大阪タイガースファン』の30代黒髪男が言った。
「(口が勝手に動く)また8時間後にお伺いします」
チン毛大根は去って行く。
「ワレ、ぶっ殺して大阪湾に沈めたるわ」
『新大阪タイガースファン』の10代茶髪男が言った。
「なんで8時間後やねん、長すぎるわ」
『新大阪タイガースファン』の20代金髪男が言った。
「わかった。8時間あれば注文決まりそうや。待ってるで」
『新大阪タイガースファン』の30代黒髪男が言った。
30分後。
チン毛大根は、注文を受けに、再び『新大阪タイガースファン』達のテーブル席へと行く。
「(口が勝手に動く)ご注文をお伺いいたします。全員、マグロの目玉でよろしいですか?」
チン毛大根は言った。
「ワレ、血祭りして犬に喰わせたるわ」
『新大阪タイガースファン』の10代茶髪男が言った。
「だから、なんでマグロの目玉やねん!!」
『新大阪タイガースファン』の20代金髪男が言った。
「もう、それでええわ。全員マグロの目玉や」
『新大阪タイガースファン』の30代黒髪男が言った。
チン毛大根は、オーダーハンディ端末(携帯型の注文専用端末)に、マグロの目玉3つと入力する。
間違いがないように注文内容を確認して送信。
注文は『キッチン』へと自動転送。
すぐに『キッチン』から、マグロの目玉3つが提供され、『新大阪タイガースファン』達のテーブル席へと運ぶ。
1時間ほど経過。
『新大阪タイガースファン』達は話し終えた様子。
マグロの目玉も食べ終えてる。
チン毛大根は、『新大阪タイガースファン』達の席に行き、空いた皿を下げる。
『新大阪タイガースファン』達は、会計をするためレジへと行く。
、チン毛大根は、その後をついていく。
『新大阪タイガースファン』達は、伝票をチン毛大根に渡す。
チン毛大根は、伝票から合計金額を計算する。
「(口が勝手に動く)約9円です」
チン毛大根は料金を伝えた。
「ワレ、金とるとはいい度胸じゃのう。無料にせんかい。死にたいんか?」
『新大阪タイガースファン』の10代茶髪男が言った。
「約9円って、どういうことやねん!? 『約』って言葉いらんやろ。キリよく10円でええんちゃう? っていうか、安すぎるやろ!!」
『新大阪タイガースファン』の20代金髪男が言った。
「約9円もするんか。高すぎるわ。ぼったくりやで」
『新大阪タイガースファン』の30代黒髪男が言った。
『新大阪タイガースファン』達は、ぴったり9円支払う。
「(口が勝手に動く)お釣り1000円になります」
チン毛大根は言った。
「ワレ、お釣り渡すとはいい度胸じゃのう。お釣りなんていらんわ。死にたいんか?」
『新大阪タイガースファン』の10代茶髪男が言った。
「なんでやねん!? なんで、ぴったり9円支払って、お釣り1000円になるねん!!」
『新大阪タイガースファン』の20代金髪男が言った。
「9円支払って、お釣り1000円って少なすぎるわ。ぼったくりやで」
『新大阪タイガースファン』の30代黒髪男が言った。
『新大阪タイガースファン』達は出入り口から出る。
「ありがとうございました!!」
チン毛大根は、頭を下げて、『新大阪タイガースファン』達を見送ったのだった……!!




